【感想・ネタバレ】SRO2 死の天使のレビュー

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Posted by ブクログ 2021年07月23日

SROシリーズⅠを読んであまりの面白さにすっかりハマってしまいすぐにⅡを読んでしまった。

FBIのような地域や管轄にとらわれないで事件を捜査できる「広域捜査専任特別調査室」通称SRO。
室長の山根新九郎をはじめとするメンバーはエリートながらも問題を抱えたヒトクセもフタクセもある人間ばかり。
初めて...続きを読むのお手柄で存続の危機とななりつつも次の事件が…。
病院で起こる患者の死亡。医療ミスか?殺人か?
そして噂される死を望むものに訪れる「死の天使」とは…?

今回もおもしろかった~
前回の「ドクター」事件から舞台は本物のドクターのいる病院へ。
謹慎処分、部屋の封鎖、外出禁止処分などで自由に捜査することのできないSROチームがとった次の作戦は…

いや~ハリーったら…やっぱりカッコイイ~
やるときゃやる~って感じ!
でも今回の活躍は富田直次郎さんよね~
もう本当に”体を張った”事件捜査

って、SROのみなさん、1巻ごとに自らの体を張りすぎ!このままでいったら7巻までで全員が病院送りになっちゃうよ~

などと心配しつつも次の巻を読むのが楽しみでしょうがない!

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Posted by ブクログ 2015年11月19日

面白い!!!!!

前回の1に続いて同じ調査室のメンバーが立ち向かうシリアルキラーなんだが、宮部みゆきの模倣犯のように、終始一貫して犯人はわかってる!!

犯人の視点からと捜査現場の視点から、はたまた被害者の視点からといろんな方向からの視点で物語が躍動していくのが、とっても新しい!!!

また、調査...続きを読む室のメンバーのキャラが立ち、読んでて飽きさせない!今回は宗教との連動での犯罪ミステリー2部作!!!!

面白い!面白い!さすが冨樫!!!と、うなる一冊!!!超オススメです!

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Posted by ブクログ 2023年04月17日

富樫さんは歴史ものも書かれているのですが、非常に博識だなと思う。
このSROシリーズも各メンバーが個性的で非常に面白い。
Ⅲを読むのが今から楽しみ。

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Posted by ブクログ 2023年02月27日

警察の広域特別調査室という特別組織の第二弾の作品。
ひとくせもふたくせもあるメンバーが揃っているのに、今回の作品は事件が解決されるまでの話でした。
それはそれで面白かったのですが、所属メンバーに関するエピソードなども期待していたので、そのへんがちょっと残念でした。
でも、面白かったです。

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Posted by ブクログ 2022年08月22日

SROシリーズ2作目。
今作では事務職員の富田課長も活躍!

前作で史上最凶のシリアルキラーを追い詰めたSROチームだが、その行動が問題視され活動自粛を命ぜられる。
周囲からの風当たりも厳しい状況のなか、以前よりもチームが団結して事件の解明や犯人逮捕に挑むのが良い。

ハリーファンとして針谷の出番が...続きを読む少なかったのは悲しいが、終盤のハリーならではの行動には笑ってしまった。
また、チームの役には立てないと後ろ向きだった富田課長も自分の過去と向き合いながら次第にSROメンバーへ信頼も寄せ、チームの一員として任務をやり遂げようと変化していく過程もまた面白い。

今作の犯人もシリアルキラーなんだけれど、前作とはまた違う怖さ。追い詰められた犯人が暴走しだしてSROメンバーや周囲にも危険が及びそうな、一般常識が通用しない犯人相手に立ち向かう終盤はハラハラドキドキ!

SROメンバーそれぞれが自分の持ち味を発揮して活躍していて、今後の活躍も楽しみ。

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Posted by ブクログ 2021年04月02日

マンガを読むような感覚で楽しめた。読み終わった瞬間に3巻を開きたくなる。
リスクと責任のとり方、制約がある中で出来ることで前進する方法、それぞれの強みを生かしたチームワーク、人の命に対してすべきこと、できること、すべきでないこと、運命の有無、などなど、考えさせられることが多い。

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Posted by ブクログ 2020年07月23日

面白かったー。
今回もハラハラドキドキがハンパない。
前作もそうだったけど、ラスト手前のスピード感が好き。
SROメンバーもいい味でてきたし当分はこのシリーズで楽しめそう。

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Posted by ブクログ 2018年05月30日

強く死を願う患者の前に現れて、その願いを叶えてくれる―栃木県・下野東方病院関係者の間でささやかれる「死の天使」の噂。担当患者が亡くなった責任を取らされ、退職を強要された看護師からの投書を調べるうちに、新九郎たちSROは奇妙なことに気付く。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年02月25日

さすがに「やりすぎだろ」とは思いますが、
死が近づいていてどうにも逃れられないと
自分が感じ、苦しくて辛いだけなら私も
「死の天使」に縋るだろうなと。

どう考えても人生は短いなぁ、、なんてことを
感じました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年12月08日

評価は4.

