富樫倫太郎のレビュー一覧

  • SRO5 ボディーファーム

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    面白かったが…

    なぜこの作品は面白いのかと考えたとき、
    ラスボスシリアルキラー近藤房子にSROの面々がけちょんけちょんにやられるからだろうか。

    麗子は精神科と占いに通うなど精神が不安定な状態。

    今回も房子は、合計6人も殺し、3人の警官にも重傷を負わせる無双ぶり。
    房子は変装の達人となり、全然警察は捕まえられず。

    房子は、エンバーミングという技術で遺体を保全し、とある場所に数十体保管していた。
    気に入らない遺体は埋めて、気に入った遺体は保全していということになる。

    全然捕まえられず麗子を囮に使って捕まえようとするが、振るわず、逆に麗子が通う占い屋で房子に待ち伏せされ、麗子と室長もやられ

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    2026年06月12日
  • 北条氏康 巨星墜落篇

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    名将、北条氏康の物語
    もちろん、当時の戦国武将、織田信長、徳川家康、武田信玄、上杉謙信も登場する
    いろんな歴史小説で読んできた戦いではあるが、北条家の立場で見る駆け引き、戦、謀略は興味深い
    シリーズ物のようなので、他の作品も見てみたいと思っている

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    2026年05月14日
  • SRO4 黒い羊

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    シリーズ四作目。

    面白かった。

    麗子は前作でとんでもない目に遭ったのに復帰してた。この4作目は休ませて登場させないほうがいいのになと個人的には思った。

    SRОに届いた初の協力要請。
    法務省からの人探し。自らの家族4人を殺害して医療少年院に収容されていた太刀川が行方不明に。

    SRО側の章と、太刀川の独白の章があり、太刀川の独白のほうで事件の真相や詳細がわかるという面白い手法。

    大学で道を聞いた金髪の大学生が太刀川だったという伏線回収のシーンはちょっとゾッとした。

    針谷は犯人を射殺。さすがに4人目は無いよなぁとちょっと、冷める。肩口とか狙えばいいのに。 山根のお見合いも失敗。
    最後はな

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    2026年05月09日
  • SRO3 キラークィーン

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    4.5

    今回も面白かった。バラバラドキドキ。
    ワイドショーでは房子事件をまだ取り扱ってるみたいだが、2作目のシリアルキラー琥珀のほうがセンセーショナルでそちらをワイドショーで取り扱ってるべきでは?時系列的にはとは思いながらも、まぁそこはさらっと。

    房子に心酔する、若者2人が房子を脱走させる。

    房子はこの一人を殺して、脳みそや肉を相棒に食べさせるという鬼畜さ。

    ショッピングモールで白昼堂々、2人を惨殺したりとやりたい放題。

    麗子の前で管理人を惨殺して、トラウマを与えたり、片付けられない女という見られたくない部分も仲間達に晒される。

    木戸の家にも侵入し、木戸も殺されそうになり、木戸の母

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    2026年05月06日
  • SRO2 死の天使

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    シリーズ2作目

    今回も面白かった。

    病院の副院長で外科部長の琥珀。
    毎年24人を殺し、総じて400名を殺したとてつもないシリアルキラー。

    SRОは不正アクセスして、病院の死亡カルテを入手したり、富田課長に検査入院させる名目で病院内の情報を収集させるなど、またハリーはまた拳銃を2発ぶっ放す(強化ガラスだが)とめちゃめちゃやな。 これ解体させられる案件やろと思いながらもまぁ楽しく読めた。

    最後琥珀は転落死とあっけない終わり方。

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    2026年05月01日
  • SRO1 警視庁広域捜査専任特別調査室

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    4.5

    面白かったー  

    総理大臣の勅命で新設されたSRО(警視庁広域捜査専任特別調査室)

