堤未果のレビュー一覧

  • 沈みゆく大国 アメリカ 〈逃げ切れ!日本の医療〉

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    おおげさな、またかよ、と思っていたが、そんなことない。読んでてぜんぜん笑えなくなってくる。とんでもないことになってんなと。
     衝撃的、こりゃ映画になるべ。

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    2015年06月21日
  • 沈みゆく大国 アメリカ 〈逃げ切れ!日本の医療〉

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    アメリカは先進国だよね?と疑いたくなるような
    事例が続々...日本に生まれて良かったと孫子の代まで
    言えるようにこの医療皆保険制度を守り抜かねば。アメリカで起こった事は以前は10年後には日本で起こると言われていたけれど今じゃサイクルがもっと早くなっているからここが踏ん張り時なのかも知れない。

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    2015年06月21日
  • 社会の真実の見つけかた

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    ネタバレ

    岩波ジュニア新書です。
    アメリカ社会の現在を見ていきながら、
    その背景や原因を探って白日のもとにさらす内容。
    アメリカ社会も極まっているなという印象。
    そして、そういったアメリカ社会の問題点を、
    因数分解するように解いていく過程を示すことで、
    読み手であるぼくら自身が、
    真実を見つけていくやりかたとはどういうものかを、
    読みながら学んでいくような体裁でした。

    この本を読んで現代アメリカ社会通になる中学生だとかいるだろうけど、
    それもおもしろい存在だなと思う。
    学級会なんかで「たとえばアメリカなんかじゃ・・・」って
    うんちくをたれていい気になるのも、
    オトナになれば(いい意味で恥ずかしい)思い

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    2025年07月02日
  • 沈みゆく大国 アメリカ 〈逃げ切れ!日本の医療〉

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    前著に続き、気鋭のアメリカウォッチャーがオバマケアの裏面を告発し、さらに「強欲資本主義」が日本を襲うと、警告する。我が国の、世界に冠たる『国民皆保険』が、その存立を危うくするのだと。
    「無知は弱さになる。」その言葉をかみしめながら、日本の、そしてわれわれ一人ひとりの対応を、過たることなきよう眼を据えよう。

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    2015年06月09日
  • 社会の真実の見つけかた

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    事例の大部分は他の著書でも見られるもの。それを岩波ジュニア新書モードで表現してありますが、やはり内容は重い。本書で一番印象的だったのは、高齢者団体のパワーと若者組織の無力感を対比的に描き、しぶとい行動こそが必要と説く点。自分がどこに属するかはさておき、すごく共感できます。

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    2015年03月16日
  • 沈みゆく大国 アメリカ

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    オバマケアは有権者の愚かさを突いた増税。直前に3000ページの読み切れない法案提出、製薬企業の凄腕ロビイスト活躍、メディア支配。外資系製薬業界にとっては、日本は10兆円の巨大市場、TPPや国家戦略特区で国民皆保険制度を切り崩す。

    巨大な債務に社会福祉で破産、高齢化で先はない、みたいなイメージが、実は全然違っていたということに驚きました。

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    2015年08月29日
  • 社会の真実の見つけかた

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    著者の岩波新書3部作の少年少女版。質は同じで子どもに関わるところを丁寧に取り上げている。この前、「アメリカが世界で一番良い国」という若者に出会い衝撃を受けたが、読んで欲しい一冊。我が国の未来、とりわけ教育を、若者を、どういう方向へ持って行こうとしているのか考える上での好著。

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    2014年01月27日
  • 社会の真実の見つけかた

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    子供向けということでとても読みやすいが内容は非常に重い。だが、これは日本国民、特に若者は絶対に知っておかなければならない。ぜひ、学校の課題図書などに加えてほしいと思う。

    本の中で紹介されている、今アメリカで起きている様々な事実はまさに日本でも起きようとしていることで、デジャブを見ているかのようでした。

    ブッシュ大統領が決めた「落ちこぼれゼロ法案」。教育に市場原理を持ち込み、過度な競争と能力主義を入れた。現場では、授業はどんどんテストでいい点を取るコツを教ええる内容が中心になっていき、ひとつの事柄をじっくり議論することが減ってしまい、また、体育の時間が大幅に減らされたので肥満児が増えていると

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    2014年01月05日
  • 社会の真実の見つけかた

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    この本の中で取り上げられた出来事とよく似た出来事が日本の中で、起こったり、これから起ころうとしている。

    若い世代が、自分の眼で現実を観て、何が真実で何が正しいことなのかを
    しっかりとつかんでほしいと思う。

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    2013年12月29日
  • 社会の真実の見つけかた

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    私たちが持っている力を、私たちの未来のために。

    知らなかったことがたくさんあった。特に、オバマ大統領には、なんとなく無条件で肯定的に見ていた自分を反省。twitterくらいは受信の道具として使おうかと思う。あと、せっかく一定レベルをクリアしているのだから、英語を活かそう。

    インターネットの便利さは、自分たちの道具として、武器として。溢れかえる情報に流されないように、常に警戒し、隠された真実に耳を傾けて。ネットでのつながりと、リアルのつながりの両方を、上手に使いこなして。

    与えられた情報をうのみにするのではなく、たくさんの情報を自分から取りに行き、取捨選択する。これからの、デジタル・ネイテ

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    2012年09月14日
  • 社会の真実の見つけかた

