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Posted by ブクログ
函館戦争の裏でまさかの西洋妖怪相手の戦いが行われていた、という伝奇モノ。上下巻。
お馴染みの土方歳三が主人公と銘打ってはいるものの、実際の主人公はアイヌ民族のタリコナに違いない。狼男にゾンビ、日本古来の妖怪・金毛九尾の狐など妖しげな妖怪たちがわんさか出てきて大暴れしているが、話の根幹はそれらの妖怪退治ではなく、アイヌ民族が和人によってどれだけ虐げられていたかということではなかろうか。ストーリーとして意外な組み合わせで、最後まで飽きずに読めたのではあるが、正直なところ、アイヌ民族に対する迫害の歴史は変に伝奇と絡めずにちゃんと読みたいと思ってしまった。伝奇部分もそれなりに面白く読めたのだけれど、この手の話なら高橋克彦センセーの方が断然上手だし、、、。函館戦争時の土方や西洋各国とアイヌ民族を繋げたかったのは分かるけど、そこに妖怪モノをくっつけるのはちょっと無理があったのでは、、、と思った。
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小説・文芸
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