あらすじ
『日本が売られる』『デジタル・ファシズム』『ルポ 食が壊れる』など、数々のベストセラーで注目される国際ジャーナリストが、丹念な取材と調査と分析を重ね、「お金・人事・歴史」の3つから、違和感の裏側を徹底的に暴き、未来を選び取る秘策を明かす! 内容の一部 ●報道されないもう一つの「裏金システム」 ●大きな悪事を、一般人に気づかせないテクニック ●ゆうちょ、年金、次は新NISAで預貯金いただきます ●防衛費のために通信インフラ(NTT)売ります ●世界一のインフラ技術と「水道管がボロボロ」の違和感 ●大事な農地がどんどん売られる ●なぜガザの建物は全て破壊され、住民は皆追い出されるのか? ●「今を生きる」で未来が創れる ――日本人の精神性が世界を救う。
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Posted by ブクログ
全て正論です。
「脱税している人が納税をよびかけ、法律を守らないひとが憲法改正を訴え、戦争に行かないひとが戦争の準備をせっせと進める今の日本」
国民に背を向け、国民から搾り取る政府。
「今だけ金だけ自分だけ」、という生き方の人は日本にはいないと思っていたし、だから日本は安全で豊かな国なのだ、と(昔は)思っていた。
このような生き方をするのはどこぞの隣国の国民の生き方である。
だからこそ、侵略されつつある今移民に反対する声が大きくなってきているのではないか。
政治家がなぜ、このような、日本人としてあるまじき言動、行動をとるのか。はたからみてどう感じるか、政治家の皆さんはぜひ自分の姿を鏡をとおして見てほしい。ほんとうにありえない。
以下はわたしの現在の理解です。
1.政治家の多くは日本人ではない。
最近言われるようになってきた。政治家も、メディアも恐ろしいほど外国人に支配されている。
一部では帰化履歴を隠そうとする、戸籍不要論を出してきている。しかしやましいことが無ければ堂々としていればいいのではないか、と思う。やましいことがあるとうことだ。
2.政治家はリベートでしか動かない。
政治家は海外支援をこれでもかというくらい行っている。
目的は還流されるキックバックだということが公になってきた。
国民のための政策を行うことはほぼない。もう断言していいだろう。
キックバック、リベートが見込めないことには全く動かないのが政治家だ。
3.弱みを握られている。
ハニトラ、というキーワードがよく聞かれるようになった。おそらく本当のことだろう。
しかしものごとはそこまで単純ではないと想像する。どうしても要求をのまなければならないような状況に持っていかれるのだろう。その才能は褒めよう。でも、その才能はもっと別のところで使ってもらいたい。
4.魂を売った。
闇側と契約すると、成功を約束されるそうだ。
しかし、それと引き換えに差し出すものがあるのだ。
5.己の利益のためなら何でもする。
口封じはもちろん。
スマートシティについては本書でも触れられている。
こんなことのためにそこまでするのか。
Posted by ブクログ
この本、読みましょう!
夫が購入した本。
読んだからって、何が出来るわけではないです。
・水道の民営化で、水資源を外国に押さえられる可能性。
・NTT株を政府が手放し、海外投資家に売ってしまったら…。
・農地の売買規制を簡易にすることで、日本がより食糧自給率を下げて、食糧難になるのでは?
