富樫倫太郎のレビュー一覧

  • 生活安全課0係 バタフライ

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    シリーズ第3弾。今回はプロローグのほか、生活安全課0係の各メンバーを主人公に懐かしい名曲をタイトルにした連作短編5編を収録。

    短編の全体に影を落としているのは、マンションの部屋に投げ込まれた大金事件と動物虐待事件の二つ。各短編には大きな事件は描かれていない。シリーズ第2弾まで端役ながら毎回登場していた近藤房子も登場せず、盛り上がりにも欠け、全体的には今ひとつの作品だった。

    プロローグのほかに『バタフライ』『名前の無い馬』『素直になれなくて』『17才』『青い影』を収録。

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    2016年02月20日
  • SRO3 キラークィーン

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    1巻では近藤房子の心理について書いて欲しいと思ったけど、実際に書かれると何とも言いようもねぇが、共感できない(良いことではある)

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    2016年01月31日
  • 生活安全課0係 ヘッドゲーム

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    201601/シリーズ2作目も面白かったけど、メインの事件が肩透かしというか、そりゃないよ的な真相(私の好みの問題だけど)だったので、そこがちょっと残念。

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    2016年01月30日
  • SRO2 死の天使

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    今回は犯人が早い段階で登場し、その内面について深い描写があった点が評価できる。
    そのため、読んでいる側としては犯人を追い詰めていくサスペンスの要素が強い読みごたえだ。

    今回のシリアルキラーで被害者数が一気に増えたので、シリアルキラーのパワーインフレが起こらないか心配

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    2016年01月10日
  • SRO1 警視庁広域捜査専任特別調査室

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    警視庁に日本版FBIを作ったよーというお話。
    複数の件にまたがって犯行を繰り返すシリアルキラーを追う。

    少数ながら個性的なメンバーが集まったSRO。
    誰もが主役級だが、あえて挙げるなら麗子と新九郎だろう。
    展開が面白いのですらすら読めるが、キャラの背景が弱い。
    麗子にしろ新九郎にしろ、単純に正義感のみで警察になっている。
    警察官になるきっかけとして過去に事件に巻き込まれて、ある種の強迫観念に囚われて事件解決に突き進む方が物語に入り込める。

    そしてそれはシリアルキラーにも言える。
    サイコパスだからとかソシオパスだからだけで片付けて欲しくない。
    なぜ、そうなったのか?
    何を考え、何を感じている

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    2016年01月08日
  • SRO6 四重人格

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    前作までより、パワーダウンした感が拭いきれないな。
    主人公たちが病み上がりだってことだけではなく。。。

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    2015年12月31日
  • 神威の矢(下) - 土方歳三 蝦夷討伐奇譚

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    函館戦争の裏でまさかの西洋妖怪相手の戦いが行われていた、という伝奇モノ。上下巻。

    お馴染みの土方歳三が主人公と銘打ってはいるものの、実際の主人公はアイヌ民族のタリコナに違いない。狼男にゾンビ、日本古来の妖怪・金毛九尾の狐など妖しげな妖怪たちがわんさか出てきて大暴れしているが、話の根幹はそれらの妖怪退治ではなく、アイヌ民族が和人によってどれだけ虐げられていたかということではなかろうか。ストーリーとして意外な組み合わせで、最後まで飽きずに読めたのではあるが、正直なところ、アイヌ民族に対する迫害の歴史は変に伝奇と絡めずにちゃんと読みたいと思ってしまった。伝奇部分もそれなりに面白く読めたのだけれど、

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    2015年12月18日
  • SRO6 四重人格

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    SROシリーズ第6弾。前半は休職中の麗子や尾形の話がメインで進み、後半、やっと事件と対峙するSROメンバーの姿が描かれる。今回の殺人犯は四重人格。人格によって、殺人方法が異なる。そんな犯人に

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    2015年12月15日
  • SRO6 四重人格

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    SROシリーズ、6作目。

    新たなシリアルキラーが登場。四重人格の設定が面白かった。ただ、SROメンバーそれぞれのプライベート問題に関わる描写も少なからず挿まれ、この1巻で今回の事件を描き切るには後半ちょっと駆け足過ぎた気も。あっさり四重人格を見破っていることと言い、山根のプロファイリングの過程をもう少し詳しく読みたかった。ともあれ、SROメンバーのプライベート面も気になる。一見、皆が平穏な方向へ進み始めているように見えるけれど?いずれも、嵐の前の静けさのようで怖い、、、。

