堤未果のレビュー一覧

  • デジタル・ファシズム 日本の資産と主権が消える

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    デジタル化への加速はこの日本において良い方向に進んでいるだろうか、この書で疑問を持った。外部委託の寄せ集め集団でデジタル庁の大きな権限と予算は信頼できるシステムではない、と言う。それは便利になる裏返しで情報漏洩しかり、国民の了解無しの情報の管理体制だ。マイナーカード含め、現在個人情報の閲覧規定が無い、例えば本人の了解無しで関係者は閲覧できるが、本人が削除出来ず、データーの保管が国外にありセキュリティー保護規定も見えていない状況だ。このような無能な管理者・庁のデジタル化では利便性追求とは言え、今後恐ろしい権限政策となりうる。その他、世界のデジタルマネー変革である「グレード・リセット」による銀行間

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    2025年03月06日
  • 堤未果のショック・ドクトリン 政府のやりたい放題から身を守る方法

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    気づきという観点では読む意味が十分である。しかし、本書が示すように、意見に流されてはいけない、主体的に疑い考えることが大切である。

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    2025年02月22日
  • 堤未果のショック・ドクトリン 政府のやりたい放題から身を守る方法

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    珍しく具体的な事象ではなくやや理論的というか方法論的な話。

    「人絶ち」は興味深い修行方法だと思う。たまにデジタルデトックスというのを聞くが,それの極地だろう。インプットを完全に遮断するということだが,アウトプットも禁じられるのだろうか?

    ショックドクトリン
    ①ショックを起こす
    ②政府とマスコミが恐怖を煽る
    ③国民がパニックで思考停止する
    ④過激な新自由主義政策を導入する
    ⑤多国籍企業と外資の投資家達が,国と国民の資産を略奪する
    最大のコツは「国民がショックによる思考停止から我に返る前に,スピーディに社会をつくりかえてしまう」こと

    15分都市というデジタル監獄

    おかしいなと思ったときはお

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    2025年02月10日
  • 国民の違和感は9割正しい

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    Twitterファイルは知らなかった。使ってないにしても知っててもおかしくない大ニュースだと思うのだが,見事に鎮火されたということか。確かに自分のFacebookでも全く反応ない投稿があって,不自然だとは思っていた。ウィルバーは御法度なのかもしれない。
    EUの農民一揆も知らなかった。積極的にニュースを取りに行っていないとはいえ,全く知らないのにはびっくり。検閲の凄さ。
    不思議なのは,この国を解体する動きを主体的に進めているのが,この国の政治家や官僚だということだ。大企業はまぁ,そうかもしれないが,政治家や官僚に国を売るだけの見返りがあるのだろうか?海外については,具体的に書かれているが,国内に

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    2025年02月10日
  • 沈みゆく大国 アメリカ 〈逃げ切れ!日本の医療〉

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    逃げ切れますかねぇ?現役医師は12万人不足しているとか。医学部に入るのは昔より難しくなってるみたいですけどね。単に数を増やしても都会で美容形成とかが増えるだけだろうなぁ。
    著者によれば教育と地方自治が鍵ですが,正直どちらも心許ない。

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    2025年02月08日
  • 沈みゆく大国 アメリカ

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    オバマケアエグい。医師の話はこの国の弁護士の姿と重なる。回転ドアは日本にもありますよね。竹中平蔵とかまさに。

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    2025年02月08日
  • ルポ 食が壊れる 私たちは何を食べさせられるのか?

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    ディストピア感満載の前半の章の内容には、とても暗い未来を予感させ、暗い気持ちになりました。が、後半に描かれた、その流れに抗う世界中の真っ当な人たちの行動に勇気づけられました。カネと数字と効率ばかりに拘泥する権力者たちには、もう少し長い目で見た合理性というものを学んでほしいものです。荒れ果てた世界よりも、生き生きとした世界の方がいいと思うのですがね。

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    2025年02月08日
  • 国民の違和感は9割正しい

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    ただ一方から流されてくる情報をそのまま鵜呑みにするのではなく一度自分で考えることが大切。
    とにかく世間一色になるスキャンダルが出た時は警戒します!