内容(BOOKデーターベース)
強く死を願う患者の前に現れて、その願いを叶えてくれる―栃木県・下野東方病院関係者の間でささやかれる「死の天使」の噂。担当患者が亡くなった責任を取らされ、退職を強要された看護師からの投書を調べるうちに、新九郎たちSROは奇妙なことに気付く。新時代警察小説、...続きを読む待望のシリーズ第二弾。文庫書き下ろし。

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Posted by ブクログ 2016年10月01日

続編がでて、わ、うれしいと思って、読みました。今度は、病院もの。連続殺人を犯す副委員長。ある決められた儀式、方式にのっとり、自らの考え方で人を殺していく。宗教を持っていると強くなれるけど、とんでもない方向に行く例かも。

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Posted by ブクログ 2016年05月12日

1巻よりこっちのほうが面白かったー!!1巻はちょっと身体的な痛みの描写のところぞっとしちゃったからなあ。精神的なもののほうが読める。面白いな〜歪み具合を書くのが上手いというか……シリアルキラーとかサイコパス?定義がよく分かってないけど、そういうキャラクターを出すとき、歪み具合をどうやって現実の日常で...続きを読む隠してるかの描写がいちばん肝だと思う。現実離れしたらその怖さも半減しちゃうし。前回といい今回といい犯人の描写が上手いので、他で気になるところは割と慣れて……いくけど文庫書き下ろしだからなのか誤字っぽいところが1巻にも2巻にもあってちょっと残念。
あとはSROが一向にイメージアップしないのが皮肉でリアルでいいなーと思います。

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Posted by ブクログ 2016年03月02日

「SRO 死の天使」

今度は病院が舞台!
シリアルキラーはなんと敬虔なクリスチャン!

重病患者に対して死とは何かを説いて決して死は怖くない!神様のところに帰るだけと説き、危篤状態になっても患者が治療を拒むように持っていく。

なんとも手間のかかる殺人だけど、これで10年以上年間24人も殺していた...続きを読む

怖いなぁ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年01月03日

富樫倫太郎による広域捜査専任特別調査室SROの活躍を描く第2弾。
前作からそれほど時間が経っていないのに新たな連続殺人の疑惑に迫っていくSRO。今度は医師が相手となる。
本作では殺人を神の御心に従ったまでという認識のもとに、なんの罪悪感も持たずに実行していく相手が出てくる。しかも、普段は非常に優秀か...続きを読むつ冷静に的確に物事を判断できる聖人のような人物というところが空恐ろしい。つまるところ、外見や普段の行動からは相手が連続殺人犯とは見分けにくいということだ。
海外作品ではよくそういった事例を扱うものを見かけるが、日本にはそぐわないのかなあと漠然と思っていた。前作の近藤房子もそうだが、普段とはまるで別の顔を見せる殺人犯に、現実にあり得るのではと思う瞬間が盛り込まれ、しかも、房子は薬剤師、本作では医師という本来人の命を救う役目を果たしている人たちというのがリアルに恐ろしい。
SROの活躍もさることながら、こうしたリアルな設定で現実に起こりうると思わせる展開を用意しているところが、本作の大きな魅力である。

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Posted by ブクログ 2015年06月06日

編曲したキリシタン医師の琥珀が、聖教者としては、先の無い患者を歴代法皇の命日に旅立たせる(ある意味尊厳死)殺人を探り当てるSROの活躍を描く。中々おもろかった。

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Posted by ブクログ 2015年02月04日

神から与えられた使命だと言って、10年間患者を殺し続けるなんて…しかもそれが医者だというのだから、読んでいて腹立たしかった。
宗教にのめり込むのって怖い。

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Posted by ブクログ 2015年01月26日

シリーズ第二弾であります
第一弾で見事に連続殺人鬼を逮捕
無茶で違法な捜査を行った警視庁広域捜査専任特別捜査室の面々は・・・・・・

結果・・以下の処分に

有給扱いの謹慎・・・二名
心の病で入院中・・・一名
外出禁止の管内勤務・・・四名

でもでも
事件は彼らを放っておいてはくれません
ってか
...続きを読むらは事件を放っておかない!!!!!