・SNSの情報制御は、日本が最も多い。
読んでいて、怖くなります。
これ、本当?多分…事実かな。
Posted by ブクログ
堤未果氏の本を読むといつも日本という国に失望してしまう。
能登半島地震への岸田首相の対応、災害の影で怪しい法案を隠すように閣議決定、地震と原発問題への対応、太陽光パネルの欺瞞、水道を民間(フランスの水大手)へと画策する副総理、防衛費捻出の国民のインフラ売却、ガザ地区の虐殺と天然ガス資源の関係、ウクライナへの連帯保証人的な復興疑惑、危険な法案は国民に隠すように成立、日本の農業対策、自民党の裏金問題への違和感、イーロンマスクとツイッターの正義は、大きな悪事を国民に気づかせない手立て、コロナワクチンね違和感、などなど様々な問題が自分達の周りには山積みだと痛感させられた。
与えられた情報の信憑性、違和感に向き合う姿勢や覚悟を強く啓蒙された一冊だった。
Posted by ブクログ
国民の違和感は9割正しい
著:堤 未果
PHP新書 1391
アメリカの言いなりの嘘つき政府や、マスコミに騙されないように、違和感を大事にしようが、堤未果の主張です。読んでいるうちに、何か馬鹿にされているというか、こんなの日本人じゃない、とかという感情が湧きあがってまいりました。
気になっているのは以下です
・国会審議をしていないのに、法とは変えられるもの
災害対策基本法を、憲法改正に向けての、緊急事態条項の変更、憲法92条の地方自治の条項に抵触
・原発は、巨大な利益が動くインフラ。全部電気料金に上乗せできるし、稼働し続けるかぎり、富を生み出してくれる
・東日本大震災後の太陽光パネル、自然災害にめっぽう弱い上、太陽があたっている限り発電するので、災害時にさわると感電してしまうしろもの
・世界一の水道技術と水道管ボロボロの違和感、災害のたびに、修復しなければならないので、民営化するより、公共の方がよい
・自民党が防衛費をねん出するために、NTTの株式を売ろうとしていた。中国にでも買われたらどうするつもりだ
・私たち住民の税金が投じられた公共サービスについては、情報公開といつでもチェックできる体制を絶対に手放してはいけない
・ガザでもめているのは、1999年に沖あいで発見された天然ガスが原因、イスラエルは、パイプラインの設営を含めて、現地人を一掃し、天然ガスを確保するのが真のねらい
・ロシアの軍事侵攻で始まったウクライナ戦争、武器が足りなくなっているので、ライセンス生産で日本も恩恵を被っている、でも、そのために、ウクラウナの債務を、連帯保証する法案を政府はいつのまにか可決していた。
・防衛費財源確保法
①歳出改革
②決算剰余金
③国有財産の売却
ようは、米軍の費用を捻出するために、いろいろなところから金を集めなければならない
・第二次世界大戦に負けたのは、シーレーンを破壊されたから、食糧がはいってこなくなったから
米国は、日本に勝つには、海上封鎖だけだったとうそぶく
そして今も食は、ぎりぎりの状態のままである
・バイデン政権は、メタ社と緊密に連携して特定の投稿をフェイスブックと、インスタグラムから削除させていた
・「売り手よし、買い手よし、世間よし」の三方よしは、日本の最大資産
・違和感を覚えたら、まだ大丈夫と安心してよし
目次
はじめに
第1章 災害の違和感~立ち止まれますか?
第2章 「戦争と平和」の違和感~お金は?をつかない
第3章 〈いのちは大切〉の違和感~虫の声が聞こえますか?
第4章 〈真実とウソ〉の違和感~先入観を外せますか?
第5章 〈民は愚かで弱い〉の違和感~未来は選べる
参考文献
ISBN:9784569856711
。出版社:PHP研究所
。判型:新書
。ページ数:224ページ
。定価:900円(本体)
。発行年月日:2024年03月
。発売日:2024年03月27日
Posted by ブクログ
この本の内容が、なぜ国会やマスコミで問題にならないのだろうか?
