【感想・ネタバレ】早雲の軍配者(下)のレビュー

あらすじ

互いを認め合う小太郎、勘助、冬之助は、いつの日か軍勢を率いて、戦場で相見えようと誓い合った。ある日、足利学校に残った小太郎の元へ「帰国せよ」との報せが届く。北条氏綱が大兵を率い、武蔵を掌握すべく扇谷上杉氏へ攻め込むのだ。いよいよ出陣の時を迎えた小太郎が、戦場で目にしたものとは――。若き軍配者たちが、乱世を駆け抜ける!

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信玄の軍配者は以前読んでいて、今回は早雲の軍配者。
富樫先生の歴史ものはとても読みやすいです。軍師好きの私にとっては非常に面白かった。勘助との関係もよいですね!歴史ものは難しくて読みづらいという方にはとてもおススメです。次は謙信の軍配者ですね!

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2023年05月29日

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読んで面白かったし満足している。
この先、軍配者としての失敗やそれを乗り越えて成長していく姿も見てみたいと思った。
是非続編を期待したい。

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2020年04月28日

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「早雲の軍配者 下」

足利学校で共に学んだ3人がそれぞれの国に帰り、軍配者としての道を歩み始める!

知恵と運と経験のぶつかり合い!

昔の戦は作戦勝負だったんだなぁ。

面白い!

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2015年12月02日

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小田原に近いとこに住んでるにも関わらず北条早雲って人がどんな人か知らない(笑)これを読んだおかげで北条早雲関連の本を読み漁りそうです。
個人的に四郎左が気になるので信玄の軍配者が気になるー!

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2014年07月11日

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関東の情勢は風雲急を告げ、氏綱に請われ、小太郎は四年半で足利学校を去ることになる。
氏綱やその家臣たちに、大いなる期待とともに迎え入れられたものの、すぐには表立った働きを命ぜられることもなく…
そう、下巻にいたっても、小太郎がすぐに獅子奮迅の活躍をするわけではないのです。
むしろ、目立つ働きという意味でいえば冬之助。
扇谷上杉の軍配者として北条を脅かします。
ただ、それでも小太郎の影が薄いのかと言うとそうではないんですね。
自身が主たる軍配者ではないものの、戦場で、あるいは城内で、すばらしい判断と決断をもって味方を救っていきます。
そしてそれ以上に、小太郎に魅きつけられるのは、彼の人としての素直さや穢れのなさ、若いのにしっかり備わった品格のためかと思うのです。
常に弱者の側にたった視点をもち、決して奢らず、他者を理解しようと努める。
そんな彼の姿が、混沌を極める乱世の時代に、ひときわ輝いて見えます。
エンディングで、亡き早雲の願いどおり、氏康の軍配者として主君の初陣に臨む小太郎。
その後、数々の目覚ましい活躍をするだろうと予想はつくけど、やっぱりその活躍ぶりをもっと見たいなと思いつつ、名残惜しく読み終えるのでした。

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2014年06月28日

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軍配者が戦国時代に活躍していたことを、恥ずかしながら今頃知りました。
風摩小太郎がいかに素晴らしい人間性を持ち合わせていたかが分かり、清々しい気持ちになれる著書。

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2014年02月15日

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風摩小太郎は足利学校で、山本勘助、曾我冬之助と出逢う。互いに競うように学ぶ、ある種の青春ストーリーという仕立てでもある物語が展開する…

やがて3人の若者は、「出くわすのは、互いに敵として、戦をする時か?」と別れ、各々の道を目指すことになるのだが…実に興味深い…

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2013年12月05日

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風魔小太郎の幼少期〜足利学校〜初陣までのお話。

めちゃめちゃ面白い!!!
こんなにワクワクした本は久しぶり!!!
続きが早く読みたい〜!!!

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2013年11月30日

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早雲の孫の軍配者として、小太郎が表舞台に登場してきます。ただ活躍の場面は少なく少し物足りなかった。次作の信玄の軍配者そして謙信の軍配者の軍配者3部作に期待します。

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2023年07月08日

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軍配者として駆け出しの段階で物語が終わるのでやや物足りない。それでも、小太郎の才能が垣間見えるエピソードはとても面白かった。今後、シリーズ的な扱いで他の軍配者と絡めた物語を展開させることを期待。

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2015年01月19日

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ネタバレ

 足利学校で学ぶ小太郎にも仲間ができる。足利への道で命を救ってもらった代わりに身分を偽り入学した勘助、北条の宿敵の孫であるが学校では学友の冬之助。

 入学から四年半、伊豆からの知らせは早雲の死を告げるものだった。伊豆に帰る小太郎についてきた勘助は京へ、冬之助は駿府へ向かう。

 足利へ帰り学を積んでいた小太郎に伊豆への帰還の命が下る。相模と接する武蔵の国を治める扇谷上杉氏との戦が始まるという。

 小田原に戻った小太郎だったが、対する扇谷上杉を率いる軍配者は駿府今川で戦の経験を積んでいた冬之助だった。

 扇谷上杉氏と北条氏の戦、高輪の戦いが始まる。


 さて、上下間通しての感想です。

 どこで読んだか聞いたか忘れたけど、ベストセラーになりやすい小説は誰もが知らないような歴史小説で、ある一人の人物を掘り下げることだそうだ。

 確かに、今年の本屋大賞は和田竜「村上海賊の娘」だった。村上海賊は聞いたことあるけど何やったか知らねーよ、な存在だ。

 今作は豊臣氏に最後まで抵抗した後北条氏、その始祖早雲の話である。北条早雲、、、名前は知ってるけど何やったかまでは知らん。

 そういったツボが読者を刺激しベストセラーになるのだろうと思う。

 だって、扇谷上杉氏と北条の戦って地味すぎるだろ!
 