ある病院で末期の患者たちが本病とは違う原因で死亡している
その病院には死を望む患者たちを神のもとへ送り届ける【死の天使】がいるという・・・・・・・・
事実関係を調査するためにSROは警視庁内で捜査とは無縁の職・・経理畑のベテランである富田を潜入させる
そして、彼に・・・・・・・魔の手が・・・・・・・

次々に現れますね~
『シリアル・キラー』
今回も厄介な相手です
外科医ですから
ある意味、生死のスペシャリストですから

作中でも本人たちが言っていますが
ほんと二時間ドラマような展開であります

今回はSROの描写は抑え気味
舞台となる病院関係諸々のお話が中心で

えーーーーー死んじゃったよ・・・・・・・・あっけない・・・・・
てなシーンもありましたが

ラストシーンは謹慎中の二人も復活して
またもや

ハリー・・・・それ携帯しちゃダメだって言われてるでしょ・・・・・・

今回も楽しかったでーす!!!

パート3は全員揃うかなぁ

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Posted by ブクログ 2013年12月13日

わりと早い段階で読み手側には犯人が分かる…
前作もわりと抵抗なく読めたけれど、今作も抵抗なく読めると思う。
本格ミステリとか、警察もの、とか思いながら読むと物足りないかも…
警察内部のギリギリのやりとりとかにちょっと食傷気味なのでこのくらいがちょうどいい…

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Posted by ブクログ 2022年11月29日

犯人に対してまったく同情ができない。
フィクション作品を読んだだけで一概にどうこう言えないけど、宗教って、1歩間違えると本当に怖いと思った。

そして前作に引き続き、視点のブレがめちゃくちゃ気になった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年05月13日

表現はつたないところあるんだけど、疾走感は、めちゃくちゃあるから読み出すと止まらない。今回は犯人がオープンだから犯人を突き止めるまでの過程が薄くてそこはどうかと思ったけど、シリキラの描写は面白い。

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Posted by ブクログ 2020年12月18日

芝原麗子SRO副室長が最後に「やり甲斐がありすぎるよね、このSROは」とつぶやいているが、シリアルキラーばかり上手い具合に突き止めちゃうよなあ。その辺がちょっとなあと思うが、展開自体はそれなりに緊迫感があった。早くしないと仲間が殺されてしまうというのは、前回もそうだった。今回は、末期の患者を安らかな...続きを読む気持ちにさせて、事故に見せかけて殺してしまう医者がシリアルキラー。キリスト教徒の装いをさせているところがみそ。カトリックの異端審問官を引き合いに出しているが、彼らも案外とシリアルキラーだったりして。いや違うか。

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Posted by ブクログ 2020年04月09日

優秀な頭脳がそろっていて、推理もさえているのに、もう少しスマートに解決できないものかと思う。
結局、力業で押し通すことになり、協力者も殺されるし、犯人に死なれてしまう。
設定と展開にギャップがあり、何かスッキリしなかった。
人物設定に無理があるように思う。

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Posted by ブクログ 2018年10月25日

第1作を読んで面白ったので手に取った。キャストへの愛着があるので思い入れはあったがストーリーはやや単調。早い段階で犯人がわかるので犯人探し以外の盛り上がりやどんでん返しが一つあると良かった。

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Posted by ブクログ 2018年10月16日

治る見込みがなく死を願う患者達を解放する為キリスト教の神の意思と称し代理として十年もの間多くの殺人を犯して来たシリアルキラー琥珀医師が鮮烈。それ以外の面々は個別認識が出来なかったけれど展開は追えた。一冊がぎゅっと一纏まりになっていて冗長にならない。院内の雰囲気が無理なく満ちている。結末が寂しい余韻。

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Posted by ブクログ 2017年12月29日

シリーズ2作。病院で神の名のもとに安楽死を行う医師、題名の通り「死の天使」を追う。 1作のドクターに続くシリアルキラーが不気味。肩ひじ張らず楽しめるが三作以降がどうなるのかちょっと気がかり。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年03月14日

