富樫倫太郎のレビュー一覧

  • 早雲の軍配者(上)
    北条早雲シリーズを読後、久しぶりに再読してみた。北条早雲シリーズを読んだ後だと、また新鮮な感じがした。やっぱり面白い‼️
  • 闇の獄(下)
    この人自身も悲惨な目に遭い、仲間の芳一という人も悲惨な目に遭ってきたのに、何気にいい人だったな。自分の命を犠牲にしてまで、新一を逃がしてくれて。あと三郎左も。ずっと追いかけてた相手なのに逃がしてやるとかさ。
    この人の作品はどれも面白くて、思わず夢中になって読んでしまいます。
  • 闇の獄(上)
    一気読みしてしまった。この新之助という人は殺し屋になっても、根っからの悪人にはなりきれない、根は優しい人だと思った。
  • スカーフェイス3 ブラッドライン 警視庁特別捜査第三係・淵神律子
    本作は女性刑事、淵神律子をヒロインに据えたシリーズの第3作だ。
    淵神律子は格闘技も射撃も車の運転も得意で、独特な勘も持った腕利きの刑事だ。被疑者との格闘で頬に傷を負った経過が在って一部に<スカーフェイス>と呼ばれている。この淵神律子はやや荒っぽい面が在って、捜査一課で持て余され、資料整理が本分となっ...続きを読む
  • 土方歳三 下
    或いは「土方歳三の半生」というようなモノは、古くからの時代モノのファンや歴史好きには「御馴染み」かもしれない。そして古くから在る様々な作品が引合いに出されることであろう…が…これは「現在の解釈」としての「土方歳三の半生」という作品で、「未来に至って引合いに出される名作」というようになって行くと思った...続きを読む
  • 風の如く 高杉晋作篇
    激動の時代幕末を駆け抜けた、吉田松陰、久坂玄瑞、高杉晋作を描いた筆者渾身の三部作幕末青春もの。始まりは、武士の子でありながら、家族を養うために農作業にいそしむ日々を過ごしていた平九郎。そして知り合った克己堂の教授である白井小助より、松下村塾の存在を知り、入塾することになる。それは、燦然と輝く傑物との...続きを読む
  • スカーフェイス 警視庁特別捜査第三係・淵神律子
    ヒロインの「複雑な造形」が、御本人の目線や、ルームシェアの同居人の目線等で描き込まれ、他方で謎が多い事件の推理が進む…
    本作は「“シリーズ”にもなり得る?」という具合で終わっている…或いはこの淵神律子との「再会」も在るかもしれない…
  • SRO7 ブラックナイト
    久しぶりのSROだったので 前作までで SROのメンバーや近藤さんの状況がどうだったか すっかり忘れていて 読みながら復習的な感じに。
    このシリーズは いつもイッキ読みしちゃいますが 今回は最速だったかも。思いがけない展開で 面白かったー。
    最後はバタバタと決着した感じで あっけなかったけど 近藤さ...続きを読む
  • 堂島物語1 曙光篇
    歴史小説という体裁を取った、株の本ですね、これ。読むきっかけは”マストリード”シリーズから。商人と台頭と武士の凋落が、当時の最重要取引である米の売買を背景に、鋭く描き出されている。今はまだ、個人的趣味の域を出ない主人公の才腕が、今後どのように市場をかき回していくのか、っていうのが本筋ですね、きっと。...続きを読む
  • SRO1 警視庁広域捜査専任特別調査室
    ドラマとは違って、警察小説は
    どこか暗く重い印象しかなかったんで、
    敬遠しがちだったんですが、
    書店員さんのオススメコメントに
    「クリミナル・マインドやBOSSが好きな人には是非
    読んでもらいたい」
    みたいなことが書いてあったので、読んでみました。

    読んでみて良かった。
    店員さんに...続きを読む
  • SRO7 ブラックナイト
    SRO警視庁広域捜査専任特別調査室
    シリーズⅦ

    今回は、いつもと少し違って、
    ネグレクト。虐待。のお話が、出てきました。
    そこから、
    いろいろな話が繋がって、
    近藤房子に、たどり着く!!
    すごい!!
    またまた、
    次回作が楽しみです。

  • SRO6 四重人格
    おもしろかったー!!

