富樫倫太郎のレビュー一覧

  • 信長の二十四時間

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本能寺の変の黒幕は誰かに焦点が当てられ、信長が主役かと思ったら、信長の性格が怖いだけでその恐れから周りはビクビクしながら信長に仕えている。
    疑心暗鬼の信長を逆手にとって朝廷と配下の忍びが信長を殺そうと企むのは全ての土地を天皇に還し、信長が後ろ盾となり支配者になろうという目論見を阻止するため、光秀や秀吉を巻き込む。
    秀吉の策略で光秀が謀叛とされ、光秀があたふたしている間に秀吉にやられてしまう。
    信長の死体がなかったのは信長の忍びに助けられ地下に匿うが信長の忍びも天皇の配下で忍びの里に連れられ奴隷として一生を過ごすという話で、信長の最期はこんなんでいいのかって思ってしまう。

    途中までは緊迫した状

    0
    2019年05月03日
  • 生活安全課0係 エンジェルダスター

    Posted by ブクログ

    シリーズ第5弾。
    相変わらずのKY冬彦の暴走で、警察の仕事か?というような案件を生活安全課で引き受けることに。
    過去からのハガキや孫が帰ってこない、ゴミ捨て問題などなど…
    だけど、冬彦が係わるとこれが事件に発展?!
    冬彦ならでは対応や行動が、毎回なんともいえず楽しみ。

    2019.3.13

    0
    2019年03月14日
  • SRO episode0 房子という女

    Posted by ブクログ

    過去の作品を読んでいれば感情移入できるし、シリアルキラーができあがっていく過程を楽しめる。ストーリー自体はあまり抑揚のない独白形式なのでスピンオフ作品として割り切って読むのが良い

    0
    2019年03月07日
  • 信玄の軍配者(下)

    Posted by ブクログ

    軍配者シリーズ第2弾 そうだった信玄の軍師は確かに身体に障害みたいのがあった記憶はうっすらとあった。これもなかなか良かった。しかし早雲の軍配者に比べるとやはりインパクトは下がっていくのは仕方ないか。

    0
    2019年01月09日
  • 謙信の軍配者(下)

    Posted by ブクログ

    信玄の軍配者の続き、謙信軍配者のタイトルがついているが引き続き山本勘助が中心、著者も勘助のキャラが気に入ったと見える。足利学校3部作の3作目。今まで謙信好評価寄りの書物を読んできたのもあるが、本作は一歩引いてみているので、異なる視点も感心。なるほど、戦国時代前半はこの3人が活躍していたのだなぁ。
    3人の軍配者の友情も心にくる。著者の力を改めて認識、他の作品も読んでみたい。

    0
    2019年01月07日
  • 謙信の軍配者(上)

    Posted by ブクログ

     かつて扇谷上杉家の軍配者であった曽我冬之助は、小田井原の戦いで四郎左の助けで越後へ落ち延びた。
     越後の長尾家は内乱が治まり、景虎が国を治めていた。
     景虎には神がかり的な戦の才覚がある一方、権威には弱く金もないのに上洛を夢見て、全く政には関心のない両面があった。

     そんな折、関東管領の山内上杉家に上洛の口添えをすると唆され、さらには武田家に敗れて越後に落ち延びた村上氏からは北信濃での助力を頼まれ義憤に燃える。
     そしてついに、長尾景虎が動く。

     第五回にわたって上杉と武田の間で行われた川中島の戦いの幕開けである。
     下巻に続く。

    0
    2018年11月29日
  • SRO3 キラークィーン

    Posted by ブクログ

    好きなシリーズなので3作目。やはりというかあの人物が再登場した。この先も苦しめてくれそうな予感。思ったよりも生々しい描写が多くて驚いたが懲りずに自作も読んでしまうのだろう。

    0
    2018年11月12日
  • SRO2 死の天使

    Posted by ブクログ

    第1作を読んで面白ったので手に取った。キャストへの愛着があるので思い入れはあったがストーリーはやや単調。早い段階で犯人がわかるので犯人探し以外の盛り上がりやどんでん返しが一つあると良かった。

    0
    2018年10月25日
  • SRO2 死の天使

    Posted by ブクログ

    治る見込みがなく死を願う患者達を解放する為キリスト教の神の意思と称し代理として十年もの間多くの殺人を犯して来たシリアルキラー琥珀医師が鮮烈。それ以外の面々は個別認識が出来なかったけれど展開は追えた。一冊がぎゅっと一纏まりになっていて冗長にならない。院内の雰囲気が無理なく満ちている。結末が寂しい余韻。

    0
    2018年10月16日
  • 生活安全課0係 エンジェルダスター

    Posted by ブクログ

    霧が掛かりながらも孫を溺愛する祖母が訴える青年の失踪、誤っていじめ加害者と取れる記事を書き女生徒を自殺に追いやってしまい父親から娘が生まれたら殺すと凄まれた新聞記者への悪質な悪戯的年賀状からの消えた赤ん坊。遺体の在処が予想通りで意外性がなかった。安定の冬彦らにするすると読み進めたけれど何となく薄味。

