堤未果のレビュー一覧

  • 国民の違和感は9割正しい
    ショックドクトリンに続いて2冊目。
    本作もとても読み応えのあるものでした。
    多くの人に是非手に取ってもらいたい。

    読みながら、ちょっと辛くなることも。
    でも希望を持てることも書いてあって救われることも。(p121カミチクホールディングスの話。)

    NTT法のことや、日本の農業法のことはTwitte...続きを読む
  • 社会の真実の見つけかた
    社会の真実の見つけかた
    著:堤 未果
    紙版
    岩波ジュニア新書 673

    メディアが流す情報をうのみにしていては、社会の真実は見えてこない
    情報を読み解く力を身につける大切さを語る書です

    ■戦争

    同時テロ以降のアメリカは、どうも、戦前の日本のようだ
    治安維持法のような法案ができ、戦争に反対の意見は...続きを読む
  • 国民の違和感は9割正しい
    溢れている身の回りの情報に惑わされる事なく、自分で考えて自分なりの意見を持つこと。
    これからの自分の生き方に影響する。

    メディアから流れるものを「そうなんや~」と鵜呑みにしない様に気を付けていこう。
  • 別冊NHK100分de名著 メディアと私たち
     私たち自身がどのような視点やバイアスを持ってメディアやネットの情報に接しているかを考えさせられる。特に日本人特有の「空気」について論じた『「空気」の研究』に興味を持った。戦艦大和の出撃が決定された「空気」や、身近なものでは会社の会議で最高決定権を持つ人の発言への忖度など、個人の意思に反していても集...続きを読む
  • 沈みゆく大国 アメリカ
    沈みゆく大国 アメリカ
    著:堤 未果
    集英社新書

    なんという欺瞞、オバマケアの真相

    ■被保険者の実態

    もともと、アメリカでは、医療保険は、自己責任、
     ①雇用主を通じて医療保険に入る
     ②失業すれば、高額な医療保険を自己負担で加入しなければならない

    ⇒ 自己負担金は、125万で、免責は、50...続きを読む
  • 堤未果のショック・ドクトリン 政府のやりたい放題から身を守る方法
    大きなショックの後、国民の思考が止まっている隙に政治がいろいろなことを進めてしまうという。確かにそうだと思えてくる。
    アメリカでは9.11、日本では東日本大震災といった大きなショックの後、どんなことが進められてきたのか。
    マイナンバーでは、義務ではないといいながら、保険証をたてに実質義務化されようと...続きを読む
  • 堤未果のショック・ドクトリン 政府のやりたい放題から身を守る方法
    アメリカにいったい何が起きているのだろうか。

    序章にある堤氏のことばは強烈でそしてざらざらとした、違和感の残るものでした。

    ・子どもの頃から憧れていた自由の国が、あっという間に全体主義国家のようになっていく。
    ・大好きだった恋人の、しらなかった邪悪な顔を知ってしまったようで、毎日がショックの連続...続きを読む
  • 堤未果のショック・ドクトリン 政府のやりたい放題から身を守る方法
    ショック・ドクトリンとは9/11や3/11、コロナ等社会的事件でパニック状態になっているときに「非常事態だから」という名目で新政策をスピード可決する手法。


    ・インターネット上の言論検閲
    ・森林切り倒し問題やリサイクルしにくい太陽光パネル
    ・制作過程で環境負荷の大きい電気自動車
    ・AI顔認証での監...続きを読む
  • 堤未果のショック・ドクトリン 政府のやりたい放題から身を守る方法
    ショック・ドクトリン。惨事便乗型資本主義のことで、大惨事につけこんで実施される過激な市場原理主義改革のこと。

     そのショック・ドクトリンがいかに巧妙になされてきたかについて、とても分かりやすく書いている著者は書いています。
     日本で言えば、マイナンバーやワクチン、脱炭素等の政策に隠されている闇につ...続きを読む
  • ルポ 食が壊れる 私たちは何を食べさせられるのか?
    フードテック・ファシズム

    デジタルテクノロジーが、これまでの伝統的な食は破壊し、世界の少数の大資本が農業を支配していくことに警告をならしていく。

    農民がいなくても、AIがデジタル農業を営み、土がなくても、野菜は育ち、鶏や、豚や牛や乳製品をうみだしていく。

    牛肉を作るためには、環境破壊につながる...続きを読む
  • 堤未果のショック・ドクトリン 政府のやりたい放題から身を守る方法
    毎度のことですが、圧倒的な情報量と分析力に驚かされます。まさに一人シンクタンク…ジャーナリストとしてしっかりと取材した内容も含めているところが凄いです。

