あらすじ
新宿の闇金業者殺しの現場から、亀戸で遺体となって発見された少年の指紋が見つかった。SRO室長・山根新九郎は、法歯学の調査により少年の発育に遅れがあったことを知る。同じ頃、東京拘置所特別病棟に入院している近藤房子が動き出す。担当看護師を殺人鬼へと調教し、ある指令を出した。そのターゲットとは――。 大人気シリーズ最新刊!
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新宿で起こった闇金業者殺しの現場から、同じころ遺体で発見された身元不明の少年の指紋が見つかった。新宿と亀戸、闇金業者と少年……。全く無関係に思える二つの事件の関連に興味を抱くSRO室長・山根新九郎は、法歯学の調査結果から、少年が実年齢より発達が遅れていたことを知るのだった。そんな中、東京拘置所特別病棟に入院している近藤房子がいよいよ動き出す。見込んだ担当看護師を殺人鬼へと調教し、ある指令を出す。そのターゲットとは――。累計60万部突破の大人気シリーズ最新刊!
まだまだ活躍中の近藤房子
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警視庁広域捜査専任特別調査室=SRO
シリーズ7
今回もおもしろかったのだけど…
ネグレクトやら子供が関係しているとどうしても胸が痛くて読む速度が遅くなってしまう…
新宿の闇金殺しの現場から発見された子供の指紋。残虐な殺人事件に子供が関係している!?捜査を進めていくうちにネグレクトの子供たちが浮上してくる。一方近藤房子は新しく自分の手足になりそうな人物を見つけ…
SROメンバー!!
どうなっちゃうの~!
ハリー!
尾形さん~!
そして麗子さん~!
さらに、近藤房子が再始動!
続きが気になりすぎる終わり方~
次回が楽しみすぎる!
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久しぶりのSROだったので 前作までで SROのメンバーや近藤さんの状況がどうだったか すっかり忘れていて 読みながら復習的な感じに。
このシリーズは いつもイッキ読みしちゃいますが 今回は最速だったかも。思いがけない展開で 面白かったー。
最後はバタバタと決着した感じで あっけなかったけど 近藤さん的には 次回作に向けたエンディングで 次回作が楽しみ。
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SRO警視庁広域捜査専任特別調査室
シリーズⅦ
今回は、いつもと少し違って、
ネグレクト。虐待。のお話が、出てきました。
そこから、
いろいろな話が繋がって、
近藤房子に、たどり着く!!
すごい!!
またまた、
次回作が楽しみです。
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冒頭から子供に対するネグレクトは衝撃。また、ダーとマムという犯罪者に操られているとは言え、平然と人を殺す少年少女たちに恐怖を覚えた。
尾形の息子に関しては、息子も母親も甘え、甘やかしすぎ。
それと並行して東京拘置所特別病棟に入院中の近藤房子は新たな殺人鬼を育て上げようとする展開。
二人三人と殺す毎に敷居は低くなり、四人五人となれば敷居自体なくなる。その殺人心理に背筋がゾッとした。
今作最後とエピソード0の最後が繋がったので、次回はまた近藤房子と対決か?間違ってもこの少年少女たちと近藤房子が手を組みませんように。
次回作も楽しみにしています。
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富樫倫太郎『SROVII ブラックナイト』中公文庫 。
シリーズ第7弾。シリーズ最高傑作と言って良いくらいの奇抜で起伏に富んだストーリーだった。タイトルの『ブラックナイト』は、日本語だと『闇夜』なのだが、本作にはまさにぴったりのタイトルだと思う。ネグレクト、高齢者問題、家庭崩壊、闇金融と現代社会の闇とSROのメンバーの抱える闇の部分とが交錯しながら物語は展開していく。
冒頭から母親とその同居人に虐待、育児放棄された子ども・四郎の物語と、あの稀代の殺人鬼・近藤房子に意のままに操られていく東京拘置所医務部の看護師・石塚美和子の物語とが同時進行する。そして、新たな殺人鬼・ダーとマムが登場するという驚愕の展開…
結末からすれば、今後もシリーズは続きそうだ。楽しみはまだまだ続く。
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シリーズ7作目。
メインストーリーは、親の虐待などで家族からはぐれた子どもたちと、彼らを利用する極悪な大人との犯罪物語。
そこに房子の不穏な動き…ということで、本編は次巻になりそう。
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SROシリーズ7作目。
今作では児童虐待を受けていた少年少女が絡む殺人事件と拘置所内の病院で治療を受ける近藤房子の話が平行して進んでいく。
相変わらず起きる事件は凄惨だけれど、背景には「育児放棄」や「在宅介護」の問題が関係しており、弱者が生きるため自分を守るために悪者にいいように利用されてしまう過程は読んでいて辛かった。
少年少女の犯罪に絡み尾形一家の問題も大きく動いたが今後どうなるか。いい方向に収束するといいな。
近藤房子は目的遂行のために他者の弱みにつけこみ懐柔、容赦ないし本物のシリアルキラーだわ。また房子の暴走が始まる予感。SROチームは大丈夫かな。
終盤、色々動いたところで終わってしまったので次巻が気になる!