    0
    2018年10月14日
  • SRO1 警視庁広域捜査専任特別調査室

    Posted by ブクログ

    キャリアばかりの新設SROの面々と白骨死体と長年積み重ねて来た犯人であるドクター。汚部屋に住みオンオフが激しく精神科通院歴のある麗子は表紙的に主人公かと思いきや活躍は薄め。登場人物の把握が追い付き辛く、終盤の仲間の危機や肉厚な犯人でやっと入り込めた。射殺経験の多い針谷は持ち歩きすぎ的。BOSSを連想した。

    0
    2018年10月13日
  • 生活安全課0係 バタフライ

    Posted by ブクログ

    婚活を始めた靖子、乗馬を始めた高虎、女装を始めた樋村、ペットショップで恋をした係長、養護施設に移った経緯を思い出す理沙子の0係のそれぞれの日々と、新聞口から投函された大金と虹色に染められた野良猫の事件に立ち会うことによる重なりにわくわくした。高虎と係長にほっこりして、樋村と理沙子にしんみりした。

    0
    2018年10月13日
  • 生活安全課0係 ファイヤーボール

    Posted by ブクログ

    生活安全課に突如誕生した何でも相談室へ科警研から異動して来た、正直なあまり無礼千万でマイペースなキャリアの冬彦警部と、放火や迷子の地域密着な事件。心理学が興味深く、それを活かし鋭い観察眼で動く優秀な冬彦が頼もしい。空気を読み飲み込むこと等が出来ないながら人に左右されない様は勇気付けられるようだった。

    0
    2018年10月13日
  • スカーフェイス 警視庁特別捜査第三係・淵神律子

    Posted by ブクログ

    破天荒な女性刑事が過去の遺恨を抱えながら宿敵を追跡していく。
    ほぼアルコール依存症だが看護師である同居人と支え合いつつ生活していく様子がなんとも痛ましい。
    最初の派手さが終盤まで続けば楽しめた気がするが、異動になってからはなりをひそめてしまい、事件の捜査も淡々と進むので少々残念。
    一番最後に黒幕が登場し、次巻につづくみたいな終わり方も個人的には好きではない。

    1
    2018年10月07日
  • 生活安全課0係 エンジェルダスター

    Posted by ブクログ

    富樫作品は今回初めて。何となく先が読めてしまったけど、最後はそうなるかぁと思いました。一作目を読んでみたいと思いました。

    0
    2018年08月22日
  • 風の如く 高杉晋作篇

    Posted by ブクログ

    シリーズ物ではあるが、吉田松陰篇、久坂玄瑞篇を飛ばしてこちらを読む。脱藩により野山の獄に入牢中、八・一八の政変が起こるあたりから始まる。この高杉晋作はイマイチ格好良さが足りないなぁ…と思っていたら、風倉平九郎という青年にスポットを当てた小説だったからでした。それでも、功山寺決起から俗論派から政権を取り戻すまでの過程が面白かったです。

    0
    2018年08月01日
  • SRO1 警視庁広域捜査専任特別調査室

    Posted by ブクログ

    リンカーンライムとかカミーユシリーズみたいな海外警察ドラマのような感じ。
    主人公の女刑事が才色兼備のキャリアウーマンじゃないとこがいい。美人で賢いけれど、弱さや欠点を持ってる。

    0
    2018年07月30日
  • 生活安全課0係 バタフライ

    Posted by ブクログ

    シリーズ第3弾。
    相変わらず空気が読めない冬彦警部が、空気読めない感を出しつつも、いつもと同じ鋭い観察眼で事件を解決。
    今回は同僚刑事の私生活まで盛り込まれ、なかなか面白かった。

    2018.6.2

    0
    2018年06月03日
  • SRO5 ボディーファーム

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    完結・・・

    なのか???

    古本屋で「全5冊+1(番外編)セット」とか見かけたことあるけれど・・・。

    ようやく逮捕したとはいえ

    近藤房子は死んでないし、、、
    第二・第三の「ファーム」があるかのような捨て台詞が吐かれるし、、、
    尾形もなんだか面倒な事態になっちゃってるし、、、


    続編あるなら、読まねばね。

    ★3つ、7ポイント。
    20180528

    0
    2018年05月29日
  • 決戦!大坂城

    Posted by ブクログ

    このシリーズは間違いがないと思う。
    例えばこの「決戦! 大阪城」で言えば、秀頼、淀殿、真田信繁は知っていてもその他については全くと言っていいほど知らなかった。何万人もの人々がこの戦いに絡んでおり、その何万人ものストーリーがあるのだとも思った。
    一般的の史実を分かっているとフィクションの部分も楽しめて面白みも感じる。

    0
    2018年05月15日