防衛費がなぜ簡単に何兆円も増やせるのかのカラクリにはホントに腹が立った。米国に住んでいる親戚が、ソーシャルメディアの書き込みは絶対にやらなくて、見ることにも慎重になっていた理由がよく理解できた。
Posted by ブクログ
表紙の著者にもなにか違和感を感じますが,それはさておき,ニュースの裏側にも注意を向ける態度を身につけるのに良い本。
税金が真っ当な使われ方になっているかを知る権利は行政文書を通じて行われるけど,民間委託されるといくら税金が委託金になっているかが分かるだけなので,サービスに全て投入されているかが不透明になる。民営化ともなると,利益追求型になるので,採算が合わないところは削られていき,そのエリアはより不便になったり,過疎化を助長したりする。国土を守ることとは真逆になる。
「人間のすることじゃないと言われていることのほとんどは,人間しかしない」(p.65)
ホントその通り。自民党は似非保守のグローバリズムの党であることに国民が早く気付かないといけない。だからといって,立憲も同類なので,次の与党にしてもいけない。こんな2党に票を与える民度の低さ。この民度の改善が必要だ。
岸田禍,石破禍。
Posted by ブクログ
能登半島への無視対応、中東紛争の裏にガザの天然ガス、昆虫食やゲノム編集魚、EU・日本の公式見解偽情報、農業の意図的な衰退、緊急事態法の危うさなどよく理解できた。違和感を感じる自分をしっかりともって生きていきたい。
Posted by ブクログ
違和感、違和感、違和感…
残念ながらこの本に取り上げている水道民営化や農業、SN…いずれにも悲しいくらい違和感を感じることができてないことが、この本を読んでよくわかった。
中居の事件も松本の事件も、そして国分の事件も、その裏でサラッと何かの法案が可決していたのだろうか。
あるニュースの固有名詞を抽象化して読み直してみると、自分軸に戻ってくるのだそうだ。トランプを70代?のアメリカ人男性とかのように。
でもこの前の参院選であれだけ惨敗のイメージを持たれた自民党が、まだ1週間くらいしか経ってないのに、そんなにメディアで参政党参政党と取り上げていないように思うのは自分だけだろうか…
Posted by ブクログ
Twitterファイルは知らなかった。使ってないにしても知っててもおかしくない大ニュースだと思うのだが,見事に鎮火されたということか。確かに自分のFacebookでも全く反応ない投稿があって,不自然だとは思っていた。ウィルバーは御法度なのかもしれない。
EUの農民一揆も知らなかった。積極的にニュースを取りに行っていないとはいえ,全く知らないのにはびっくり。検閲の凄さ。
不思議なのは,この国を解体する動きを主体的に進めているのが,この国の政治家や官僚だということだ。大企業はまぁ,そうかもしれないが,政治家や官僚に国を売るだけの見返りがあるのだろうか?海外については,具体的に書かれているが,国内についてはさすがに書けないのか?
Posted by ブクログ
ただ一方から流されてくる情報をそのまま鵜呑みにするのではなく一度自分で考えることが大切。
とにかく世間一色になるスキャンダルが出た時は警戒します!
Posted by ブクログ
違和感を感じることもなくボーっと生きてる人が大半だと思うので、
もっと多くの人が、社会の違和感を感じて、その違和感は何からくるものなのかを、情報を取捨選択して正しい情報を得て、できることから行動して、世の中が少しずつでも良い方向に向かって欲しいです。
現状の世の中は明らかに間違った方向に危険な方法に進んでると感じています。
Posted by ブクログ
政治家にとって、国民の知る権利はやっかいなんだろうな、と理解できます。でもここは中国やロシアではないのだから、それなりに正しい情報が開示されているものと思ってきました。
でも、最近の選挙戦や、斉藤知事のことなどでメディアは信用できないなどと言われるようになり・・・
本書を読むと、それ以上に信じられないような悪事が裏で実行されようとしていたり、既に行われていたりして愕然としました。
政治家は国を売ってどんな利益があるのか理解に苦しみます。
著者の言うように、国民が自分で考え、目を光らせておかなければ、この国は手遅れになりそうです。
私はとにかく、投票率を上げることが一番かなって思っています。
Posted by ブクログ
世の中、ちょっとずつおかしいが誰も声をあげない。国民の持つ違和感、報道されない日本のウラの姿をあぶり出す。
筆者が金融の世界で生きた経験が反映されている。
筆者の主張が全てファクトか判断はつかないが、政府やマスコミの表面だけ見るのは良くないことは痛感する。