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    2025年01月20日
  • 国民の違和感は9割正しい

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    違和感を感じることもなくボーっと生きてる人が大半だと思うので、
    もっと多くの人が、社会の違和感を感じて、その違和感は何からくるものなのかを、情報を取捨選択して正しい情報を得て、できることから行動して、世の中が少しずつでも良い方向に向かって欲しいです。
    現状の世の中は明らかに間違った方向に危険な方法に進んでると感じています。

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    2025年01月12日
  • 国民の違和感は9割正しい

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    政治家にとって、国民の知る権利はやっかいなんだろうな、と理解できます。でもここは中国やロシアではないのだから、それなりに正しい情報が開示されているものと思ってきました。
    でも、最近の選挙戦や、斉藤知事のことなどでメディアは信用できないなどと言われるようになり・・・

    本書を読むと、それ以上に信じられないような悪事が裏で実行されようとしていたり、既に行われていたりして愕然としました。
    政治家は国を売ってどんな利益があるのか理解に苦しみます。

    著者の言うように、国民が自分で考え、目を光らせておかなければ、この国は手遅れになりそうです。
    私はとにかく、投票率を上げることが一番かなって思っています。

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    2025年01月03日
  • デジタル・ファシズム 日本の資産と主権が消える

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    公共サービス デジタル庁 についてどのような経緯で発足したのかはよくわからない
    がセキュリティの甘さは今後 私たちの生活に不利益が発生する恐れがあると感じた
    セーフサービスに米国の民間企業を利用登録させるのはいかがなものかと思う
    デジタルセキュリティについて個人でどのように対応するのか 解決策は見いだせないままだ

    金融について
    キャッシュレス決済はここ数年 すごく多くなってきていると感じている
    クレジットカードより利便性があると思える
    どのような危険性があるのか 啓発する 意味合いでは 本書の記事は良いのかもしれない
    クレジットカードについては 盲点を指適している
    デジタル マネーについ

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    2024年11月17日
  • 「自由」の危機 ――息苦しさの正体

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    知らない論者も多いのだが,なかなか良い企画だったと思う。
    個人的に自由に最高の価値を置いているつもりなのだが,そもそも自由とは何か,きちんと考える必要がある。自由でないから自由という概念が必要となるという指摘はそのとおりだし,自由と秩序の関係も深める必要がある。
    学術会議の問題は解決されないまま世間からは忘れられてその動きは目的を達しようとしている。カネは出すけど口は出さないなんて器量をこの国に望むのはもう無理なのかもしれない。

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    2024年10月14日
  • デジタル・ファシズム 日本の資産と主権が消える

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    若干、論理に飛躍があるように思います。
    きっと、様々な事象を、筆者が言いたいことに結び付けたいがゆえの飛躍なのだと思いますが。

    最近、思うのですが、国家は、100年先を見据えて、一年一年を重ねていくべき存在ではないかと。
    その一方で、企業は、遠い未来のことは何ともいえないけれども、とにかく一年一年をしっかり積み重ねていくことを目指す存在なのではないかと。
    同じように一年一年を重ねていくとしても、100年先を見据えた存在である国家と、一年一年が勝負の企業では、一年一年の重ね方が違うと思うのです。
    国家が企業を活用する際には、一年一年の重ね方の違いを理解し、国家の考え方や姿勢に沿うように活用しな

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    2024年10月07日
  • 国民の違和感は9割正しい

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    世の中、ちょっとずつおかしいが誰も声をあげない。国民の持つ違和感、報道されない日本のウラの姿をあぶり出す。
    筆者が金融の世界で生きた経験が反映されている。
    筆者の主張が全てファクトか判断はつかないが、政府やマスコミの表面だけ見るのは良くないことは痛感する。
    規制緩和あたりから、何とも住みにくい世の中になったことを感じているのでただ黙っているのではなく、世の中の事項に疑いを持つことから始めてみよう。

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    2024年09月16日
  • 国民の違和感は9割正しい

