あらすじ
警視庁捜査一課に新設された強行犯特殊捜査班。それは優秀だが組織に上手く馴染めない事情を持った刑事6人が集められた部署だった。彼らが最初に挑むのは女子大生の身体パーツが見つかった猟奇事件で――!
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Posted by ブクログ
富樫倫太郎『警視庁SM班 I シークレット・ミッション』角川文庫。
『SRO』の姉妹シリーズの第1弾。
今度はSMを趣味に持つ6人の刑事が……
というのは嘘で、一癖も二癖もあるはみ出し者の6人の刑事が警視庁捜査一課に新設されたSecret Mission班のメンバーとなり、連続快楽殺人犯を追う。個性豊かな6人の刑事が時に衝突しながら、犯人を確実に追い詰めていくストーリーが非常に面白かった。5月には第2弾が刊行されるようで待ち遠しい。
生きたまま若き美女の肉体のパーツを切り取り、それを売買することを生業にする鬼畜の如き犯人たちと、肉体のパーツを指定して買い取るド変態の顧客と、まさに世も末というような描写の連続。警視庁捜査一課に新設されたSM班の6人の刑事は犯人たちの凶行を止められるのか……
本体価格880円
★★★★★
Posted by ブクログ
*警視庁捜査一課内に新設された強行犯特殊捜査班、通称「SM班」。そこは、優秀だが組織に上手く馴染めない事情を抱えた者たちが集められた部署だった。異例ずくめの経歴を持つ6人は、配属初日から猟奇的な事件の捜査を命じられる。それは行方不明の女子大生の耳と指が、売買のために運搬されていたというものだった。メンバーは独自の能力を活かし、真相に迫るが――。型破りなチームが異常快楽殺人犯に挑む警察小説新シリーズ!*
読みやすいです!
内容は猟奇モノですが、カラッとした文調とさばけた登場人物たちのおかげで全く陰湿感がない。
各々の突出した能力がなければ絶対に解決しない流れですが、読んでいてスカッとするのでそれも良し。
シリーズものなので、次作も楽しみです。
Posted by ブクログ
主人公達がキャラクターが面白く作品自体も中々面白く読ませていただきました。こういう形態は最近は多く目新しさは無いです。この作品はシリーズ物だそうで楽しみです。
Posted by ブクログ
SM班2を借りようと思ってまだ読んでいないSM班1を読んだ。登場人物が面白いキャラクターなので引き続き2を読んでみたいと思った。但し私はあまりにも偶然が多かったり現実離れの力が作用するような展開は苦手なのでそれが出ないようにしてほしい。
Posted by ブクログ
新シリーズ。
SROの初期の頃を思い出す。
エグい、エグすぎる。こんなエグいものを嬉々として読んでしまい、次が楽しみだと思ってしまう自分に嫌悪感を持ってしまう。
SROも同時に存在しているという設定のようだが、出版社が違うという事情はよくわからない。でもほぼ同じテイストなので、並行してどんどん読めたらそれはそれで嬉しい。
日本の警察は優秀…なのか笑
Posted by ブクログ
捜査一課に新設されたsm班に集う6人のメンバーが独自のやり方で殺人犯を追い詰める。内容はグロいシーンはあるが6人其々のキャラ立ちが見事でスイスイ読める。ところで、SORの続編はないのか気にかかる。
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05月-09。3.0点
警視庁SM班、新作入手したため再読。
読みやすい。クセのある登場人物ばかりだが、読ませる。
犯人の異常性描写が上手い。
Posted by ブクログ
警視庁SM班シリーズ、1作目。
新シリーズ。とは言え、お相手はまたもやシリアルキラーで、かつチームメンバーは曲者揃い。それぞれ強烈な個性はあるけれども、クセが強すぎて、逆にどこかで見たことあるような感じも受ける。SROシリーズも含め、いろいろ読んできたこともあって、ちょっと食傷気味になっているかも。ただ、佐藤さんのお地蔵さんは笑ってしまった。このキャラは今までになく斬新。
エグいシリアルキラーが相手なのは良いとして、その展開が他シリーズのものとまるっきり同じだったのが気になる。とうとうネタが尽きてきたのかとちょっと心配。
Posted by ブクログ
8月-23。3.5点。
警視庁の「お荷物」的なメンバーを集め、捜査一課内に班を。最初の事件は、偶然発覚した猟奇事件。
SROに似た感じだが、小型版かな。
さすがの筆力、一気読みした。次作も期待。