富樫倫太郎のレビュー一覧
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シリーズ3作目です。
本作品では、
生活安全課0係「何でも相談室」の面々、
一人ひとりにフォーカスした短編集でしたが…、
2つの事件を縦軸(時間軸)にしていたために、
章が改まる毎に、時間が巻き戻ってしまぅので、
事件を追おぅとすると、ちと大変でした…。
また、
面々一人ひとりのお話に、文章が...続きを読むPosted by ブクログ -
個性的な登場人物たち。今後の展開が楽しみ♪
あらすじ(背表紙より)
杉並中央署生活安全課に突如誕生した「何でも相談室」。通称0係。署内の役立たずが集まる島流し部署だ。そこへ科警研から異動してきたキャリアの小早川冬彦警部。マイペースで、無礼千万な男だが知識と観察眼で人の心を次々と読みとっていく。そんな...続きを読むPosted by ブクログ -
201602/歌のタイトルを各章に、登場人物個々にスポットをあてた連作短編集。やや読者サービス寄りにキャラ性をメインにしてるせいか、事件パートは既刊二作に比べ物足りない感はあるけど、面白かった。Posted by ブクログ
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201601/シリーズ2作目も面白かったけど、メインの事件が肩透かしというか、そりゃないよ的な真相(私の好みの問題だけど)だったので、そこがちょっと残念。Posted by ブクログ
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今回は犯人が早い段階で登場し、その内面について深い描写があった点が評価できる。
そのため、読んでいる側としては犯人を追い詰めていくサスペンスの要素が強い読みごたえだ。
今回のシリアルキラーで被害者数が一気に増えたので、シリアルキラーのパワーインフレが起こらないか心配Posted by ブクログ -
警視庁に日本版FBIを作ったよーというお話。
複数の件にまたがって犯行を繰り返すシリアルキラーを追う。
少数ながら個性的なメンバーが集まったSRO。
誰もが主役級だが、あえて挙げるなら麗子と新九郎だろう。
展開が面白いのですらすら読めるが、キャラの背景が弱い。
麗子にしろ新九郎にしろ、単純に正義感...続きを読むPosted by ブクログ -
函館戦争の裏でまさかの西洋妖怪相手の戦いが行われていた、という伝奇モノ。上下巻。
お馴染みの土方歳三が主人公と銘打ってはいるものの、実際の主人公はアイヌ民族のタリコナに違いない。狼男にゾンビ、日本古来の妖怪・金毛九尾の狐など妖しげな妖怪たちがわんさか出てきて大暴れしているが、話の根幹はそれらの妖怪...続きを読むPosted by ブクログ -
SROシリーズ第6弾。前半は休職中の麗子や尾形の話がメインで進み、後半、やっと事件と対峙するSROメンバーの姿が描かれる。今回の殺人犯は四重人格。人格によって、殺人方法が異なる。そんな犯人にPosted by ブクログ
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最後には麗子さんのことも嫌じゃなくなったので2巻に進める。犯人が出てきたあたりで気付いたが、昔ドラマで観たように思う。2時間サスペンス?Posted by ブクログ
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このシリーズはスピード感があり、楽しく読める。今回の新九郎の推理は面白かった。ただ、最後の逮捕のシーンが、犯人が強力だっただけに、あっさりしていて残念だった。Posted by ブクログ