富樫倫太郎のレビュー一覧

  • 早雲の軍配者(上)

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    前から気になっていたシリーズで読んでみると面白く当たりだった。
    古い言い回しを使っていないので少し軽い感じがするが、それはそれで良いと思う。
    このシリーズは全て読むだろう。

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    2020年04月25日
  • 北条早雲2 悪人覚醒篇

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    202004/続きが早く読みたいのに続刊の発売がまだ先なので、全巻揃う迄手を出さなきゃよかったと後悔感じる程面白い。
    登場人物たくさんいるけど、それぞれの人となりやエピソードがうまく書かれているのがまた良い。

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    2020年04月15日
  • 北条早雲1 青雲飛翔篇

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    202003/面白すぎて読み進んで残りページが少なくなっていくのが惜しくなる程、もっと読みたいのに!ってなった。軍配者シリーズもまた読み返したくなった。

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    2020年04月15日
  • 警視庁SM班I シークレット・ミッション

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    富樫倫太郎『警視庁SM班 I シークレット・ミッション』角川文庫。

    『SRO』の姉妹シリーズの第1弾。

    今度はSMを趣味に持つ6人の刑事が……

    というのは嘘で、一癖も二癖もあるはみ出し者の6人の刑事が警視庁捜査一課に新設されたSecret Mission班のメンバーとなり、連続快楽殺人犯を追う。個性豊かな6人の刑事が時に衝突しながら、犯人を確実に追い詰めていくストーリーが非常に面白かった。5月には第2弾が刊行されるようで待ち遠しい。

    生きたまま若き美女の肉体のパーツを切り取り、それを売買することを生業にする鬼畜の如き犯人たちと、肉体のパーツを指定して買い取るド変態の顧客と、まさに世も末

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    2020年04月15日
  • 早雲の軍配者(上)

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    北条早雲シリーズを読後、久しぶりに再読してみた。北条早雲シリーズを読んだ後だと、また新鮮な感じがした。やっぱり面白い‼️

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    2020年04月15日
  • 闇の獄(下)

    ネタバレ 購入済み

    この人自身も悲惨な目に遭い、仲間の芳一という人も悲惨な目に遭ってきたのに、何気にいい人だったな。自分の命を犠牲にしてまで、新一を逃がしてくれて。あと三郎左も。ずっと追いかけてた相手なのに逃がしてやるとかさ。
    この人の作品はどれも面白くて、思わず夢中になって読んでしまいます。

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    2019年11月20日
  • 闇の獄(上)

    ネタバレ 購入済み

    一気読みしてしまった。この新之助という人は殺し屋になっても、根っからの悪人にはなりきれない、根は優しい人だと思った。

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    2019年11月20日
  • スカーフェイス3 ブラッドライン 警視庁特別捜査第三係・淵神律子

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    本作は女性刑事、淵神律子をヒロインに据えたシリーズの第3作だ。
    淵神律子は格闘技も射撃も車の運転も得意で、独特な勘も持った腕利きの刑事だ。被疑者との格闘で頬に傷を負った経過が在って一部に<スカーフェイス>と呼ばれている。この淵神律子はやや荒っぽい面が在って、捜査一課で持て余され、資料整理が本分となっている“閑職”の「特別捜査第三係」に左遷されてしまう。そしてそこで、若いキャリア組の藤平や、大ベテランの円と組んで独自の活動で事件の解決を目指すのである。他方、淵神律子には年老いた両親が在り、看護師の町田景子と一緒に住んでいるという暮しも在り、それらが事件に絡む場合というのも在った。
    第3作となった

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    2019年08月30日
  • 土方歳三 下

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    或いは「土方歳三の半生」というようなモノは、古くからの時代モノのファンや歴史好きには「御馴染み」かもしれない。そして古くから在る様々な作品が引合いに出されることであろう…が…これは「現在の解釈」としての「土方歳三の半生」という作品で、「未来に至って引合いに出される名作」というようになって行くと思った…

    上中下と3冊で1作の本作…非常に愉しく読んだ!!

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    2019年07月03日
  • スカーフェイス2 デッドリミット 警視庁特別捜査第三係・淵神律子

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    富樫倫太郎『スカーフェイス2 デッドリミット 警視庁特別捜査第三係・淵神律子』講談社文庫。

    『SRO』『生活安全課0係』に続く警察小説シリーズの第2弾。今回もなかなか面白いストーリーで次作が楽しみになる。

    ある事件で顔に深い傷を負ったことから『スカーフェイス』と呼ばれるアマゾネス系の女性刑事・淵神律子が新たな事件を追う。

    今回は鬼畜系AV製作関係者が次々と猟奇殺人の被害者となる事件が描かれており、かなりグロい描写が多々あるので心臓の弱いか方はご注意を。また、猟奇殺人の背後で主人公の淵神律子個人に関わる事件も同時進行するという二重の仕掛けがあり、スリルが倍増している。




    そして、また

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    2019年01月19日
  • 風の如く 高杉晋作篇

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    激動の時代幕末を駆け抜けた、吉田松陰、久坂玄瑞、高杉晋作を描いた筆者渾身の三部作幕末青春もの。始まりは、武士の子でありながら、家族を養うために農作業にいそしむ日々を過ごしていた平九郎。そして知り合った克己堂の教授である白井小助より、松下村塾の存在を知り、入塾することになる。それは、燦然と輝く傑物との出会いでもあり、世の中が大きく変わる時代と運命をともにする始まりでもあった。。特徴は、幕末の騒乱に巻き込まれながらも、国のいくすえと自分が進むべき道を模索する姿を史実に照らし合わせ、テンポよく富樫節にて描かれている点。そして架空の長州藩士である平九郎の視点で物語を進めた筆者の意図。それは、亡き師や友

