【感想・ネタバレ】闇の獄(下)のレビュー

あらすじ

山村検校のもと暗殺をこなす新之助の前に突如現れた謎の女・お秀。その正体は、新之助らの押し込み強盗がきっかけで顔を潰されてしまった女中「お袖」だった。彼女を哀れむ新之助は、自らを慕う孤児の健吾・お千代と四人で暮らすため闇社会から足を洗うことを決意。山村検校が放つ刺客達を倒し、幸福を掴むことができるのか。

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この人自身も悲惨な目に遭い、仲間の芳一という人も悲惨な目に遭ってきたのに、何気にいい人だったな。自分の命を犠牲にしてまで、新一を逃がしてくれて。あと三郎左も。ずっと追いかけてた相手なのに逃がしてやるとかさ。
この人の作品はどれも面白くて、思わず夢中になって読んでしまいます。

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2019年11月20日

Posted by ブクログ

盗賊仲間に裏切られて死んだはずの男は、座頭組織の長に拾われて、暗殺者として裏社会に生きることに。
文庫、上下巻。

江戸モノ暗黒時代小説。軍配者シリーズのような爽やか時代小説もいいけど、この方の暗黒時代小説も好き。結構なグロい描写もあるけど、、、。でも、新之助が新一という座頭として生まれ変わり、殺し屋稼業に身を置かされながら、逆に人間としての情とか、家族の温もりとかを取り戻していく姿は泣きそうだったし、格好良かった。スピーディーな展開で、上下巻一気読み必至。最後まで面白かった。続編「闇夜の鴉」があるみたいで、嬉しい。この続きが読みたい。

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2015年05月18日

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