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「九州で竹の花が咲いた」という奇妙な噂を耳にした吉左衛門は、自分の目で稲の様子を確かめるべく、西国へ旅に出る。そこで見たものは――。やがて訪れる享保の大飢饉をめぐる米相場の乱高下は、吉左衛門にとって大きなビジネスチャンスとなるか、破滅をもたらすか、人生最大の決断が待ち受ける。
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Posted by ブクログ
この巻は経済、経営、株取引の面白さ、葛藤が多分に含まれていると思う。 金儲けをした後に、その金で遊び惚けるものや、後ろめたさを感じ社会貢献をしたいと思うもの。 米の取引は実際に何の物も生み出していない。今の株の取引と同様である。それゆえ読んでいて引いてしまう部分がある。その仕事をしていて社会に貢献で...続きを読むきているのか、それは商売ではあるが仕事といえるのか。それは疑問である。
西国への旅で得た大凶作への予感と上がらぬ米相場。吉左衛門には人生最大の決断がせまる。そして米相場の先に吉左衛門がみたものは・・・!?
副題ふさわしき背水の陣の構えで迎えた四巻 能登屋が危機を乗り越えられるかの瀬戸際の展開にはらはらとした
安定の面白さ。米商人となった吉右衛門の面目躍如の回。凶作を見抜き、激しく変動する米市場で大きな取引を仕掛ける。側から見ると大博打だが、データに基づく合理的な予測で周囲を納得させていくのが心地よい。 信託事業で途中解約希望者に手数料を取らなかったり、追い出された元方向先からの無体な取引に心を揺らされ...続きを読むたり、吉右衛門の優しさにやきもきされるシーンが多いが、彼の人情が溢れに溢れた巻である。 米取引に成功し大儲けする一方で、凶作により多くの人々は困窮に苦しみ、吉右衛門はひどくショックを受ける。株取引は人の不幸の上に成り立っていることを象徴するエピソード。 私が前巻で予想した能登屋の山代屋買収案は、川越屋による買収という形で外れてしまったが、概ね想定通り、山代屋は屋号のみを残して解体。幹之助は吉右衛門のもとへ。もっと現代ビジネスに近い取引をすべく、寒河江屋との絡みがあってもよいのにと思った。
相場師としての勝負の巻。自分で西国の作付状況をみて、大凶作にかけて、三万石を買う。そして、大きな金を手に入れる。凶作で飢える出身の村に寄付をする。金を手に入れることは、人の助けになることだと気づく吉左衛門。己の耳目で感じた現場の様子をもとに仕事を進めること、手に入れたものを人のために役立てること、い...続きを読むずれも素晴らしいことで、自分が目指すことだ。
途方もない量の米とカネを動かした吉左だったが、個人的にはもっと手に汗握る取引シーンがあるかと思っていたので、じわりと長い時間をかけて身に迫る怖さというものは、ある意味新鮮に感じられた。 その後、見失っていたものを見つけるきっかけは、あれほど彼に辛い思いをさせたことのある田舎だったというのがまた・・...続きを読む・。 見つけたそれを、今度はどうあたためて、育てていくのだろうか。
全7冊の折り返し。 3冊目が私にはイマイチな感じだったけど、 4冊めはまた盛り返してきた感じが。
評価は5. 内容(BOOKデーターベース) 「九州で竹の花が咲いた」という奇妙な噂が耳にした吉左衛門は、自分の目で稲の様子を確かめるべく、西国へ旅に出る。そこで見たものは―。やがて訪れる享保の大飢饉をめぐる米相場の乱高下は、吉左衛門にとって大きなビジネスチャンスとなるか、破滅をもたらすか、人生最大...続きを読むの決断が待ち受ける。
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