富樫倫太郎のレビュー一覧
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ネタバレ富樫倫太郎による広域捜査専任特別調査室SROの活躍を描く第2弾。
前作からそれほど時間が経っていないのに新たな連続殺人の疑惑に迫っていくSRO。今度は医師が相手となる。
本作では殺人を神の御心に従ったまでという認識のもとに、なんの罪悪感も持たずに実行していく相手が出てくる。しかも、普段は非常に優秀かつ冷静に的確に物事を判断できる聖人のような人物というところが空恐ろしい。つまるところ、外見や普段の行動からは相手が連続殺人犯とは見分けにくいということだ。
海外作品ではよくそういった事例を扱うものを見かけるが、日本にはそぐわないのかなあと漠然と思っていた。前作の近藤房子もそうだが、普段とはまるで別の -
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ネタバレ富樫倫太郎による広域捜査専任特別調査室SROの活躍を描くシリーズ第一弾。
エリートだが脛に傷を持つメンバーばかりで構成された警視庁広域捜査専任特別調査室SRO。日本のFBIを目指して作られたものの、様々な部署から集められたメンバー間の信頼の醸成はままならない。
一見事件性がなさそうな白骨死体から警察の連携の隙をついた広域連続殺人ではないかという疑いをもち、調査を開始するSROのメンバーたち。その過程で元の部署からのスパイ疑惑や過去の事件の清算など、様々な出来事を通じて少しずつチームとしての結束を強めていく。
出来上がった組織ではなく、組織の出来上がる過程を描きながら、現在の警察の盲点をも指摘し -
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富樫倫太郎の初読み。
特殊な設定でエンタテイメント性重視な警察小説。やっぱり、警察小説は面白い。
巻末解説文によると、もともとは時代小説・歴史小説で活躍してきた人らしいので、そちらもチェックしてみたいと思った。
(続編シリーズが出版されているのは知っているが)いかにも「まだ続くよ~」と思わせる、ホラー(サスペンス?)的な“引き”も、なかなか良い余韻を味わわせてくれた。
★4つ、7ポイント半
2015.10.29.古
リアリティが云々、設定が云々なんてレビューもいくつか見られるが、フィクションのエンタメ作品だという点を分かって読んでいるので個人的には無問題。
ただ、気になったのが -
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シリーズ第五弾であります
近藤房子始動!!
SRO発足以来、最大の敵
過去に二度も死闘を演じた最強シリアルキラー
近藤房子とのバトルの巻です
いやー
こわいですね~
植木ばさみで指をスパスパ
ペンチで爪をメリメリ
画鋲で頬をブスブスと・・・・・・
殺すこと自体に喜びを感じるわけではなく、いたぶる過程に快感・・・・・・・
ん~
惨い
今回は変装に磨きをかけて忍び寄ってきますよ~
そして、彼女が行ってきた数々の事件の全容が明かされて・・・・コレクションが・・・・・
対して、冷静沈着なSRO室長の新九郎
日本警察の最高峰プロファイリングで殺人鬼を追いつめる
しかし、彼にも・・・・・危機迫る! -
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シリーズ第四弾です!(^^)!
楽しかった~!!!!!!!!!!!
今回は宿敵である近藤房子はチラ見程度の登場で新型のシリアルキラーが相手
かつて、家族全員を殺害し蛹化させた恐るべき男の子
矯正教育を受け、社会復帰をした彼・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
人を殺すことに罪悪など感じず、むしろこの行いによって美しく生まれ変わらせることができると心から信じている
静かなるシリアルキラー
悪いことをしているという自覚がないですからねー
SROなど恐いとも感じてないし
まったくもって厄介な相手です
特にSROの一員であるハリーはこの殺人鬼と妙な共通点を感じている・・・・・・ -
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警視庁広域捜査専任特別調査室
通称『SRO』
FBIを見本とした組織で、管轄にとらわれず、広域で独自の捜査を行う部署だ
メンバーは七人、その内五人がキャリアという不可解な集まり
訳ありのメンバーが隠された殺人鬼と対決するシリーズ第三弾
第一弾でSROの活躍により逮捕されたシリアルキラー、近藤房子が脱獄した
『M』という組織が主導したという・・・・・・・
自由の身になった房子はSROへの復讐を試みる
脱獄を手助けした『M』の思惑
『M』を必要に追う中国系ギャング
SROを巻き込み生死を懸けた壮絶な戦いが始まる!!
というお話
興奮ものです♡
房子~!強え~!!恐え~!!!ヒャ~m)゚O゚&