    太陽光パネルの45%は新疆ウイグル自治区での強制労働、そこにインボイス制度と東京都の政策が絡まると我々の電気代はどんどん値上げ、マイナカードの胡...続きを読む
  • 堤未果のショック・ドクトリン 政府のやりたい放題から身を守る方法
    昔は武力と権威(宗教等)で支配していたのが、大航海時代を経て植民地で搾取し、金融が発展して経済世界が変わって行った。遂にはデジタル化という大波が来て、それを利用して更なる利益を得ようとしている奴等が色々とやっている。その中で最近よく使われている方法が本書が言うショックドクトリンだと捉えた。
  • 堤未果のショック・ドクトリン 政府のやりたい放題から身を守る方法
    書店で見かけた時は、胡散臭いな、陰謀論めいた過激な政府批判か、と横目で見てスルーしていました。
    『村上信五クンと経済クン』というラジオに、堤さんが出演された回を聞いて、聞き流せない衝撃的な事柄のオンパレード、そしてとても聴きやすくわかりやすい堤さんのお話に興味が湧きこの本を手に取りました。

    常々、...続きを読む
  • 堤未果のショック・ドクトリン 政府のやりたい放題から身を守る方法
    強欲資本主義の巧妙な正体を見抜き、私たちの生命・財産を守る方法とは。滅びゆく日本の実態を看破する覚悟の一冊。
  • ルポ 食が壊れる 私たちは何を食べさせられるのか?
    「今だけ金だけ自分だけ」

    巨大グローバル企業が甘言を用いて世界中で農業、牧畜業を破壊していっているというはなし。

    遺伝子組み換えで、病気や害虫に対して耐性をもち、収穫量も劇的にあがった夢のような小麦や大豆をつくりました!世界の皆さん、さあ、在来種の栽培は今すぐ止め、どんどんこの種を植えて、リッチ...続きを読む
  • アメリカから〈自由〉が消える 増補版
    アメリカは9.11テロ以降、愛国者法という正義のマシンガンをかざし、強力な監視、疑わきは罰する、政府を疑うものはデロリストと、言論統制を行い、狂った状況になっていたことに驚きであった。
    日本では放送されないアメリカの真実。
    とくに、日本人はやたらとアメリカに憧れを持っているものが多い気がする。そんな...続きを読む
  • ルポ 食が壊れる 私たちは何を食べさせられるのか?
    日本の食の品質はいとも簡単に政治家に売られてしまった。
    日本の食への品質は国に守られていて、輸入食物は安全であると認識であった。
    アメリカの農薬まみれかつ、遺伝子組換え小麦、大豆を輸入するために、農薬含有率の基準を緩和、遺伝子組換えへの記載を緩和して、消費者を騙す日本の政治家。アメリカの穀物を輸入す...続きを読む
  • ルポ 食が壊れる 私たちは何を食べさせられるのか?
     この著者の本は「貧困大国アメリカ」シリーズから読んでいる。読んでいるから、アメリカが農業に対して何を仕掛けているかがわかる。「貧困大国」を読んで感じたのは、アメリカという国が標的を次々と変え、搾取を続ける国だ、ということ。一部の富裕層がさらに富を積み増すために、他国や他国民のみならず自国民をも標的...続きを読む
  • デジタル・ファシズム 日本の資産と主権が消える
     新自由主義が蔓延(はびこ)る現代は、「今だけ、金だけ、自分だけ」に陥る。2022年11月出版の著書「世界で最初に飢えるのは日本」の著者の鈴木宣弘氏も「今だけ、金だけ、自分だけ」を指摘。そして、同じ食糧問題では2022年12月出版の著書「食が壊れる」で堤美果氏が世界と日本の食料問題を指摘する。
    前振...続きを読む
  • ルポ 食が壊れる 私たちは何を食べさせられるのか?
    モンサント(現バイエル)を巡る話はなんとなく知っていたつもりでいたが、アグリビジネス、というか肉も魚なども含めたフードテックの最新情報には正直驚きました。
    ゲノム編集食品がすでに市場に出回ってたことさえ知らなかったが、食をめぐる世界市場にGAFAMをはじめとする巨大企業も参入し、農地の買い占めから衛...続きを読む