「ドクター事件」でSROは一人の重傷者を出し、二人の謹慎者を出し、他のメンバーも外出を禁止された。
調査室で市民から寄せられた投書を読む毎日だ。
退職した看護師からの投書がすべての始まりだった。
患者が急変し死亡した責任を取らされ退職に追い込まれたという。
医療ミスの疑いもあり看護協会調査課を訪れる...続きを読むが、下野東方病院には何の問題もみあたらない。
直接病院にもあたってみるが、副院長である琥珀の説明で医療ミスは全面否定され、退職した看護師には問題があったことを説明される。
信念を持って殺人を繰り返す犯人。
狂気というよりも、人間ではないもの・・・のような感じがした。
歪んでしまった心は、人として進んではならない方向へと傾き、間違った信念は彼の中では正義として正当化されていく。
読んでいてずっとすっきりしなかった。
正しいことを言っているようにみせかけているけれど、絶対に間違っている。
まるでお菓子の家を囮に子供をさらう魔女のような・・・。
耳障りのいい言葉を弱った心に向けてささやき、死への願望を植えつける。
終盤、山根が「殺人衝動を抑えられないから理由をつけているだけだ」と言っていて、やっとすっきりとした。
結局、自分の中にある「人を殺したい」という欲望に勝てなかった卑怯な犯罪者にすぎない。
SRO1では最後しか活躍の場がなかった富田だが、今回は大活躍をする。
几帳面な彼らしくメモを取りながら、山根の病院側の中継点として見事な動きをみせる。
後半、富田がどうなるのか。嫌な予感がしてハラハラしながら読み進んだ。
それにしてもSRO。
逮捕にあたって毎回人は死ぬし無茶はやるしで、これから大丈夫なのか?と心配になってきた。

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Posted by ブクログ 2016年01月10日

今回は犯人が早い段階で登場し、その内面について深い描写があった点が評価できる。
そのため、読んでいる側としては犯人を追い詰めていくサスペンスの要素が強い読みごたえだ。

今回のシリアルキラーで被害者数が一気に増えたので、シリアルキラーのパワーインフレが起こらないか心配

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Posted by ブクログ 2015年11月06日

シリーズ第2段。
 前作と比べると、なんだか一気にチープな感じが漂い始めてしまったのが難点であるが(メンバー、短期間でキャラ変わり過ぎ)・・・十分に楽しめるエンタテイメント。

 生命をゆだねる医師に、もし悪意があったならば・・・と考えると、ちょっと怖くなった。

 既刊は「6」まであるようなので、...続きを読む機会が会えば続刊も手に取ることにはなりそう。

★3つ、7ポイント。
2015.11.06.古。

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Posted by ブクログ 2015年11月05日

誰もが一度は考えるであろう、尊厳死や安楽死について。これらはその人の宗教観、哲学によってさまざまであるから、難しい。
不治の病だから、ちょっと旅立つのを手伝う、これをしていいものかどうか。意思もなく、心臓しか動いていなくても、旅立つことを手伝っては殺人になる。
当事者になればぐちゃぐちゃになるまで考...続きを読むえるんだろうな。
医師が、勝手にはやってはいかんだろとは思いますがね。
今回のSROも糸口さえつかんでしまえば一気呵成でしたね。

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Posted by ブクログ 2015年06月17日

SROシリーズ第二弾。
ミステリと言うより刑事ものって感じ。
この部署に配属されたら一度はシリアルキラーに襲われないといけないのだろうなぁ。

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Posted by 読むコレ 2013年03月13日

異色の警察小説のシリーズ第2弾。前作の設定や
事件の詳細...薄らしか覚えてないやw。管轄を一切
無視した広域捜査を行う異端部署の鼻つまみ達の
やはり、異色な活躍っぷりはかなりの常識外れの
ほぼ違法捜査w。んなアホなーという突っ込みを
随所に入れたくなりますが、全編を緩やかな
ユーモアで...続きを読むコーティングされているので、その
突っ込みも...まぁ...いいか!と流して、意外と
のめり込んで読んでしまいます。
がっつり硬派でハードな警察小説ファンには
不向きかもしれませんが...自分は好きです。
全く足で情報を得ずに、スレスレアウトな違法捜査と
ネット駆使した調査室内のみで、狡猾に潜んでいた
シリアルキラーを見つけ出すなんて痛快だしw。

割とラストが投げっぱなしなのは残念ですが
これ次作も出るのかなー? それなら許しますw。

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