【感想・ネタバレ】スカーフェイス3 ブラッドライン 警視庁特別捜査第三係・淵神律子のレビュー

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Posted by ブクログ 2019年08月30日

本作は女性刑事、淵神律子をヒロインに据えたシリーズの第3作だ。
淵神律子は格闘技も射撃も車の運転も得意で、独特な勘も持った腕利きの刑事だ。被疑者との格闘で頬に傷を負った経過が在って一部に<スカーフェイス>と呼ばれている。この淵神律子はやや荒っぽい面が在って、捜査一課で持て余され、資料整理が本分となっ...続きを読むている“閑職”の「特別捜査第三係」に左遷されてしまう。そしてそこで、若いキャリア組の藤平や、大ベテランの円と組んで独自の活動で事件の解決を目指すのである。他方、淵神律子には年老いた両親が在り、看護師の町田景子と一緒に住んでいるという暮しも在り、それらが事件に絡む場合というのも在った。
第3作となった本作…若い藤平が、警視庁を訪ねて来た友人の母親と、その友人の婚約者の女性から相談を受ける辺りから物語が動き出す。相談を受けた藤平の様子を視て、酷く思い悩んでいると観た淵神律子と円は事情を問い質し、その事案に関して「調査」に着手する。
過去2作に比べるとアクションというような要素は少な目だが、淵神、藤平、円という面々が各々の持ち味で謎が多い事件に挑む様子は夢中になる…

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購入済み

スカーフェイス3

2022年07月15日

怖かった!恐ろしかった!本当にこの様な犯罪者が実在して居そう。海外とかには有りそうな犯罪。
拉致された2人が生きて助かった事がせめてもの救い。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年08月16日

*型破り刑事・淵神律子の同僚、藤平は、行方が分からない友人、北原の母親から、息子に女性誘拐の容疑がかけられていると相談される。安否不明の女性の部屋には、北原の指紋も残されていた。動かぬ証拠こそが事件解決の糸口となるのか。タフな女性刑事の熱い捜査と勘が冴える人気シリーズ*

前作Ⅱは直接的なエグい描写...続きを読むが印象的でしたが、今作Ⅲは、シリアルキラー男の淡々とした行動と異常な心理描写がじわじわきます。絶望感しかない中盤までは、読んでるこちらの背筋が凍るほど。

が、後半、律子のふとした疑問を皮切りに捜査が動き出し、怒涛の展開で一気に読ませます。スピード感も文句なし、単純に面白かった。

ただ、またしてもラストに取って付けた感満載のオペレイター登場って・・・この人、要る??シリーズⅢに至っても全く存在感のない状況ってどうなんだろう。
そろそろオペレイターと全面対決とかさせてくれないと、存在忘れてしまいそう・・・

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Posted by ブクログ 2020年05月27日

最初律子があまりにも興味示さんし
藤平は泣くしどうなる事かと。

こういう時系列の感じは少しイライラする
律子たちの動きが今回遅すぎて
省吾がおかしすぎて
それを当たり前と思って罪悪感もくそもないし
父親もやっぱりそうだったんか
いつから「それ」が始まったんか。

佳奈子の恐怖がわかって
吐き気がし...続きを読むた。
省吾は無理やりすることは
無かったんだろうか。
やから今まではそのまま死んでしまってたんか。

北原が生きてたんが奇跡
なんでなんだろうか
やっぱり藤平のためか。

省吾が最後まで分かってなくて
それが本心ですごい怖かった。
藤平よく頑張った。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年09月12日

このシリーズ、前作があまり良くなかったのでどうしようかなと思ったが、今回はSROシリーズの初期作品を思い出させる設定で面白かった。
拉致監禁の常習犯が捕まることなく日常に潜み、ターゲットを絶え間なく物色していて、ひとりひとりの死を積み上げていくことによって熟練していく。わかりやすい犯人も周到に用意し...続きを読むて、一見単純な事件に擬装する。そんな鬼畜犯罪者を警察がどんな点から疑問を抱き、どのようなキッカケを掴んで追い詰めていくか…というこの感じ、好みです。

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Posted by ブクログ 2022年05月11日

05月-08。3.0点。
スカーフェイス第三弾。第四弾発売のため再読。

20代人妻が誘拐される。容疑者は淵上律子の後輩の友人。

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Posted by ブクログ 2022年02月28日

前作がとっても胸糞悪かったので今回はお手柔らかに…って思ったけど、前作ほどではないにしてもそれなりに胸糞悪めでした。。
でも終盤になるといっきにスピードアップする富樫作品はやっぱり面白いんだよなぁ。
そういえば本作は律子のスカーフェイスに一度も触れなかったような?!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年12月17日

スカ―フェイスシリーズ、3作目。

淵神律子の同僚刑事・藤平の友人である北原勇太が女性誘拐の疑いを掛けられたまま失踪。その行方を追う。

今回は、これはSROシリーズの分野ではなかろうかと見疑うほどの強烈なシリアルキラーが登場する。シリアルキラー犯罪モノとして読めば確かに面白いが、果たしてスカ―フェ...続きを読むイスシリーズである必要があったのかという疑問が生じるのは致し方なしか。シリアルキラーにたどり着くまでの警察の捜査過程も興味深くはあったが、シリアルキラーがあまりにも強烈であったがために、肝心の淵神らの存在が霞んでしまっているのは否めない。一応「オペレーター」とのやり取りは継続しているようなので、次作に期待したい。

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Posted by ブクログ 2020年02月13日

2月-8。3.0点。
スカーフェイスシリーズ第三弾。
若い人妻が行方不明に。淵上の後輩の友人が、誘拐の疑いを持たれる。友人も行方不明。捜査一課が捜査しているが、淵上達も友人の行方を追う。

スピード感あり。一気読み。何か、SROに似ている感じ。
「オペレーター」との決戦が見たい。

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Posted by ブクログ 2019年11月03日

シリーズ第3弾。 「スカーフェイス」と呼ばれる警視庁女性刑事、淵神律子が、同僚の藤平刑事の友人にかけられた女性誘拐の真相を追う。近藤房子ばりのシリアルキラー登場!気持ち悪っ。

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Posted by ブクログ 2019年10月27日

後半部分にやや出来過ぎなくだりがあったが、作者得意のシリアルキラーモノを楽しめた。中盤からいきなり犯人目線に移ったのはびっくりしたが緊張感を持って読めた。オペレーターの存在なんてすっかり忘れてた。

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