規制緩和あたりから、何とも住みにくい世の中になったことを感じているのでただ黙っているのではなく、世の中の事項に疑いを持つことから始めてみよう。
Posted by ブクログ
政府がメリットばかり叫ぶキャンペーンをやってるときは、その裏に誰が得をしているのか、冷静に考えてみるのは大事。やや著書のバイアスがかかっているような気もするけど、金融視点から世界情勢をみることで、世界の見え方が変わることは納得。イスラエルを支持する国にも宗教的な面だけではなく、ガザ油田の利権をイスラエルが抑えてエネルギー大国になること、その近隣の輸送ルートができることが利益となることが支援の背景と理解した。
メモ→ガザ油田1999発見→パレスチナエネルギー自立への期待→イスラエル反発→202306ウクライナ戦争のエネルギー危機から、世界的な圧力あり油田開発承認へ→パレスチナ自治国家への期待→202309インドG20でインド中東欧州経済回廊(EUほか署名)【欧州、中東、南アジアを結ぶ鉄道と海運輸送路 アメリカ版一帯一路】→巨大権益発生→イスラエルがエネルギー輸出大国の野望からハマス攻撃へ→インドは安定投資先としてイスラエルと付き合う、EUは安定石油調達先として付き合う
Posted by ブクログ
情報の統制、二元化が強められるようなったデジタル情報社会に生きる者として、知らず知らず見えない力でコントロールされないよう、感じた違和感を自分の頭で考え、自分自身で調べ・確かめることの大切さを認識させられる。真実には、自分の力でアクセスする努力なしにはたどり着かないものだと、心得なければならないと強く感じた。
Posted by ブクログ
堤さんの本は読み終わるたびに、気が滅入る。
「こんな世の中に我々は生きているのか?こんな世の中に誰がした」と。
水源に関して筆者は前から警鐘をならしていたが、今回は農業やSNSにも切り込む。私はイーロンマスクをあまり好きではないが、ツイッターに対するバイデン政権の検閲が本当なら、彼がトランプ支持に向かったのは頷ける。固定化し一部の人間に権力が集中、そして利権を手放さず私服を肥やす、これが現在の資本主義なのだろう。
Posted by ブクログ
最近のニュースとなっている話題をベースに、実は報道がされていない、もしくはあまり取り上げられていない背景があることを説明し、報道の表面だけを鵜呑みにしないよう警鐘を鳴らすというもの。
能登半島大地震のときの政府及び県知事の対応のまずさ、にも関わらず、それにかこつけた緊急事態条項の取り決めと、志賀原発の問題点隠蔽。
経済安全保障と言いながら、国民の命と安全の基となる水の取り扱いを、外資を含めた民営化させようとする矛盾。
最近何故かNATOと足並みを揃えようとする違和感。
偽・誤情報対策をすると言うが、誰がどんな基準で判断するのかわかららないと言うモヤモヤ。因みにXでの検閲で、最も削除要求件数が多かったのは日本。またユーザーアカウント情報自体を要求した国トップ5にも日本が入っていると言う。
政治はとっくに二流に成り下がっていると感じてはいるが、これだけボロボロだとは思わなかった。
因みに、あの地震で数メートルも隆起した場所に、原子力珠洲原発を建設するつもりだったらしい。金銭による囲い込みにめげず反対した地元住民に喝采だ。
また、イスラエルのパレスチナ人ジェノサイドだが、パレスチナ沖で発見された大天然ガス油田が背景にあるらしい。EU 諸国にとっても、ロシアからのガス禁輸や、それに伴う価格上昇を考えると、勝利者にすり寄る構図が透けて見える。
やはり何事にも裏があると考えるべきだし、マスコミも我々に知らせるべきだな。
Posted by ブクログ
この本を読む限り、海外で報道されている事が日本では報道されていない現状を知り、政府やマスコミの情報を鵜呑みにしてはいけないし、自分で感じた違和感を大切にしないといけないと感じた。
改めて、自ら考える力を養い、自分で情報を収集し判断する事が、自分を守ることに繋がり、さらには地域や国を守ることにも繋がっていく事と実感した。
信じていることを続けるかどうか迷ったり、誰にもわかってもらえなくて辛い時は、10年先の自分に向かってこう聞いてみて。「そこから振り返った時、どちらの道を選んだ自分の方を誇りに思う?」という視点で自分自身に投げかけてみようと感じた本でした。
Posted by ブクログ
YouTuberナオキマンのセッションを見て購入。本人も言われる通り余白が多い。
結論一般に違和感を感じる内容は正しく、よくある芸能ネタの裏に通っている法案や進め方の疑わしさが面白い。
全てが全て受け入れるのもどうかと思うが、こういう動きの裏は何か、と言うことを考えるのはとても楽しいと思う
