富樫倫太郎のレビュー一覧
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SROシリーズ、8作目。
本シリーズが、シリアルキラーが起こす事件をSROが捜査するという警察小説ではなく、如何にしてシリアルキラーが生まれるかというクライムノベルの方に重点を置くようになっているような気がする。近藤房子が調教師役として新たなシリアルキラーを作り出そうとしているのもあり、もともとそういう趣旨が本シリーズにあったのかもしれないが。
ともかく、今作は結果的に犯人の犯罪行為が完結出来ており、SROとは対決すらなっていなかった。経済動物としての馬の扱いの難しさ、悲惨な現状に対する問題提起はきちんと表現されていたと思うし、その点では興味深く読めたのだが、SROの活躍を期待する側としては -
Posted by ブクログ
シリーズ第6作。振り返ってみると、第1作こそけっこう衝撃的であったものの、以降前作までの記憶は薄い。
(毎回楽しく読めているにも関わらず)
今作中で回想されるエピソードの一つ一つは、回想シーンを読んだなら鮮明に思い出せはしたものの、、、という感じ。
まあでも、四重人格?なかなか愉快な設定で、楽しくエンタテインされつつ読み進められた。
(次作を読む頃にはまた、記憶が薄れてそうだけど(苦笑))
★3つつ、7ポイント。
2019.11.11.古。
※それにしても、「近藤房子」の存在感たるや……。冒頭に少しだけ名前が出てきただけなのに、読書中、終始頭のなかに居座り続けられた。
(四重人格の4 -
Posted by ブクログ
シリーズ第8弾。
前作で結構派手にやらかしたはずの近藤房子の出番は今回ほとんどなく、やはりメンバーと近藤房子との対決を楽しみにしているファンとしては、少し物足りない。
プロローグから北海道の牧場での出来事が描かれ、その10年後の関東近県で起きている乗馬クラブオーナーの連続した変死事件が描かれる。
メインとなる事件と、鑑別所から脱走した房子がどう絡むのか、後半まで一気読みしたが、全く絡みなく終わる。
第1部こそ、SROのメンバーの視点で描かれるが、第2部からは犯人の視線で描かれ、果たしてこの内容がSROに必要だったのか?かなり微妙な内容…
早く近藤房子の続きが読みたい!