 その地味さに加えて、戦術も地味、小太郎のキャラクター設定もなんか地味。話の盛り上がりがない。

 それでもすんなり読めてしまった。読みやすいことは確か。

 そして、この軍配者は早雲に続き、信玄、謙信と続く。

 かつてともに学んだもの同士が戦場で相見える。この展開は面白そうだ。

 すでに謙信まで文庫化している。次のシリーズの主人公は名を偽って身分を乗っ取った男、山本勘助だ。

 信玄の軍配者に期待。

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2014年07月05日

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北条氏について全然知らなかったのでとても勉強になった。
「高輪原の戦い」はホントにドキドキした!冬之助の作戦に小太郎がどう対処していくのか。スカッとした!
まだまだ軍配者とさて動き出したばかり、続きが楽しみすぎる!

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2014年02月11日

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主人公・風摩小太郎の優しい人柄に魅かれた。

軍配者を教育するという足利学校の存在を、この小説が初めて教えてくれた。
いつの時代にも困難をはね除け、才を磨き、光解き放つ逸材はいるんですね。

しかし、時は戦国。頻繁に大河ドラマの舞台にもなる時代。知名度の高い武将が又候と居る中で、新しいヒーローを見事発掘した著者に敬意を表したい。

そのリズミカルな文体は読みやすく、矢継ぎ早に展開する物語に目が離せませんでした。

時代物では、『のぼうの城』以来の傑作でしょうね。

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2014年02月05日

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風魔小太郎のサクセスストーリーと、北条の戦が重なるような展開。
話の節々が深い訳ではない、が、描かれる小太郎の爽やかな人柄が物語に明るい陽を差し込み、心地よい読み味をだしている。

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2014年02月05日

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上巻からがらっと雰囲気が変わって戦の描写が多くなって動きが激しい。血生臭いだろう戦なのに、小太郎・四郎左・冬之助3人の存在が爽やか。清々しい終わり方。最後の「結びに代えて」も良かった。
次の軍配者シリーズ文庫化が楽しみ。でも、SROシリーズも続きを早く出してほしい。。

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2013年12月17日

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201311/良質の時代物エンタメ。面白かったー!読んでよかった!早く全シリーズ制覇したい。硬派な戦モノを求める向きには物足りないかもだけど、登場人物達の友愛や心の描写がイイ!

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2013年11月29日

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 予想通りの展開ではあったが、小太郎のデビュー戦(対冬之助)で物語が終わってしまうのは少し物足りなかった。ここからが軍配者としての真価を発揮する場面ではないか、というモヤモヤした気持ちが残った。
 また、冬之助と小太郎の成長過程がややダイジェスト的に描かれており、そのため彼らの活躍が少しご都合主義に感じられ、感情移入しにくかった。
 一方で、高輪原の戦いの描写は非常に良かった。職場の近くでこれほどの合戦があったとは知らず、史実を調べても「北条が勝った」という程度の情報しか出てこない中で、臨場感あふれる描写で戦の様子を見事に再現していたと思う。
 また、今回の敵役・根来金石斎も印象的だった。作者らしい“小物感”と“憎らしさ”が絶妙に混ざり合っており、このあたりの盛り上げ方はさすがだと感じた。
 続編はないものの、スピンオフ作品があるようなので、そちらの展開にも興味がわく。

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2025年10月05日

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帯に「…時代小説嫌いだった私が…」とあったけど、これは時代小説じゃないね。ライトノベルでもなく、ヤングアダルトって言葉があっている気がする。
なんにしろ深く掘り下げるというところがあまりないので、とにかく読みやすい。さらっといってしまう。ある意味物足りない。

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2014年12月27日

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周りもいい人で、本人は頑張るし能力もあるし、どんどん上っていきます。青春だ!若い!って感じでよかった*\(^o^)/*

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2014年05月26日

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風摩小太郎が足利学校を出て初陣を飾るまでのお話。
時代物なのに、青春小説っぽい。
続きがあるようなので、文庫化されるのを待つ。

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2014年02月02日

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時代小説だとは思えないくらい、軽くて爽やかだ。
戦争で活躍する軍配者が主人公にもかかわらず、 暗さや力強さは一切ない話です。
読みやすいけれど少しもの足りない感じもします。

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2014年01月17日

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「軍配者」シリーズ第一弾(下)。足利学校から戻り実戦へと赴く小太郎を描くが、ここからというところで終わってしまうので、、。次作以降に期待ということか。

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2014年01月05日

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マネージメントものとして捉えると、中々面白い。

きっと、世のサラリーマン達はこういう部下を持ちたいだろうな。

戦国ものの一つの国を一企業として読むと、思うところは多々ある。

いつの世も、やはり、人。
どれだけ良い人に出会うか、またその機会を捕まえるか。

サクサクと読み進む青春群像でした。

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2014年01月02日

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「友よ、戦場で相見えん」.北条早雲に才を見出された少年,小太郎.軍配者となるべく足利学校で生涯のライバル達と学び,過ごす.だたのイクサモノとは違う,爽やかな青春時代小説でした.堂島物語や市太郎シリーズとは,また違った富樫さんの魅力がいっぱい.早く次巻が読みたいな.

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2013年12月22日

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