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Posted by ブクログ
北条の風魔小太郎、武田の山本勘助、上杉の曽我冬之助。
足利学校で学んだ青年時代の誓い、戦場で軍配者として相まみえることに人生をかけた三人の軍配者たちの物語、ここに完結。
長尾と武田の小競り合いは続いていた。
景虎が京に上洛し、正式に関東管領として任ぜられると、上杉を名乗るべく鶴岡八幡宮を目指す。
関東土豪の数を合わせ、十万の兵を引き連れて関東から相模へを向かう先には北条の小田原があった。
一方、武田は景虎不在の隙を縫い、信濃守護の名のもとに北信濃内に残る越後勢の城、砦を落としていった。
そして長尾が信濃に打ち込んだ最大の楔、飯山城に軍を進めると、景虎は小田原を放棄して越後に戻ってきた。
上杉と武田の戦いのクライマックスにして戦国最大の合戦、四回目の川中島の戦いの幕が上がる。
人は必ず死ぬ。
死が近くにあった時代、確かに人の命は軽かった。
しかし、自らの命を燃やすために日々懸命に生きていた。
そして、死して世に何かを残せるか。
三人の目を通しての戦国時代の生きざまが描かれた。
Posted by ブクログ
【上巻と同じ】「信長の野望」や「軍師官兵衛」による歴史熱再燃で、本屋にてジャケ買い。
後で知ったのですが、北条家、武田家、そして上杉家という三家の物語の三部作目だったのですね。最終作から読んでしまって少し残念でした。
題名こそ「謙信の軍配者」とあり、宇佐見定行が主人公のように思いましたが、実際は武田家の軍師・山本勘助が話の中心です。
人物描写もはっきりしていて生き生きとしており、ストーリーも変化に富んで、どんどん引き込まれていきます。
特にクライマックスの第4次川中島の戦いの描写は、臨場感もあって素晴らしかったです。勘助の死も、ある意味淡々と描かれているのですが、むしろその方がリアルなのだろうと思わされました。
惜しむらくは、表題にあるような「軍配者」の軍法が描かれる場面がそう多くはなかった点でしょうか。
とはいえ、読み応えもあって、なかなかよかったです。
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小説・文芸
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