富樫倫太郎のレビュー一覧

  • SRO1 警視庁広域捜査専任特別調査室

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    たった7名で構成されているSRO(Special Research Office for Extensive Investigations)。
    警視長1名、警視正2名、警視1名、警部1名、そして会計などを扱う事務職2名。
    アンバランスな人員が配置されている部署だ。
    それぞれが裏事情をかかえている。
    ある者は出世と引き換えにスパイ行為を強要されている。
    ある者は自らスパイ行為を引き受けている。
    ある者は不祥事を起こして隔離されるようの移動させられた。
    ある者は監視対象として新設部署に押し込められた。
    互いに反発しあい、不協和音を奏でながら「ドクター」と呼ばれる連続殺人犯を追っていく。
    白骨となって発見された遺体は、治療痕が残る歯は抜かれ指は切断されている。
    そして、なぜか石灰が遺体にはかけられていた。
    わずかな手がかりをもとに、徐々に真犯人に迫っていくSRO。
    序盤ではあれほどバラバラだったメンバーが、いつの間にか「ドクター逮捕」に向かってひとつになっていく。
    広域捜査をする権利を獲得し、県警や所轄に縛られず自由に捜査できる。
    そして、SROに対する確固たる後ろ盾の存在。
    これらによって初めて可能になったSROの捜査は、犯罪を食い止めるために動き出す。
    ラストに訪れる犯人との対峙は緊張感あふれるものだった。
    シリアルキラーというのはこんな人なんだろうか?と、妙なリアル感とともに怖さを感じた。
    警察内部の内紛や足の引っ張り合いなども描かれ、犯罪を捜査する・・・そのことの難しさも伝わってきた。
    はたして次の作品ではどんな事件に遭遇するのか。
    楽しみである。

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    2017年03月14日
  • SRO4 黒い羊

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    シリーズ第4段。

    今作の事件とその解決は、まあ、置いておくとして・・・。

    ※法務省役員と医療少年院医官の言動、フリージャーナリストの振る舞い・・・と、(作中の)現実とのギャップは、筆者から現代社会への痛烈な皮肉か?

    注:十分に楽しめるエンタテイメントだった。

    シリーズ全体の物語の行方に、心を奪われ始めてる。
    近藤房子の行方。
    坊屋刑事の決心。
    心に傷を受けたメンバーの未来。
    「黒い羊」を飼っていると自覚した針谷の行く末は?

    既刊の残りはたしか、「Ⅴ」と「〇(ゼロ)」だけだったような記憶が・・・。

    果たしてどこまで続くのやら。

    ★4つ、8ポイント。
    2016.11.21.古。

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    2016年11月21日
  • SRO5 ボディーファーム

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    再登場。房子さん。出てきてくれました。
    見えていても、見えないものがあるかあ。なるほどー。いい推理でした。
    顔中に画びょうを刺されちゃった麗子さん。
    強気にでれば、ひるむこともあるか。
    なかなかの反撃ぶりでした。

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    2016年10月07日
  • SRO4 黒い羊

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    どんなに白い羊でも黒い羊が生まれるか。
    犯罪を犯す人には、暗い過去がある。
    家族というものを知らずに育った少年は、、。人の趣味や嗜好というのは、SROシリーズを読んでいると変わらないと思える。

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    2016年10月07日
  • SRO episode0 房子という女

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    房子さん、、昔から悪だったのね。
    というか、悪いことをしているって本当に意識がなくやっていて、自分にのって、嫌なものを消すにはどうしたらいいのかってことが中心のような気がした。
    ここまで徹底して自分主義でいるってすごいかもしれない。
    まだ、続きが出そうな予感。

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    2016年10月07日
  • SRO6 四重人格

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    今のところ、最新作。4重人格のうち、1番目と2番目が主役。ちょっと3,4番目の人格は、あまり表立ってこないので、やりすぎのような気がする。
    ただ、6冊目にて、SRO捜査室のみんなの私生活の悩みが少しずつ、ほぐされていくのがうれしく思えた。

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    2016年10月07日
  • SRO3 キラークィーン

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    房子復活!というか、いやーー、しぶとい。このおばさん。考え方というか非情さがすごく、でてる。
    今後もこの人が登場するみたいなので、続々です。
    途中、あまりに壮絶で、読み飛ばし、再読してしまいました。
    またまた、SROに犠牲者がでて、、、

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    2016年10月01日
  • SRO2 死の天使

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    続編がでて、わ、うれしいと思って、読みました。今度は、病院もの。連続殺人を犯す副委員長。ある決められた儀式、方式にのっとり、自らの考え方で人を殺していく。宗教を持っていると強くなれるけど、とんでもない方向に行く例かも。

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    2016年10月01日
  • 生活安全課0係 バタフライ

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    ネタバレ

    面白くて読みやすいが
    内容が中だるみしているか?