Posted by ブクログ
本書のタイトルだが、9割の根拠が特にない。つまり、印象論で心理操作するやり口である。
これの対偶を考えてみる。
「納得感の9割は間違っている=納得感の1割が正しい」すると、本書を読んだ国民の納得感については1割だけ正しい、とも読める。まあ、レトリック風の言葉遊びではある。
なんで突っかかるかというと、やはり9割の根拠がないからだ。
例えば水道民営化はヤバそうだ。民営化を一因とした問題も海外では起きている。ヴェオリア・ジェネッツ社は日本に入り込んでいて、長野県で滞納していた水道料金を支払った家庭に70日間にわたり給水が停止されていた不祥事を起こした事がある。これは大変だ。同社は検針業務を委託された会社だが、単年度で1000万件規模、かつ116の地方自治体から直接契約を受けている大規模な検針体制を構築している会社だが、しかし、ヤバい事件が頻繁している訳ではない。
麻生元副総理の娘婚の勤務先であるヴェオリア社!2017年にも、日本支社の職員が住民から集めた水道料金1900万円の着服事件!違和感のアラームが鳴りやまない、というが、1000万件規模で1件の事故、着服の合わせ技で、実際のヤバさは大体1割程度か。そう正しいのは1割だ。後は創り上げられた不安。それより麻生太郎との繋がりが気になる。
モンサント社とか、ダボス会議のお偉いさんら自家用ジェットで二酸化炭素ばら撒きながら削減を謳う話とか、大体が印象に残っちゃう的なアプローチだ。
この構図こそが、現代の情報戦の難しさ。ファクトチェックが追いつかない、構造や背景への熟考が読み手に委ねられる状況で、「誰がより魅力的な不安や安心を提供できるか」が商売になる。
本書の事ではないが「不安のマルチ商法」には気をつけねばならないし「期待のマルチ商法」にも注意が必要だ。品薄状態を作り上げての転売なんかはこうした情報戦を巧みに利用しているし、地球温暖化も似たような構図だろう。正しいかは別として。
Posted by ブクログ
<目次>
はじめに
第1章<災害の違和感>~立ち止まれますか?
第2章<戦争と平和>の違和感~お金は嘘をつかない
第3章<いのちは大切に>の違和感~虫の声が聞こ
第4章<真実とウソ>の違和感~先入観をはずせま?
第5章<民は愚かで弱い>の違和感~未来は選べる
2024/4/8 第1版第1刷
Posted by ブクログ
色々勉強になりました。世界はこんな事になっているのか、更にそっちの方向に進んでいるのか、と。
裏金問題なんて大した問題ではなく、その騒ぎの裏で気がつけば防衛予算は2%越え、などなど、本書指摘の通り、世間がスキャンダルで大騒ぎの隙に問題法案が通過、なんて姑息な運営が続いている気がする。
1年前の出版ですが、直近起こった埼玉の道路陥没や米の価格高騰など、p.42「水道管がボロボロ」、p.110「この政府、日本の農業をつぶす気だ」で予言されてた様なもの。本当に米作りに関しも、日本の農政は食料安全保障の面からどうなってるのかと思う。
「え?ちょっと待って、何それ」の様な事がこの数年頻発している感覚がある。日本だけでなく海外でも。その最たるものはまさかのトランプ2.0。そしてその後の世界中のトランプ忖度的振る舞い。世界最強国家のリーダーだから仕方ない?この4年間だけ我慢してやり過ごす?そりゃまずいわね。
Posted by ブクログ
ニュースを見ていて、ふと感じる違和感を大事にし、身を守るべきとの観点から書かれた本。
特にアメリカ政府がSNS企業に圧力をかけ、情報を操作したり、デジタル検閲や言論統制していることに警鐘を鳴らし、日本でも新型コロナワクチンの副反応や災害、農業などの情報公開に違和感を持ち、鋭い突っ込みを入れる。
他の著書でも訴えている水道や農業の民営化、外国資本、パソナへの憂いもあちこちに散りばめられている。
違和感をそのままにせず、勇気ある行動を起こし、職場や行政、国、ゆくゆくは世界を変えていくであろう事例も挙げ、熱の入った書きぶりになっている。
違和感を感じたら、自分なりに情報を集め、他人の意見を聞きながら、賛同が得られれば、何かアクションを起こす、小さい違和感でも大事にして、こういう意識を持ちたいと感じた。
Posted by ブクログ
問題提起の視点や幅広さに「なるほど」と思えた。しかし、本のつくりが雑。主語と述語が合っていない部分が複数あった。
「上院議員が訴えたことをご存じですか?」
「下院議員が政府に要求しているのです」
あと、問題提起だけしてその問題が発生した理由が分からない部分も多くてもやもやした。
Posted by ブクログ
自分の感性が鈍いのか?
