あらすじ
若い女性の人体パーツ販売の犯人は逮捕された。だが事件に関係した女性たちが謎の失踪を遂げ、さらに班長の薬寺までもが消えてしまう。まだあの事件は終わっていないというのか? 凸凹チームが再出動する!
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富樫倫太郎『警視庁SM班 II モンスター』角川文庫。
シリーズ第2弾。ストーリーは第1弾からの続きなのだが、予想外というか第1弾をはるかに凌駕する恐ろしい展開が待ち受けていた。悪が悪を呼び寄せるという恐ろしい連鎖……
第1弾に描かれた若い女性を拉致し、生きたまま人体の一部を奪って販売していた極悪非道な実行犯の2人は警視庁SM班の活躍により逮捕されたが、購入者はのうのうと暮らしていた。極悪非道な快楽殺人犯の意志を継ぐ男の新たな犯行は……
本体価格880円
★★★★★
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*警視庁捜査一課に新設された寄せ集めのチーム、通称SM班。彼らの活躍によって、人体パーツ販売事件は解決した――はずだった。だが、班員のあおいが知り合った女子高生に加え、事件の参考人の牛島典子が相次いで姿を消し、班長の薬寺まで失踪してしまう。その裏には、快楽殺人犯の所業を引き継ぎ、己の欲望を満たそうとする者の存在が!? 班長の危機に、チームの面々は再び事件を追い始める。大好評のシリーズ第2弾!*
これは前作と続けて読むのがお勧めです!
ⅠとⅡと言うより、上下巻と思った方がよさそう。
前作同様読みやすく、スピード感があるのでどんどん頁をめくりたくなります。
猟奇部分もありますが、登場人物がさばけているのでなんだか危機感があまりなく、そんなにグロい目には合わないであろう…と良い意味でドキドキせずに済みました。
まだまだシリーズが続きそうなので楽しみです。
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さらに血みどろ。。
最後まで残る殺人鬼が意外な人で、楽しめました。
ウザい無能キャラは好きでないのでイラッとする。他の作家さんでも毒舌キャラをムードメーカーとして起用するのがイヤで読むのをやめてしまったシリーズがあるが、まあそれに比べたらかわいいものか…。いつか活躍する日のためにあたためているのでしょう。
次作も楽しみ。
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05月-11。3.0点。
警視庁SM班第二弾、再読。前作の続きからスタート。
前作の犯人たちの凶行に、大きな興味を示す車椅子の富豪。
前作で樺沢の元で働いていた事務員、再登場。
面白い。スピード感はさすが。
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今回は前段が長くてこの作品の中心が短く前回よりは面白くなかったです。それと主人公達の説明が長く肝心な部分が余りに寂しく感じました。次作には多少期待したいです。
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警視庁SM班シリーズ、2作目。
ガッツリ前作の続きから。前作を読んだ段階では、登場人物とシチュエーションが若干変わっただけで、他シリーズの事件と似たり寄ったりの展開になってるなぁ、という印象しかなかったが、2作目においては、特に後半、云わば閉鎖された空間の中でのバトルロワイアル化されていて、予想外の展開で楽しめた。今のところ、SROメンバーほどのブラックさがSM班のメンバーには感じなくて、その点も気楽に読めていいかも。まぁ、とりあえず今回は、ある人の意外な豹変ぶりに度肝抜かれましたデス。
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終盤はかなりバタバタな印象があるがそれも含めて楽しめた。殺人犯同士が引き寄せられるようにして殺し合うというのは異様だがあまり見ない展開で印象深かった。しかし最後まで徹底してやりきったな。
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9月-4。3.5点。
SM班第二弾。前作の凶行は、まだ終わっていなかった。
上手く繋げた。結構面白い。
クセのある登場人物たちも、適材適所に。
次作も期待。
Posted by ブクログ
はちゃめちゃエンタメとして、最後まで楽しめた。2作目なのでグロいシーンも慣れたし(むしろ前回より少ない位)。捜査がコンピュータ頼みと言うのも始め程違和感なく受け入れられた。SROシリーズの近藤房子に似た人が出たけど房子さん程強くなかったのが残念。