富樫倫太郎のレビュー一覧

  • 信玄の軍配者(上)
    仕官の最も遅れていた四郎左の試行錯誤が、描かれています。武田家の軍配者としていかなる働きをするのか、下巻が楽しみです。
  • 早雲の軍配者(下)
    早雲の孫の軍配者として、小太郎が表舞台に登場してきます。ただ活躍の場面は少なく少し物足りなかった。次作の信玄の軍配者そして謙信の軍配者の軍配者3部作に期待します。
  • 早雲の軍配者(上)
    久しぶりに面白い歴史小説に出会いました。今までこの作品を知らなかったのは、誠に不勉強でした。北条早雲の晩年を下地に、領地の掌握に知恵を絞る姿が窺え、若き軍配者の育成に力を注ぐ姿勢に心打たれました。
  • 警視庁ゼロ係 小早川冬彦2 スカイフライヤーズ
    10年前のストーカー殺人の被疑者の母から、何でも相談室へ再捜査の依頼を受けて…

    警視庁へ異動した冬彦と、新しい相棒の寅三。ドラマまんまな感じなのがちょっとなぁって所がありました。ドラマは好きですが、できればそのまま高虎が相棒の方が私的には好みでした。

    シリアルキラーの考えが怖すぎてゾッとしました...続きを読む
  • 警視庁ゼロ係 小早川冬彦2 スカイフライヤーズ
    新小早川冬彦シリーズの2作目。結局旧メンバーが高虎が寅三に変わった以外は集結している。今度は沖縄から全国を飛び回り、冤罪を晴らしていく。冬彦警部、なんかまともになった感じ
  • SROⅨ ストレートシューター
    SROシリーズ9作目。
    分厚いし中古サイトでもなかなか安くならないしで買うのを少し迷ったけれど、読みたさが勝り購入。
    今回はSROメンバー&房子に大きな動きがありハラハラドキドキ、面白くて分厚さが気にならないくらいすぐ読んでしまった。

    尾形の妻:敏江がはまる新興宗教団体が絡んだ大事件の捜査にSRO...続きを読む
  • SRO2 死の天使
    富樫さんは歴史ものも書かれているのですが、非常に博識だなと思う。
    このSROシリーズも各メンバーが個性的で非常に面白い。
    Ⅲを読むのが今から楽しみ。
  • 警視庁SM班III スリーパー
    シリーズⅢ
    敵対する組が真犯人に辿り着くのはいつか
    その過程が良かった
    スリーパーがブレないのが良かった
  • SRO8 名前のない馬たち
    SROシリーズ8作目。
    前作で起きた事件によって麗子と尾形が受けた精神的ダメージは大きくSROチーム完全復活・一致団結までの道のりは長そうだが、室長:新九郎の勘は変わらず鋭く隠れた事件を見つけ出す。

    今作は牧場で育ち獣医を目指す青年:恭介と馬の物語がメイン。馬といえば競馬や乗馬が思い浮かぶけれど、...続きを読む
  • SRO2 死の天使
    警察の広域特別調査室という特別組織の第二弾の作品。
    ひとくせもふたくせもあるメンバーが揃っているのに、今回の作品は事件が解決されるまでの話でした。
    それはそれで面白かったのですが、所属メンバーに関するエピソードなども期待していたので、そのへんがちょっと残念でした。
    でも、面白かったです。
  • 決戦!桶狭間
    『どうする家康』桶狭間の戦い!面白さを増幅するストーリー揃い。オススメのアンソロジー。決戦!シリーズの第5弾。桶狭間の限定された時空に凝縮された義元の首を巡る七つの物語。どれも傑作です。七つ目の物語が首になった義元の語りになっていますが、こちらの読む気力が無く、評価できませんでした。
     六つの物語を...続きを読む
  • SROⅨ ストレートシューター
    SROの尾形洋輔は息子の審判を前に落ち着かない。その上、妻の敏江が新興宗教にはまり多額の寄付を行っていることが発覚。その教団には不穏な噂が後を絶たず、尾形は公安から潜入捜査を打診される。そして最凶の連続殺人鬼・近藤房子の次なる狙いは……。「私のために殺してもらいたい人間がいるの」SRO最大のピンチ。
  • 土方歳三 上
    こんなに読みやすい土方さんの本、初めてでした。
    後半、幕末に近づくにつれてどんどん時代が動いていくスピード感がたまらなかった。
    剣の太刀筋の描写がリアルで、真剣勝負の斬り合いが目に浮かぶようだった。
  • SRO7 ブラックナイト
    SROシリーズ7作目。
    今作では児童虐待を受けていた少年少女が絡む殺人事件と拘置所内の病院で治療を受ける近藤房子の話が平行して進んでいく。

    相変わらず起きる事件は凄惨だけれど、背景には「育児放棄」や「在宅介護」の問題が関係しており、弱者が生きるため自分を守るために悪者にいいように利用されてしまう過...続きを読む
  • SRO6 四重人格
    SROシリーズ6作目。
    今作でもまたまたすごいシリアルキラーが登場!サブタイトルにある「四重人格」って…なぜそうなったのか、背景も知りたかったな。
    過去巻より分厚いけれど、面白くてサクサク読めた。

    普通なら気づかれないことも些細なことがきっかけで綻びが生じる。その違和感を逃さない新九郎はさすが。
    ...続きを読む
  • SRO5 ボディーファーム
    SROシリーズ5作目。
    前作の事件解決にSROメンバーが大きく関わったことを知った近藤房子が再び姿を現す。
    3作目での房子の奇行が衝撃的すぎて、今回はどんな恐ろしいことが起こってしまうのかと内心ドキドキしながら読み始めたが、SROチームと房子の対決が面白くてすぐ夢中になった。

    今作では、房子に相棒...続きを読む
  • SRO4 黒い羊
    SROシリーズ4作目。
    今作は1日で読めるくらい読みやすくて面白かった。
    しかも我が推し:針谷について深く触れられていたのも嬉しい。

    そして相変わらず室長:新九郎のプロファイリングというか推測が的を得ていてすごい。途中、今回のサブタイトルでもある「黒い羊」に関しての話もあり、興味深かったのと同時に...続きを読む
  • SRO5 ボディーファーム
    とりあえず一旦完結って感じかな。近藤房子をめちゃくちゃ引っ張ったけど面白かった。これからも続きが気になる。まだ近藤房子も終わらないのかな。
  • 警視庁ゼロ係 小早川冬彦1 特命捜査対策室
    シリーズ最新作。全巻読んでいます。今回も楽しませて頂きました。
    ドラマを見てしまうとどうしても冬彦が小泉孝太郎に重なってしまいます。と思っていたら本文中にまさかの御本人登場(笑)。まあ楽屋落ちなんですが。それだけはまり役と言うことなんでしょう。
    さらなる冬彦の活躍を期待しています。
  • SRO3 キラークィーン
    SROシリーズ3作目。
    1作目で登場したシリアルキラーが再びSROチームの前に現れ、今回は副室長:麗子が標的にされる。

    室長:新九郎の想定通りのシリアルキラーっぷりを見せる連続殺人犯は世間からも注目を集め、崇拝するような人間も出現。とある2人が逃亡の手助けを計画する。

    逃亡計画を立てて実行する2...続きを読む