あらすじ
「SRO」「警視庁ゼロ係」シリーズの著者による、警察書下ろし小説最新の第4弾!
「スカーフェイス」と呼ばれる女性刑事、淵神律子が所属するのは警視庁特別捜査第三係。来年に定年退職予定である坂東雄治刑事から相談事が律子に持ち掛けられる。坂東が敬愛する児童養護施設園長から、施設の卒業生・鷺沢鈴音の行方を捜して欲しいという依頼だった。現時点では事件に巻き込まれた確証がなく警察が乗り出せない事案のため、内々に調査を開始する。
一方、少年らに妻子を惨殺された父親が復讐を誓い、狂気をはらんだ行動を開始する――。強烈なインパクトを残す女性刑事が活躍する人気シリーズ。
感情タグBEST3
スカーフェイス4
だんだんこのシリーズの流れがのってきた感じ。
淵神さんが殺されなくてよかった。妻子を殺された堂林さんは復讐という餌に釣られて操られてしまい善悪を見失った。オペレーターはやはり警察内部?
続編を早く読みたい
Posted by ブクログ
警視庁特別捜査第三係、型破りな女性刑事淵神律子が活躍するシリーズ4作。過去に起きた母子殺人事件の犯人少年4人への復讐劇、ひょんなことから半グレ集団『ジュピター』に追われる桐野と鈴音の逃走劇が交錯する…。哀切な友人に去られた律子はどうなる?オペレイターを名乗る人物との対決も待ち遠しい!
Posted by ブクログ
第4弾
登場人物のキャラクターがぼんやりしてた
もうちょっとはっきりしてたように思ったけど
人探しからの事件
同時進行なので、どうやって交差していくのかを楽しんだ
律子のプライベートは今後どうなっていくのかな
Posted by ブクログ
富樫倫太郎『スカーフェイス4 デストラップ 警視庁特別捜査第三係・淵神律子』講談社文庫。
シリーズ第4弾。文庫書き下ろし。
事件の背後で暗躍する『オペレイター』とアルコール依存症から抜け出そうと捜査に没頭する淵神律子の闘いの行方は……
今回も『オペレイター』と淵神律子の直接対決は無く、決着は次回以降に持ち越されるようだ。エピローグに律子の心配な描写があり、非常に気になる。
警視庁特別捜査第三係に所属する淵神律子は来年に定年退職を控える窓際刑事の板東雄治から相談を持ち掛けられる。坂東が敬愛する児童養護施設園長から、突然失踪した施設の卒業生でパン屋に勤務する鷺沢鈴音の行方を捜して欲しいという依頼だった。事件性が低いため、淵神律子は非公式に調査を進めるが……
その頃、かつて妻と息子を四人の少年に惨殺された元自衛官の男が『オペレイター』から唆され、加害者の少年を一人ずつ殺害し始めていた。
定価990円
★★★★
Posted by ブクログ
シリーズ4作目だけど今回はなんかちょっと物足りなかったというか中途半端だったかな。。
鈴音の生い立ちをもう少し掘り下げて欲しかったし、桐野だけは自分の犯した罪を悔いて手紙を書いたりお墓参りに行っていたのに堂林になぜか届いてないし、京介もなんであんな人間になってしまったのか教えて欲しかったし、オペレイターも警察関係者かも?というのは進展だけど最後は何も言ってこないし、景子さんは少ししか出てこなかったど最後に突拍子もない行動にでるしで、、、もうツッコミどころ満載でしたw
それでも富樫作品はテンポが良いのでハラハラドキドキしながら最後まで楽しく読めてしまう。
そして今回は誰も律子のスカーフェイスに触れなかったなぁっと、、タイトルがスカーフェイスなのにねw
Posted by ブクログ
スカーフェイスシリーズ、4作目。
うーん、今回は何もかも中途半端だったかな。オペレーターの正体とか、淵神の同居人の女性との関係とか、シリーズ全体を通した展開部分は仕方ないにしても、肝心のメインの事件がただストーリーが流れていくのを追っているだけで、いまいち逃避行の少年少女の心の内が見えてこないし、復讐を誓う父親も半グレの親玉も呆気ない幕切れで終わるし、淵神たちの警察捜査も結局大したことしていないしで、最後まで読んで、あースッキリしたって感じは全く得られなかった。幕切れがあまりにも呆気無さすぎて余韻もないし、もう少し事件の登場人物の背景や心情を描いて欲しかったなぁ。
Posted by ブクログ
06月-03。3.0点。
淵上律子シリーズ、第4弾。
第三係の同僚から、児童養護施設出身の女性が行方不明になっているとの相談を受け、独自に調査。
一方、妻子を少年たちに惨殺され、復讐を誓った自衛官に「オペレイター」から電話が。。
読みやすかった。いつものスピード感。但し、オペレイターとの対決が、先延ばしされた感じが。そろそろ次の展開が欲しい。
Posted by ブクログ
*「スカーフェイス」と呼ばれる女性刑事、淵神律子が所属するのは警視庁特別捜査第三係。来年に定年退職予定である坂東雄治刑事から相談事が律子に持ち掛けられる。坂東が敬愛する児童養護施設園長から、施設の卒業生・鷺沢鈴音の行方を捜して欲しいという依頼だった。現時点では事件に巻き込まれた確証がなく警察が乗り出せない事案のため、内々に調査を開始する。
一方、少年らに妻子を惨殺された父親が復讐を誓い、狂気をはらんだ行動を開始するーー。強烈なインパクトを残す女性刑事が活躍する人気シリーズ第4弾!*
うーん、ネタ切れ??
シリーズⅡ、Ⅲは振り切ったグロさと狂気が際立っていましたが、今作は凡庸と言うか、いつかどこかで読んだような内容で意外性はなし。いつもながらのオペレイターの万能感と藤平のスーパーセーブが都合良過ぎて、そろそろ飽きてきたな・・・
おまけに、シリーズ最初からなんだか鼻につく景子さん、始終グズグズした挙句にそれですか。でもって、律子もそう来ちゃいましたか。安直。
どうもこの二人からは愛を感じない・・・ただの依存に見えるところも、共感出来ない一因かも。全体的に陰気な巻でした。