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    高校生向けの本かな?
    でも、大人でも十分な読み応えです。

    やっぱり堤さんの本はすごいなぁ~vv

    第4章の「社会は変えられる」は考えさせられました。
    選挙は行かないとダメですね。
    もうすぐ選挙があるかもしれないので、テレビ、新聞、ネットなど、いろいろなものを駆使して臨みたいと思ってます。

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    2012年08月31日
  • 社会の真実の見つけかた

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    なぜ戦争ははじまるのか、社会はどうやったら変わるのか、メディアとは何かなど、子供も大人も考えなくてはいけない話が満載。

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    2012年06月23日
  • 社会の真実の見つけかた

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    岩波ジュニア新書だけど、内容は大人向け。
    序盤の貧困とそれにつけこむ軍隊との関連の話などは既存の著書でも読めることであるが、あらためてアメリカの教育現場の悲惨な状況に考えさせられる。
    生徒の成績を上げなければならない”義務”になってしまっている教育現場。そして家に帰れば、親からの30通以上のメール。しかしそんな状況も、結局はその両親の家庭環境が苦しい状況となっているので生活や精神に余裕が無いから起こるという、負のスパイラルの状況には、一歩間違えば日本もそうなるのかと思わせる。
    結局は政治。
    しかしあきらめてはいけない。
    「社会を変える力を持つのは、いつだってあきらめず投票し続けるグループだけだ

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    2012年05月26日
  • 正社員が没落する ――「貧困スパイラル」を止めろ!

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    貧困問題と労働問題についての本はたくさん出ているけど、いくつか読んだ中でも湯浅誠さんの書いた著書が、一番実感をともなって読めてよかったと思います。
    労働問題の最前線で闘っている人だから、その皮膚感覚は信じられる気がします。
    一時期話題になった派遣労働者の問題ですけれど、この問題は派遣社員として働いているひとだけのものじゃなくて、正社員である人たちにも大きく変わっているんだということを、被用者として働いている人たちは意識して欲しいと思う警句的な本です。
    自分のために読んでおきたい一冊。

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    2012年05月20日
  • はじめての留学 不安はすべて乗り越えられる!

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    「貧困大国アメリカ」とは全然違う、堤未果さん作品。実際に留学する人にとっては非常にためになるし、読み物としても面白い。

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    2011年12月07日
  • 正社員が没落する ――「貧困スパイラル」を止めろ!

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    [ 内容 ]
    『反貧困』の湯浅と『ルポ 貧困大国アメリカ』の堤が明かす、中間層の没落。

    [ 目次 ]
    第1章 没落するアメリカンドリームの主役たちー社会の価値が崩れる
    第2章 職と誇りを奪われるホワイトカラー-アメリカの現実
    第3章 没落する日本社会の主役たち-労働者の存在が崩れる
    第4章 急速に転がり落ちる中間層-日本の現実
    第5章 アメリカと日本はすでに並んでいる-拡大する貧困社会
    第6章 貧困社会は止められる-無力でない運動
    第7章 市場にデモクラシーを取り戻せ!-「NO」と言える労働者へ

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章

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    2011年05月24日
  • 正社員が没落する ――「貧困スパイラル」を止めろ!

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    極端な競争社会だと合理化か進んだあげくに身を削るようになって、労働者はもちろん、会社にとっても仕事が雑になるだけでちっとも「効率的」ではなくなるという指摘が重要。
    後半、労働者が同時に消費者でもあるのを生かしてさまざまな働きかけをするのを呼びかけるのは、正論ではあるだろうけれど、微妙に腰が引ける。

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    2010年06月27日
  • 正社員が没落する ――「貧困スパイラル」を止めろ!

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    日本もどんどんアメリカ社会に近づいているような・・・
    正社員でも安心できなくて、働いているに暮らしていけなくて、
    そんな社会の原因ってなんだろうと考えさせられた。

    日本の政治に関心のなさすぎる自分に反省。
    何か起こってからじゃ遅いんだね。
    そろそろ真剣に何が今起こっているかを知らないと。
    今年から社会人な久美子は思いました~

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    2010年01月19日
  • 正社員が没落する ――「貧困スパイラル」を止めろ!

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    日本における新自由主義による格差拡大の現状を、アメリカの例をあげながらつまびらかにしている。 もうこんなに進行しているのか、と驚かされる。 マスコミは本当に役立たずだなぁ。

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    2013年03月16日
  • 正社員が没落する ――「貧困スパイラル」を止めろ!

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    もやいの湯浅氏の本。

    凄い現実にちょっとショックを受けました。

    アメリカの医療保険の現実、今日本で起こっている非正規雇用労働者の現状などなど。。。

    正規労働者にとって国の保障制度も崩れ落ち、経済もダメージを受けているこの状況は本当に厳しい。
    しかし、非正規の方は厳しいってもんじゃない。もうダメというような状態。

    恥ずかしながら僕は派遣村をはじめとするこの関連のニュースを見ていて、
    彼らにも自己責任があるという認識をしていた。

    しかし、それは違った。
    ニュースを見ていた僕は彼らに比べると
    職もあり、若干だが貯金もあり、困ったら駆け込める親がいて、
    悩みを相談できる先輩、友人がいたという

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    2009年10月07日