あらすじ
煬帝一味の襲撃を撃退した麗門愛之助は、再び放蕩三昧の日々を送っていた。
ある日、彼を庇って死んだ女盗賊・孔雀の墓参りへ行くと、孔雀と瓜二つの女・朱雀が現れる……。
一方、佳穂は旗本奴の般若党と全面対決、そして幕府転覆を画策する煬帝は、八代将軍吉宗の暗殺計画をついに実行する!
どうする、愛之助!? 文庫書き下ろし
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Posted by ブクログ
富樫倫太郎『ちぎれ雲 (三) 謀反の剣』中公文庫。
大身旗本の次男坊に生まれ、『猪母真羅』持ちの美丈夫にして放蕩三昧の暮らしを送る、放念無慚流の達人、麗門愛之助を主人公にした時代小説シリーズの第三巻。今回も文庫書下ろし。
なかなか面白かった。麗門愛之助により明かされる浮遊剣の正体。その正体は秘剣などではなく、愛之助も闘いに際しては何時も傷を負い、そこにリアリティを感じる。
煬帝一味による御子神検校屋敷襲撃を撃退した麗門愛之助は、再び放蕩三昧の日々を送っていた。ある日、愛之助を庇って死んだ女盗賊の孔雀の墓参りへ行くと、孔雀と瓜二つの朱雀が現れる。一方、愛之助の親友である唐沢潤一郎の妹で女性剣士の佳穂は男装し、旗本奴の般若党の面々に闘いを挑んでいた。
そんな中、煬帝は幕府転覆を画策し、八代将軍吉宗の暗殺計画を実行する。
そして、いよいよ明らかになる愛之助と煬帝との因縁。
物語はまだまだ続く。
本体価格840円
★★★★★
Posted by ブクログ
将軍吉宗への謀叛、旗本奴を粛正する佳穂、愛之助を巡っての女たちのあれこれもお盛んな上、自分の出生の秘密まで出てきて、混乱の中物語は面白さを増してきた。テンポよく進むのもいい。
Posted by ブクログ
この作品も、最初はスケベだけど、剣だけは滅法強い男の武勇伝、ぐらいに思っていたけど、だんだん話が大きくなってきた。次回は、舞台が京都まで広がりそうな気配じゃないか?幕府と朝廷の対決とかなったら、なかなかどうして、収拾がつかなくなるんでないの?