    このシリーズは
    軽い事件が絡み合って
    同時に進行して、
    そして、同時に解決するので
    後味はスッキリである。

    今回は投げ込まれるお金の謎と
    いたずらされる猫の話。

    猫が水彩絵の具でオーバーザレインボーを
    唄う謎の男に七色にいたずらされる。
    この発案が何とも微笑ましい。
    (1匹だけ死んじゃうんだけど・・・)

    全体を通して
    リアルな殺しの話では無いのが
    安心して読める理由だろう。

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    2016年09月12日
  • 生活安全課0係 バタフライ

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    シリーズ3作目。
    小早川警視をはじめ相変わらずのキャラで楽しく読めます。
    脇役の人々のプライベートが暴かれるので、必読でしょう。
    4作目読みたいです。

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    2016年07月18日
  • SRO episode0 房子という女

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    面白くて一気に読んだ。やっぱり近藤房子は桁ハズレと言うか別格だわー。本編ではダンナは房子に引きずられて みたいなイメージだったけど これを読むとイメージ変わる。この妻にして このダンナありって感じ。似合いの夫婦。

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    2018年01月14日
  • 生活安全課0係 ヘッドゲーム

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    KY刑事とはよく言った。本当にこんな刑事はいないと思うけど。0課の面々は相変わらず。
    前作の逃がした犯人の話も出てくる。
    今回の敵は強敵。捕まえられるのか。
    一気読みでした。続きも楽しみ。

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    2016年05月28日
  • SRO5 ボディーファーム

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    だいぶ近藤房子のことも追ってきたな〜麗子さんが痛々しい………麗子さんを痛めつけるあたり作者も良い意味で容赦ないよなと思いました。やっぱりどんどん続きが読みたくなる。ハリーが好きです。

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    2016年05月17日
  • SRO3 キラークィーン

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    面白かった。このシリーズ読み進めて行くとシリアルキラーが当たり前になってきて、そんな思考も考えてみたらぞっとするけどそれも作者の狙いのような気もする。

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    2016年05月14日
  • SRO2 死の天使

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    1巻よりこっちのほうが面白かったー!!1巻はちょっと身体的な痛みの描写のところぞっとしちゃったからなあ。精神的なもののほうが読める。面白いな〜歪み具合を書くのが上手いというか……シリアルキラーとかサイコパス?定義がよく分かってないけど、そういうキャラクターを出すとき、歪み具合をどうやって現実の日常で隠してるかの描写がいちばん肝だと思う。現実離れしたらその怖さも半減しちゃうし。前回といい今回といい犯人の描写が上手いので、他で気になるところは割と慣れて……いくけど文庫書き下ろしだからなのか誤字っぽいところが1巻にも2巻にもあってちょっと残念。
    あとはSROが一向にイメージアップしないのが皮肉でリアルでいいなーと思います。

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    2016年05月12日
  • SRO6 四重人格

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    ネタバレ

    富樫綸太郎による広域捜査専門集団の活躍を描くシリーズ第6弾。
    タイトルにあるように、本作は多重人格の登場人物が存在する。その人格も当初はA、Bなど記号で、やがてその特徴を表した呼び名で、最終的には判明している人物の名前で呼び表され、読み進めるにしたがってその人物の詳細が露わになる構造となっている。
    SROのメンバーの周りの人間関係もさらに複雑化する。新九郎と花子がいい雰囲気になってきたかと思いきや、そこに割り込んだ人物に花子の気持ちが傾いていったり、麗子を心配する人物と少しいい雰囲気になったかと思うと1人に戻った麗子からは彼の存在はなかったかのごとく軽いものになったり。
    本シリーズがどこまで続いていくのかわからないが、こうも複雑化しすぎるとシリーズが中途半端に途切れてしまう懸念を抱いてしまう。もちろん、物語の中では時間が1年と経っていないため、あまりアッサリとまとまったらおかしいだろうが、あまりに登場人物たちが幸せそうでないのが気にかかる。

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    2016年04月27日
  • SRO5 ボディーファーム

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    ネタバレ

    富樫綸太郎による広域捜査専門集団の活躍を描くシリーズ第5弾。
    本作でついに近藤房子との対決にようやく一区切りがつく。そこにいたるまでの房子とSROの面々との駆け引きが実に面白い。
    副室長の麗子は房子に襲われた時の記憶からPTSDに近い症状を発症しており、時折精神的に耐えられなくなる。木戸沙織は房子に襲われた時の衝撃からなかなか立ち直れない。さらに尾形の家庭の事情も深刻さを増しており、SROはある意味満身創痍の状況で房子と対峙せざるをえない。
    そんな中、坊屋久美子がSROに異動してきて、一課との摩擦は増えるがSROとしては戦力ダウンをある程度補え、しかも目の付け所の良い坊屋の獲得で房子の捜査にも少しずつ進展が見られるようになる。
    本作を通して、やはり房子は尋常ではない人物で、そのコレクションの異常性や殺人に至る精神の動きも描かれており、しかも小気味良いテンポで物語が進んでいくので、ついつい読む手を休めることなく読み進めてしまう。
    とくに、第1弾以降、ずっと追いかけてきた房子との対決となるので、否が応でも先を読まずにはいられない。
    本作のラストにはさらに衝撃の事件が起こり、次作への期待をもたせて終わるあたりもニクい。ただ、そろそろ前作を読まなくても話が理解できる、読み切り型にしてもらえないかなあと、やや思うところもある。

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    2016年04月27日
  • 生活安全課0係 バタフライ

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    面白い。いくつかの事件が並行して起こり。それらがいくつかの短編として書かれており、最後は一つにまとまってゆく。一つ一つは小さな事件ですけど、たまにはこんなのも良いかも。

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    2016年04月26日
  • 生活安全課0係 スローダンサー

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    連続刊行3作目でシリーズ4作目。悲しい事件でした。しかしここまで空気を読まない警部どのは素晴らしい! 小泉君、ピッタシだったね~

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    2016年04月24日
  • 生活安全課0係 ヘッドゲーム

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    KY刑事の事件簿。今回はちょっとあり得ない展開だけどまぁ読みやすく引き込まれるストーリーだった。自作も楽しみ。

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    2016年04月21日