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    2015年11月30日
  • SRO6 四重人格

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    漫画見てるみたいで、奥行きがない。そろそろSROシリーズも終了時期?マンネリ化、盛り上がりに欠ける。

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    2015年11月16日
  • SRO2 死の天使

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    シリーズ第2段。
     前作と比べると、なんだか一気にチープな感じが漂い始めてしまったのが難点であるが(メンバー、短期間でキャラ変わり過ぎ)・・・十分に楽しめるエンタテイメント。

     生命をゆだねる医師に、もし悪意があったならば・・・と考えると、ちょっと怖くなった。

     既刊は「6」まであるようなので、機会が会えば続刊も手に取ることにはなりそう。

    ★3つ、7ポイント。
    2015.11.06.古。

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    2015年11月06日
  • SRO2 死の天使

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    誰もが一度は考えるであろう、尊厳死や安楽死について。これらはその人の宗教観、哲学によってさまざまであるから、難しい。
    不治の病だから、ちょっと旅立つのを手伝う、これをしていいものかどうか。意思もなく、心臓しか動いていなくても、旅立つことを手伝っては殺人になる。
    当事者になればぐちゃぐちゃになるまで考えるんだろうな。
    医師が、勝手にはやってはいかんだろとは思いますがね。
    今回のSROも糸口さえつかんでしまえば一気呵成でしたね。

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    2015年11月05日
  • SRO1 警視庁広域捜査専任特別調査室

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    なんか惜しい。だが山根室長の様な上司がいるといいのになぁ。ついて行く!
    他に読むものない時に次作読むかな。

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    2015年10月25日
  • SRO1 警視庁広域捜査専任特別調査室

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    最後には麗子さんのことも嫌じゃなくなったので2巻に進める。犯人が出てきたあたりで気付いたが、昔ドラマで観たように思う。2時間サスペンス?

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    2015年10月09日
  • SRO6 四重人格

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    このシリーズはスピード感があり、楽しく読める。今回の新九郎の推理は面白かった。ただ、最後の逮捕のシーンが、犯人が強力だっただけに、あっさりしていて残念だった。

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    2015年10月02日
  • SRO2 死の天使

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    SROシリーズ第二弾。
    ミステリと言うより刑事ものって感じ。
    この部署に配属されたら一度はシリアルキラーに襲われないといけないのだろうなぁ。

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    2015年06月17日
  • 箱館売ります(下) - 土方歳三 蝦夷血風録

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    蝦夷政府の土方歳三と、新政府側の遊撃隊が協力してロシアの北海道の植民地化の陰謀を打ち砕く。その戦闘シーンの描写はとても臨場感溢れ、一気に読めた。そして、大鳥圭介がフランス流の兵術を忠実に実行できるが、臨機応変な対応ができず、そもそも戦場での人の心の動きを理解出来ていないところに脆さがある点、その点をカバーして土方歳三に挑む榎本武揚(そのときには土方と戦っているとは知らないが)が格好良い。

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    2015年06月14日
  • 箱館売ります(上) - 土方歳三 蝦夷血風録

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    明治維新時に榎本武揚率いる旧幕府軍が函館を統治したときの物語。どこまで史実かを知らないが、ロシアが北海道の植民地化しようと画策している。しかし、蝦夷共和国はその企みをまだ知らず、土地300万坪を99年間貸す契約を結ぼうとしている。下巻でその契約を潰せるか、どんな手を使っていくのか楽しみである。

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    2015年06月14日
  • 闇夜の鴉

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    全1巻。
    「闇の獄」の続篇。

    うーん。
    シリーズ化するっぽいので評価は保留。
    今作に限って言うとあんまり。

    前作でシリーズ化に期待していたけど、
    前作で興味深かった主人公の葛藤とか、
    今後が気になる道連れキャラとか、
    あっさり切り捨てられててちょっとがっかり。
    前作はまだ光るものがあったけど、
    今作は凡作って印象。

    まあ、シリーズとしての出来に期待。

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    2015年05月07日
  • 箱館売ります(下) - 土方歳三 蝦夷血風録

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    戊辰戦争時、プロシア人の函館の開墾地の借り受けにおける外交事件。架空の出来事と思ったら実際の事件です。
    土方歳三メインの作品とはいえないので副題が?と思いますが、この時代のあまり知られていないけど危険だった事件を書いたものと思えば、なかなかスリリングでした。

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    2015年02月02日