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今回は虐待されている子供達の話。
読んでて何度も胸が痛くなった。。
尾形さんの息子の件についてはカウンセラーを変えたほうがよくないか?!
山根さんに相談してみるのはどうですか?!
そして近藤房子!!!
今度はシリアルキラーを育成してるから驚き。
弱っている人間の心に入り込むのが上手いなぁ。
また簡単に逃げちゃったよ。。
またこれから恐ろしい事件を起こすと思うと震えるわ。
最後にこれだけ言わせて。
鈴木花子がどうも好きになれん!!!
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メインのピアノヒール役が入院しててもここまで楽しめるとは!しかも間違いなく続編があると確信させる終わり方。見事としか言いようがない。メインストーリーもプロットが作り込まれていてそれだけでも楽しめる。
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新宿の闇金業者殺しの現場から、亀戸で遺体となって発見された少年の指紋が見つかった。SRO室長・山根新九郎は、法歯学の調査により少年の発育に遅れがあったことを知る。同じ頃、東京拘置所特別病棟に入院している近藤房子が動き出す。担当看護師を殺人鬼へと調教し、ある指令を出した。そのターゲットとはー。
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シリーズ7作。平然と残虐な行為や殺人を犯す親に虐待された子供たちが尾形家に襲い掛かる。一方で収監中の房子が看護師の美和子を殺人鬼として調教する。前者は解決したが房子は脱獄に成功、シリアルキラーが再び野に放たれる…。正月休みと出張の車中で7作を一気読み。残るは房子の過去を描いた番外編episode0のみ。
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再読。
後半~結末まで忘れてて、また楽しめてしまった。終始、不穏さが漂っていて、暗くなりがちなのにならないのは軽快なテンポで話が進むから?
美和子にはクズ夫殺害までいってほしかったな。
相変わらず「数年後の三郎」に期待大だけど、殺人キラーにはなって欲しくないなと真逆な心境を抱く結果になるとは。
《2017/7/27》
近藤房子、恐るべし。殺人キラーとして活躍する三郎の姿を見たいという不謹慎な期待が抑えきれない。
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エピソード0に続いて読んでみた。今回もドラマ『24』みたいに人がたくさん殺されていく(内容的には異常犯罪とかで『クリミナル・マインド』寄りか)。児童虐待と介護に苦しむ看護婦(房子がらみ)、SRO職員の個人的問題で物語は進んでいく。その先どうなるかでページがあっという間に進んだ。子供の虐待とか目を塞ぎたくなるようなことばかりだったなあ。そして房子さんで続けるのかなあ。そう簡単に逃げれたものかなってて思うんだけれど。ま、強烈だな。
1から読んでないので詳しくは知らないが、SRO?なんだろねっていうのが(FBIみたいなもんっていうらしいけど)。
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このシリーズは怖いので読む前は緊張したが読みだしてからは一気読みだった。各室員のプライベートと捜査のシーンが交錯しながら多彩な展開を見せる。早速次巻が楽しみ。暗くて辛くてグロいので覚悟して読みましょう。でも淡々というかどこか飄々としたテイストです。シリーズ未読の人は1巻から読んでください。
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なかなかエグかった。読んでてこれは年齢制限を設けた方が良いのではと思ってしまった。こう言う発想の作品はお目にかかった記憶はないので斬新だったけど尾形の息子まで絡めたのはやり過ぎ。0係でも思ったが関係ない事件を同時進行させるのが好きだね。俺は嫌いです。
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201707/こんだけ色々詰め込んでて収束させてるのでスピーディーではあるが物足りない気も。でもさすがこのシリーズは面白くて、止まらず一気読み。近藤房子ネタでこうくるとは…。SROメンバー達がプライベートで抱えてるものも切なくて、「富樫先生!もうちょっと彼らを楽にしてあげて!」って思ってしまう。
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あらららら、今度こそ麗子が危ないんでない?