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    2018年12月22日
  • スカーフェイス 警視庁特別捜査第三係・淵神律子

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    ヒロインの「複雑な造形」が、御本人の目線や、ルームシェアの同居人の目線等で描き込まれ、他方で謎が多い事件の推理が進む…
    本作は「“シリーズ”にもなり得る?」という具合で終わっている…或いはこの淵神律子との「再会」も在るかもしれない…

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    2018年08月30日
  • SRO7 ブラックナイト

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    久しぶりのSROだったので 前作までで SROのメンバーや近藤さんの状況がどうだったか すっかり忘れていて 読みながら復習的な感じに。
    このシリーズは いつもイッキ読みしちゃいますが 今回は最速だったかも。思いがけない展開で 面白かったー。
    最後はバタバタと決着した感じで あっけなかったけど 近藤さん的には 次回作に向けたエンディングで 次回作が楽しみ。

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    2018年05月13日
  • 堂島物語1 曙光篇

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    歴史小説という体裁を取った、株の本ですね、これ。読むきっかけは”マストリード”シリーズから。商人と台頭と武士の凋落が、当時の最重要取引である米の売買を背景に、鋭く描き出されている。今はまだ、個人的趣味の域を出ない主人公の才腕が、今後どのように市場をかき回していくのか、っていうのが本筋ですね、きっと。枝葉として描かれる、兄弟や想い人との関係性も、アクセントとしての見どころになってきそう。6巻までの大長編だけど、これからの展開に期待が膨らみます。

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    2018年03月14日
  • SRO1 警視庁広域捜査専任特別調査室

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    ネタバレ

    ドラマとは違って、警察小説は
    どこか暗く重い印象しかなかったんで、
    敬遠しがちだったんですが、
    書店員さんのオススメコメントに
    「クリミナル・マインドやBOSSが好きな人には是非
    読んでもらいたい」
    みたいなことが書いてあったので、読んでみました。

    読んでみて良かった。
    店員さんに感謝♪

    テンポと緩急のバランスが良くて
    すごく楽しめました。

    残虐さに顔をしかめる場面もあり、
    ほろり、とくる場面もあり、
    ふっ、と笑ってしまう場面もあり、
    ドラマを見ている感覚で引き込まれました。
    そこそこのページ数だけどあっという間。

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    2018年02月25日
  • SRO7 ブラックナイト

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    SRO警視庁広域捜査専任特別調査室
    シリーズⅦ

    今回は、いつもと少し違って、
    ネグレクト。虐待。のお話が、出てきました。
    そこから、
    いろいろな話が繋がって、
    近藤房子に、たどり着く!!
    すごい!!
    またまた、
    次回作が楽しみです。

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    2018年01月31日
  • SRO6 四重人格

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    おもしろかったー!!

    SROのメンバーも勢ぞろいして、
    メンバーの性格や人間性が、
    season6にもなると、
    良くわかってきたので、
    それぞれの活躍を、
    楽しく見れました。
    今回の相手は、
    四重人格。
    この人の強さは桁外れ。
    このまま逃げられるのでは?!と思っちゃうほど。
    でも、
    SROも凄い!!
    目の付け所が違う!!
    さぁー。
    どんな結末になったかは?!
    読んでのお楽しみ。
    もう一冊。
    手元にあるので。
    早く読みたいけれど、
    もったいないような気もするし。
    楽しみ

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    2018年01月28日
  • 堂島物語4 背水篇

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    ネタバレ

    評価は5.

    内容(BOOKデーターベース)
    「九州で竹の花が咲いた」という奇妙な噂が耳にした吉左衛門は、自分の目で稲の様子を確かめるべく、西国へ旅に出る。そこで見たものは―。やがて訪れる享保の大飢饉をめぐる米相場の乱高下は、吉左衛門にとって大きなビジネスチャンスとなるか、破滅をもたらすか、人生最大の決断が待ち受ける。

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    2017年12月08日
  • SRO7 ブラックナイト

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    冒頭から子供に対するネグレクトは衝撃。また、ダーとマムという犯罪者に操られているとは言え、平然と人を殺す少年少女たちに恐怖を覚えた。
    尾形の息子に関しては、息子も母親も甘え、甘やかしすぎ。
    それと並行して東京拘置所特別病棟に入院中の近藤房子は新たな殺人鬼を育て上げようとする展開。
    二人三人と殺す毎に敷居は低くなり、四人五人となれば敷居自体なくなる。その殺人心理に背筋がゾッとした。
    今作最後とエピソード0の最後が繋がったので、次回はまた近藤房子と対決か?間違ってもこの少年少女たちと近藤房子が手を組みませんように。
    次回作も楽しみにしています。

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    2017年11月13日
  • SRO5 ボディーファーム

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    面白かった。
    シリーズ第5弾。
    最強の殺人鬼。近藤房子。
    怖かった。
    残忍な拷問。恐ろしい。
    返送したりするから、
    見破るのも大変。
    SROのみんなで、追いかける。
    ハラハラドキドキの本でした。
    一応、事件は解決。
    でも、まだまだ続く。
    絶対続く。怖い。
    前回から出ている
    元一課の坊屋久美子の秘密。
    びっくり。
    ラストもびっくり。
    あー!面白かった。

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    2017年10月09日