    警視長の山根を室長とし、ほかにも4人がキャリアがそろった何やら曰くつきの面々が、
    何かドラマBOSSのような感じだった。

    山根が目をつけたのは白骨化した行方不明者、チームは行方不明者とその犯行をしたドクターを探す。

    復顔をし、次々と身元不明者が分かり始める。
    一方でとある夫婦の描写がかかれ、こいつらがドクターかとぞっとする。

    ハリーは最後夫の方を撃ち殺す。これで発砲した4人のうち3人殺してるぞ。 殺したら真相解明できんやんか!ってちょっと思った。

    次回作も読んでみたい。

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    2026年04月11日
  • SRO1 警視庁広域捜査専任特別調査室

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    読んでいて気持ち悪くなっちゃった初めての作品。
    作者の表現力と私の想像力が豊かだった。ある意味相性の良い作品で全巻買った。

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    2026年03月03日
  • SRO neoⅠ 新世界

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    シリーズずっと読んでます。近藤房子が結構アッサリ殺されて、えぇ???ってなったけどNeoになってからは麻友に取って変わったのかーって感じ。あ、ぜったい叔父叔母殺されるなと思った(笑)
    ってか前の話忘れかけてたからパラパラとめくってそういや沙織そんなだっけ?と思い出したり。これは最初から読み直したいです。
    あっという間に読み終わりました。

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    2026年02月12日
  • ちぎれ雲(五) 王城の剣

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    おじゃらない烏丸中将は想定内だけど、「きたお」には恐れ入ったね。
    時代が合わない、から、火焔太鼓なのね…

    長崎で若富だか石橋雅史のような拳法使いと戦うのはまだ先か。

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    2026年01月24日
  • 早雲の軍配者(上)

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    読み易くて面白い。
    歴史にはかなり疎いけどスルスルと読めました。
    小太郎の成長と、小太郎 四郎座 冬之助の関係がどうなっていくのか楽しみです。

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    2026年01月02日
  • 決戦!桶狭間

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    『天祐は信長にあり』シリーズは長篠の戦いまで読み進めてしまったが、時を遡り『決戦!』シリーズで桶狭間を読みたいと思った。冲方丁が信長を語り、並み居る作家が今川義元、氏真を語る構成の妙。当たり前だが、正義はそれぞれの立場にあるのだ。元康(家康)は義元を慕っていたが、氏真は嫌っていた。だから信長に与した……そう考えるのが自然なような気がした。最後に首だけになった義元の思念「漸く、見えた。」は、句点なし、段落なしの長文で筒井康隆を彷彿とさせる文章だった。良し悪しは別としてだが……

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    2025年12月10日
  • SRO1 警視庁広域捜査専任特別調査室

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    ネタバレ

    再読。
    以前読んだ時より読み込め、SROがキャリアの集まりであり現場の刑事がいない理由やSROのメンバーの背景を理解し、彼らに愛着が湧いた。前回は自分が如何に読み込めていなかったか・・
    麗子や川久保のスパイ案件や富田課長や沙織の過去など改めて知りこれからシリーズを再読していくにあたって見方が変わってくる。これまであまり好きではなかった尾形も部下思いの一面があり、素直に応援できると感じた。

    内容としては近藤夫妻が黒幕であることに気づいた場面がちょっと根拠に乏しい感じがしたが、それは山根の刑事の勘ということで良しとする

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    2025年10月06日
  • 早雲の軍配者(上)

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    風間小太郎の青年期を描く青春歴史小説。後半の足利学校編は『堂島物語』を想起させる。異なるのは風間党による暗殺未遂や上野の盗賊村での難など、特に中世らしいエピソードが生々しくて興味深い。小太郎は素直な好人物とて描かれており、下巻でどこまで描かれるのか、どこまで黒く変わっていくのかが楽しみだ(個人的には初陣で曽我冬之助と対陣するまで、性格もそのままで、と予想する)。

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    2025年09月28日
  • ちぎれ雲(四) 血旅の剣