ちょっと詰め込みすぎて、端折った感が否めない。すんなり行き過ぎでは、とも思うのは私が一気に読みすぎたせいか??(笑)
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シリーズ第7弾。
稀代のシリアルキラー・近藤房子が逮捕されても、さらなるシリアルキラーは出現するし、近藤房子は拘置所の中で、自分の後継者を育てようと画策したり、まだまだSROメンバーの安らかな日々は訪れそうにもない。
房子が逮捕されてから、確か2、3作出ているはずだが、そんなに時間は経っていない設定らしく、今作でやっと麗子の包帯が外れたところ。
ある日、亀戸で発見された少年の遺体から、少年少女が連続殺人事件に関わっていることに気付く。
彼らを追う山根たちだったが、房子も密かに反撃の機会を伺っていた…
児童虐待の子供たちを、犯罪に利用する大人や、房子の担当の看護師の美和子が殺人に手を染めてしまう背景にある介護の問題など、事件の方にも現代社会の闇が描かれ、いろいろと考えさせられる1冊でもある。
そして、ラスト!
次作はまた房子との対決が予想され、すごく楽しみ!
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面白かったけど、キラークイーンを表舞台に出すための物語という感じがした。今回は事件が二つあったけど、それぞれの後日談がもう少し欲しかった。
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普通に生きていたら知ることのない社会の闇を知れるという点では有意義だけど、いかんせん胸糞が悪い。
戸籍のある子供を虐待から守るのも大変だけど、戸籍がなく社会とのコネクションが一切ない子供が苦しんでいる現実を知って悲しくなる。
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いきなり子どもの虐待と主婦の介護地獄の詳細な描写で、うわっと思うし、シリアルキラーの近藤房子が捕らわれに身になりながら好きなようにしているし、なんでこんなエグイのを好んで読んでいるのかと我ながら思ってしまう。それでも本を手放さずに読んでしまうのは、こういうのも人間の実相のひとつだと思うし、SROのメンバーの人間らしさに惹かれるからかもしれない。少年ギャング団の振る舞いは恐ろしいが、結構浅はかにも描かれている。
Posted by ブクログ
SROシリーズ、7作目。
今作では、ネグレクト虐待児と普通の主婦が如何にしてシリアルキラーに生まれ育っていくかの過程をそれぞれの立場で描かれている。そもそもシリーズ全体が非常にコンパクトな時系列で進められているため、複数の事件が同時進行で起こっていくのは分かるのだが、わざわざ一巻に一括りするのであれば、少々ご都合主義でも二つの事件を絡めてほしかったし、逆に尾形の息子を絡めるのはご都合主義にも余りあると思うし、何だか中途半端な感じを受けた。次の8作目はまた近藤房子が大暴れするのかなぁと期待半分、全く関係のない別の事件が読みたいと思う気持ちも半分といったところ。
Posted by ブクログ
面白かったー。看護師さん家族のその後とかも気になるけど…。あと、子供達一人一人の事ももっと深く書いてほしかった。最後は一気にバタバタと終わった感じ。いくらなんでも解析早すぎないかな?近藤房子はまた外に出るのね。早く続き読みたい。
Posted by ブクログ
大好きなSROシリーズ。
登場人物の細かな描写が個人的な魅力だけど、
でもちょっと後半の展開バタバタと行き過ぎで、
登場人物の解像度が浅く見えたの残念。