堂島物語3 立志篇

堂島物語3 立志篇

712円 (税込)

3pt

4.0

念願の米仲買人となった吉左改め吉左衛門は、自分と同じく20代で無敗の天才米相場師・寒河江屋宗右衛門の存在を知り、その大胆な取引に圧倒される。同じ頃、かつての奉公先・山代屋は若旦那の病や取引の失敗などで窮地に陥っていた――『早雲の軍配者』の著者が描く本格時代経済小説第3弾。

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堂島物語 のシリーズ作品

1~6巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~6件目 / 6件
  • 堂島物語1 曙光篇
    733円 (税込)
    米が銭を生む街、大坂堂島。米問屋である山代屋へ、十六歳と遅れて奉公に入った貧農の倅・吉左には「暖簾分けを許され、店を持つ」という出世の道は閉ざされていた。しかし、刻々と変わる予測不能な米相場を舞台に、相場師としての才能を発揮していく。本格時代経済小説の登場!
  • 堂島物語2 青雲篇
    733円 (税込)
    山代屋へ奉公に上がっておよそ2年。丁稚として務めながら、幕府未公認の米先物取引「つめかえし」で相場師としての頭角を現しつつある吉左。ある日、取引に失敗して莫大な借金を作った幹助を助けるため、より賭博性の高い「日仕舞い取引」に挑む。一方、吉左を嫌う丁稚頭の百助は、正月の藪入り後も店に戻らず……。(全六巻)
  • 堂島物語3 立志篇
    712円 (税込)
    念願の米仲買人となった吉左改め吉左衛門は、自分と同じく20代で無敗の天才米相場師・寒河江屋宗右衛門の存在を知り、その大胆な取引に圧倒される。同じ頃、かつての奉公先・山代屋は若旦那の病や取引の失敗などで窮地に陥っていた――『早雲の軍配者』の著者が描く本格時代経済小説第3弾。
  • 堂島物語4 背水篇
    712円 (税込)
    「九州で竹の花が咲いた」という奇妙な噂を耳にした吉左衛門は、自分の目で稲の様子を確かめるべく、西国へ旅に出る。そこで見たものは――。やがて訪れる享保の大飢饉をめぐる米相場の乱高下は、吉左衛門にとって大きなビジネスチャンスとなるか、破滅をもたらすか、人生最大の決断が待ち受ける。
  • 堂島物語5 漆黒篇
    796円 (税込)
    かつて山代屋で丁稚頭を務めていた百助は莫大な借金を抱え、お新と駆け落ちする。米商人となる道を閉ざされ、行商人に身を落とした百助は、やがて酒に溺れるようになり――。
  • 堂島物語6 出世篇
    796円 (税込)
    川越屋で奉公を始めることになった百助の息子・万吉は、手代たちから執拗な嫌がらせを受ける。『早雲の軍配者』の著者が描く本格経済時代小説第6弾。

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堂島物語3 立志篇 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    天性の才能と努力で米仲買人になり、
    順調に人生を歩いている能登屋吉左衛門
    我が儘な修行元の奥さんや
    若息子は出てくるものの
    誰かを貶めたりいじめたりする話ではないのが
    本当に読んでいて清々しい。

    0
    2016年11月08日

    Posted by ブクログ

     米商人となった吉左。本作では大きな事件は起きず、第二章として今後に向けた布石といったところ。
     宇兵衛が指摘するように吉左は優しすぎる。思い入れがある元奉公先とは言え、ある程度の仁義を切ったわけだし、自分のためにもっと働けば良いのにと、ヤキモキさせられる。そこが良いところなのだが。
     今後の展開と

    0
    2024年11月13日

    Posted by ブクログ

    念願の米仲買人となった吉左は吉左衛門と名を改め自分の店「能登屋」を持つ。
    厳しい取り引きの中でなんとか儲けを出していく吉左衛門だか、天才米相場師・寒河江屋宗右衛門の大胆な取引に圧倒される。飯塚屋との出会い、かつての奉公先の窮地、妻の実家との関係と吉左衛門の廻りでは様々な出来事が起きてくる。
    そして竹

    0
    2013年11月06日

    Posted by ブクログ

    大きな波乱はなく、落ち着いた巻だった。
    奢らず、人のお金を使うということに真摯に向き合って仕事をしていく姿や、過去の因果からの悩みを抱えながらも、感謝の念を忘れず、誠意を持って関わろうとする姿が印象的だった。

    0
    2013年09月23日

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