富樫倫太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シリーズ3作目です。
本作品では、
生活安全課0係「何でも相談室」の面々、
一人ひとりにフォーカスした短編集でしたが…、
2つの事件を縦軸(時間軸)にしていたために、
章が改まる毎に、時間が巻き戻ってしまぅので、
事件を追おぅとすると、ちと大変でした…。
また、
面々一人ひとりのお話に、文章が割かれた分、
事件に係る文章量がとても少なくなったため、
2つの事件とも、パッとしなぃ感じで終わり…。
(何でも相談室らしぃと言えば、そぅですが…)
短編に分けなぃで、1本の時間軸の中で、
何でもなぃ煩雑な事件に悩殺される、
何でも相談室の面々の何でもなぃ日常を、
ふつぅな雰囲気で描いた番外編的な -
Posted by ブクログ
警視庁に日本版FBIを作ったよーというお話。
複数の件にまたがって犯行を繰り返すシリアルキラーを追う。
少数ながら個性的なメンバーが集まったSRO。
誰もが主役級だが、あえて挙げるなら麗子と新九郎だろう。
展開が面白いのですらすら読めるが、キャラの背景が弱い。
麗子にしろ新九郎にしろ、単純に正義感のみで警察になっている。
警察官になるきっかけとして過去に事件に巻き込まれて、ある種の強迫観念に囚われて事件解決に突き進む方が物語に入り込める。
そしてそれはシリアルキラーにも言える。
サイコパスだからとかソシオパスだからだけで片付けて欲しくない。
なぜ、そうなったのか?
何を考え、何を感じている -
Posted by ブクログ
函館戦争の裏でまさかの西洋妖怪相手の戦いが行われていた、という伝奇モノ。上下巻。
お馴染みの土方歳三が主人公と銘打ってはいるものの、実際の主人公はアイヌ民族のタリコナに違いない。狼男にゾンビ、日本古来の妖怪・金毛九尾の狐など妖しげな妖怪たちがわんさか出てきて大暴れしているが、話の根幹はそれらの妖怪退治ではなく、アイヌ民族が和人によってどれだけ虐げられていたかということではなかろうか。ストーリーとして意外な組み合わせで、最後まで飽きずに読めたのではあるが、正直なところ、アイヌ民族に対する迫害の歴史は変に伝奇と絡めずにちゃんと読みたいと思ってしまった。伝奇部分もそれなりに面白く読めたのだけれど、