色々指摘されていることは、それなりに有用情報として受け止めることはできたが、それら指摘されるまでは、自分の中で違和感とまでなっていなかった。
Posted by ブクログ
戦争を見るときは、入り口(キッカケ)ではなく、金の逃れと出口を見る!
ガザ沖の天然ガス田開発の話は、知らなかった。
ドイツがイスラエルを支援する理由は、ホロコースト史への反省だけでなく、ロシアから受け取れなくなった天然ガスの供給をイスラエルから受けたいから!
災害や芸能ニュース、政治家のスキャンダルでニュースが一色になった時は、気をつけろ!かなりの確率で怪しげな閣議決定がなされている。
噴飯ものの農業基本法改正は、知らなかった。。
CDCアジア事務所がオープンし、新型mRNAワクチンが高齢者の接種に使われている、、、知らなかった。。
デジタル検閲、なんとなく「あっても良いかも?」と思っていたが、、、
確かに「誰が判断するの??」は、本当に難しく、政府の都合の良い方向に情報が偏っていく可能性もある。
Posted by ブクログ
自分の主張は全部正しい、ウォール街の人間は裏ウラを知っているという論調には違和感。
SNSの規制は「検閲」という単純な視点から反対するのはどうなのか。
【目次】
第1章 災害の違和感〜立ち止まれますか?
第2章 「戦争と平和」の違和感〜お金は噓をつかない
第3章 〈いのちは大切〉の違和感〜虫の声が聞こえますか?
第4章 〈真実とウソ〉の違和感〜先入観を外せますか?
第5章 〈民は愚かで弱い〉の違和感〜未来は選べる
Posted by ブクログ
報道などに違和感を持ったら裏を調べるようにしましょうといったメッセージ。まずは違和感を持てるような教養が必要な気がするが、既に操作されているSNSにどっぷり浸かっていては違和感も抱かないだろうなと。ましてや、現代は情報が溢れまくっていて自分と同じ考えの情報を拾い、異なった考えは無視や批判をするのでますます難しい。
汚職やスキャンダルで湧いている裏で色々法案を決めるというのはあるからメディアが一斉に何かに向いた時に違和感は持てそう。
Posted by ブクログ
今読むとリアリティが伝わる。
ただ、著者がはじめにでも書かれているように、急いで書いた感は否めない。
前作のようなもう少し突っ込んだ内容が欲しいところだ。
現在、執筆中という次作に期待したい。
Posted by ブクログ
ウクライナ国では国際銀行やIMFに多額の融資を受けているとは知りませんでした。しかもその国際銀行でのウクライナの復興支援金の連帯保証人国は日本国で成立。今後10年予想額58兆円。怖いです。
また不倫騒動や芸能人の大麻所持などワイドショーで盛り上がっている時を狙って、国会では防衛費に予算を上げる法案を可決する行為は、今に始まった話しではないことがゾッとします。
イスラエルとハマスは宗教の戦争といいながらその間に実はガス田が絡んでいるとかで、完全な金目当てだったとは。欲望の世界地図と表してました。
日本の食についても、政府はゲノム編集を宣伝して違和感ばかり。在来のタネを守り続けたいですね。
そのあとにSNSなどの言論の自由や誹謗中傷の判断は政府でいいのか、嘘か真実かの判断は権力やお金で解決するアメリカはかなり危険な状態のようですが、日本も他人事ではないですね。
わたしのような凡人には気が付かない違和感を堤未果さんはいつも丁寧に教えてくれます。本当にありがとうございます。
今は都知事選なので新たな違和感があり不安ですが、頑張って投票に行きたいと思います。