富樫倫太郎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
第1作、第2作と酷評しましたが、少しだけ評価を上げます。
本作では、第1作目の犯人がとある理由で逃亡に成功。そこから新たな猟奇殺人が始まるというもの。
私が散々批判した、第1作目に記されていたSRO副室長・芝原の裏の顔も、ようやく3作目にしてストーリーに関連し始めます。
ちょっと違和感があるのは否めませんが。
芝原のパーソナリティと照らし合わせると、些か不自然ではありました。
しかしながらここまで構想されていたのは、発想としてはお見事。すっかりその意外性には驚かされました。
けれどもやはり、文章力はあまりないと思います。小説を読んで得られる満足感はゼロ。ドラマか映画の原作を読んでるような -
Posted by ブクログ
ネタバレスカーフェイスシリーズ、4作目。
うーん、今回は何もかも中途半端だったかな。オペレーターの正体とか、淵神の同居人の女性との関係とか、シリーズ全体を通した展開部分は仕方ないにしても、肝心のメインの事件がただストーリーが流れていくのを追っているだけで、いまいち逃避行の少年少女の心の内が見えてこないし、復讐を誓う父親も半グレの親玉も呆気ない幕切れで終わるし、淵神たちの警察捜査も結局大したことしていないしで、最後まで読んで、あースッキリしたって感じは全く得られなかった。幕切れがあまりにも呆気無さすぎて余韻もないし、もう少し事件の登場人物の背景や心情を描いて欲しかったなぁ。