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    富樫倫太郎『ちぎれ雲 四 血旅の剣』中公文庫。

    大身旗本の次男坊に生まれ、『猪母真羅』持ちの美丈夫にして放蕩三昧の暮らしを送る、放念無慚流の達人、麗門愛之助を主人公にした時代小説シリーズの第四巻。今回も文庫書下ろし。

    痛快無比のエロ時代剣豪小説といったところだろうか。


    麗門愛之助たちの活躍で、煬帝一派による将軍吉宗暗殺はからくも阻止されたが、煬帝は禁書である『徳川申命記』を持って京へと逃れる。老中本多忠良は、吉宗の命を受けて、煬帝討伐と『徳川申命記』奪還を愛之助に命ずる。

    愛之助は孔雀の双子の妹、朱雀と共に東海道より京を目指すのだが、次々と事件に巻き込まれる。愛之助は剣の腕で何とか困

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    2025年08月04日
  • ちぎれ雲(四) 血旅の剣

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    鯖の合流、あまりにもあっさりとフラグ回収されて拍子抜け。

    で、旗本退屈男かと思ったら、桃太郎侍でした、と。
    イヌとサルの正式な合流は、次巻になるのかな?

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    2025年07月26日
  • 堂島物語6 出世篇

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     シリーズ最終巻。前半の大部分が丁稚いじめに割かれており、その内容は吉左衛門のときよりも遥かに悪質。加えて、見所と期待していた吉左衛門との絡みがほとんどなく、拍子抜けした印象が強い。総じて、残念な終わり方だったと言わざるを得ない。
     一方で、中盤以降は物語のテンポがぐっと上がり、一気読みさせる力があるのは、やはり作者の筆の巧みさだと感じた。
     キャラクター面では、万吉は吉左と比べて頑固で横暴な性格が目立ち、共感しづらい。また、彼が藤兵衛を「優しい」と評する場面もあるが、むしろその本質は「狡さ」に思える。山代屋時代の藤兵衛は、店の行く末に真摯に向き合っていた吉左と対照的に、自らの将来(実家を継ぐ

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    2025年06月08日
  • ちぎれ雲(三) 謀反の剣

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    将軍吉宗への謀叛、旗本奴を粛正する佳穂、愛之助を巡っての女たちのあれこれもお盛んな上、自分の出生の秘密まで出てきて、混乱の中物語は面白さを増してきた。テンポよく進むのもいい。

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    2025年03月21日
  • ちぎれ雲(一) 浮遊の剣

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    作者は器用だな、伝記小説から現代の小説、このような時代小説まで、そのどれもが面白い。
    猪母おいらも欲しいな

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    2025年03月07日
  • 堂島物語4 背水篇

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    安定の面白さ。米商人となった吉右衛門の面目躍如の回。凶作を見抜き、激しく変動する米市場で大きな取引を仕掛ける。側から見ると大博打だが、データに基づく合理的な予測で周囲を納得させていくのが心地よい。

    信託事業で途中解約希望者に手数料を取らなかったり、追い出された元方向先からの無体な取引に心を揺らされたり、吉右衛門の優しさにやきもきされるシーンが多いが、彼の人情が溢れに溢れた巻である。

    米取引に成功し大儲けする一方で、凶作により多くの人々は困窮に苦しみ、吉右衛門はひどくショックを受ける。株取引は人の不幸の上に成り立っていることを象徴するエピソード。

    私が前巻で予想した能登屋の山代屋買収案は、

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    2025年02月09日
  • ちぎれ雲(三) 謀反の剣

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    この作品も、最初はスケベだけど、剣だけは滅法強い男の武勇伝、ぐらいに思っていたけど、だんだん話が大きくなってきた。次回は、舞台が京都まで広がりそうな気配じゃないか?幕府と朝廷の対決とかなったら、なかなかどうして、収拾がつかなくなるんでないの?

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    2024年12月20日