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    政府がメリットばかり叫ぶキャンペーンをやってるときは、その裏に誰が得をしているのか、冷静に考えてみるのは大事。やや著書のバイアスがかかっているような気もするけど、金融視点から世界情勢をみることで、世界の見え方が変わることは納得。イスラエルを支持する国にも宗教的な面だけではなく、ガザ油田の利権をイスラエルが抑えてエネルギー大国になること、その近隣の輸送ルートができることが利益となることが支援の背景と理解した。
    メモ→ガザ油田1999発見→パレスチナエネルギー自立への期待→イスラエル反発→202306ウクライナ戦争のエネルギー危機から、世界的な圧力あり油田開発承認へ→パレスチナ自治国家への期待→2

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    2024年09月08日
  • 国民の違和感は9割正しい

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    情報の統制、二元化が強められるようなったデジタル情報社会に生きる者として、知らず知らず見えない力でコントロールされないよう、感じた違和感を自分の頭で考え、自分自身で調べ・確かめることの大切さを認識させられる。真実には、自分の力でアクセスする努力なしにはたどり着かないものだと、心得なければならないと強く感じた。

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    2024年08月10日
  • 国民の違和感は9割正しい

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    堤さんの本は読み終わるたびに、気が滅入る。
    「こんな世の中に我々は生きているのか?こんな世の中に誰がした」と。
    水源に関して筆者は前から警鐘をならしていたが、今回は農業やSNSにも切り込む。私はイーロンマスクをあまり好きではないが、ツイッターに対するバイデン政権の検閲が本当なら、彼がトランプ支持に向かったのは頷ける。固定化し一部の人間に権力が集中、そして利権を手放さず私服を肥やす、これが現在の資本主義なのだろう。

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    2024年08月10日
  • デジタル・ファシズム 日本の資産と主権が消える

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    ファシズムとは独裁主義のこと。GAFAMによるデジタル推進の時代に、その道が本当に正しいのか問い続けてくる書。
     中国の女子大生が日本に来て、現金しか使えない店が多い事に不便を感じたとの事だが、キャッシュレスが本当に良いのか?個人情報が全て監視されるようになるし、社会信用スコアもつけられてしまう。現金を下ろすインフラに乏しく偽札や治安に問題のある国とは違う日本のような国が、そこまでキャッシュレスを急ぐ必要があるのかと問いかける。
     教育については、一人一台のタブレットを持たされているが、果たして正しいのか。紙の手帳を使ったグループの方が記憶に関する脳活動が活発になり、記憶力も優位という結果が出

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    2024年08月05日
  • 国民の違和感は9割正しい

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    最近のニュースとなっている話題をベースに、実は報道がされていない、もしくはあまり取り上げられていない背景があることを説明し、報道の表面だけを鵜呑みにしないよう警鐘を鳴らすというもの。

    能登半島大地震のときの政府及び県知事の対応のまずさ、にも関わらず、それにかこつけた緊急事態条項の取り決めと、志賀原発の問題点隠蔽。
    経済安全保障と言いながら、国民の命と安全の基となる水の取り扱いを、外資を含めた民営化させようとする矛盾。
    最近何故かNATOと足並みを揃えようとする違和感。
    偽・誤情報対策をすると言うが、誰がどんな基準で判断するのかわかららないと言うモヤモヤ。因みにXでの検閲で、最も削除要求件数が

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    2024年07月19日
  • 堤未果のショック・ドクトリン 政府のやりたい放題から身を守る方法

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    相変わらず知らなかったことがたくさん書いてあって、勉強になる。

    優秀でエネルギッシュに見える著者も、9.11を目の当たりにした時は、人断ちを勧められるほど心が乱したそうだ。体感が麻痺して身体の声が聞こえなくなって不安になり、その穴を埋めようとしてさらに情報を折ってしまうループにはまり込んでいたという。

    ショック・ドクトリンの手法は、米中冷戦時代に、捕虜のアメリカ兵を反資本主義に変えてしまう中国共産党の洗脳テクニックを、アメリカのCIAが研究し始めたのが発端だった。これを個人でなく国家をターゲットに実行することを思いついたのが、ミルトン・フリードマンだった。

    世界大恐慌後に主流だったケイン

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    2024年07月16日