    SROのメンバーも勢ぞろいして、
    メンバーの性格や人間性が、
    season6にもなると、
    良くわかってきたので、
    それぞれの活躍を、
    楽しく見れました。
    今回の相手は、
    四重人格。
    この人の強さは桁外れ。
    このまま逃げられるのでは?!と思っちゃうほど。
    でも、
    SROも凄い!...続きを読む
  • 堂島物語4 背水篇
    評価は5.

    内容(BOOKデーターベース)
    「九州で竹の花が咲いた」という奇妙な噂が耳にした吉左衛門は、自分の目で稲の様子を確かめるべく、西国へ旅に出る。そこで見たものは―。やがて訪れる享保の大飢饉をめぐる米相場の乱高下は、吉左衛門にとって大きなビジネスチャンスとなるか、破滅をもたらすか、人生最大...続きを読む
  • SRO7 ブラックナイト
    冒頭から子供に対するネグレクトは衝撃。また、ダーとマムという犯罪者に操られているとは言え、平然と人を殺す少年少女たちに恐怖を覚えた。
    尾形の息子に関しては、息子も母親も甘え、甘やかしすぎ。
    それと並行して東京拘置所特別病棟に入院中の近藤房子は新たな殺人鬼を育て上げようとする展開。
    二人三人と殺す毎に...続きを読む
  • SRO5 ボディーファーム
    面白かった。
    シリーズ第5弾。
    最強の殺人鬼。近藤房子。
    怖かった。
    残忍な拷問。恐ろしい。
    返送したりするから、
    見破るのも大変。
    SROのみんなで、追いかける。
    ハラハラドキドキの本でした。
    一応、事件は解決。
    でも、まだまだ続く。
    絶対続く。怖い。
    前回から出ている
    元一課の坊屋久美子の秘密。...続きを読む
  • SRO episode0 房子という女
    文庫本の帯にあった、『邪魔するヤツは、消してきた』の一文は、さすがシリアルキラー・近藤房子だと思う表現。生まれながらにして殺人者と言っていい程、残虐な殺害方法の数々。読む手が止まらなくて、一気読みした。
  • 堂島物語3 立志篇
    天性の才能と努力で米仲買人になり、
    順調に人生を歩いている能登屋吉左衛門
    我が儘な修行元の奥さんや
    若息子は出てくるものの
    誰かを貶めたりいじめたりする話ではないのが
    本当に読んでいて清々しい。
  • 堂島物語2 青雲篇
    第2弾も文句なしのおもしろさ!

    常に謙虚であり、
    その時代の義理人情を大事にしながら
    生き抜いていく青年の成長物語。

    江戸幕府に翻弄されながらも
    庶民が図太く生き抜いている姿や
    恋をしながら子孫を残し
    家族を大事に思う気持ちは
    今の私達と何も変わらない。

    日々成長していく
    能登屋吉左右衛門あっ...続きを読む
  • 信玄の軍配者(上)
    このシリーズは
    読む手が止まらない!

    信玄の軍配者は言わずと知れた山本勘助。
    醜い姿と後ろ盾が無い故
    どの國の大将から相手にされず。
    それでもめげずに戦国の世を渡り歩く。

    武田信玄との出会いの場面では
    信玄の優しい言葉に
    ついつい「勘助良かったね」と
    落涙(T_T)
  • 生活安全課0係 スローダンサー
    第4弾!
    今現在売されているシリーズでは最後になる。
    今回も?事件自体はミステリーとまで行かなかったが
    周囲の出来事が動いた。

    自称バレリーナのストリッパーのおばあちゃんや
    継母と生活することになりそうな妹は?
    少しずつ絡んでいる人達が
    次にどうやって登場するのか楽しみである。