堤未果のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ウクライナ国では国際銀行やIMFに多額の融資を受けているとは知りませんでした。しかもその国際銀行でのウクライナの復興支援金の連帯保証人国は日本国で成立。今後10年予想額58兆円。怖いです。
また不倫騒動や芸能人の大麻所持などワイドショーで盛り上がっている時を狙って、国会では防衛費に予算を上げる法案を可決する行為は、今に始まった話しではないことがゾッとします。
イスラエルとハマスは宗教の戦争といいながらその間に実はガス田が絡んでいるとかで、完全な金目当てだったとは。欲望の世界地図と表してました。
日本の食についても、政府はゲノム編集を宣伝して違和感ばかり。在来のタネを守り続けたいですね。
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Posted by ブクログ
堤未果さんの著書は「日本が売られる」とか「食が壊れる」など、不安を煽る霊感商法みたいなタイトルが多い。
金儲け主義者の手口を暴いて「こんなことを許しちゃいけない」と警鐘を鳴らしているようだが、一癖ありそうな人物だという印象を持っている。
そんな堤未果さんが、「ショック・ドクトリン」に気をつけろ、という本を書いている。
「ショック・ドクトリン」は、戦争や天災などで人々が恐怖や怒りでパニックに陥っている隙を利用して行う政治改革や不安商法というやつだ。
地震で被害を受けた建物を見に来て「補強しないと崩壊する可能性が高いですよ」と不安を煽り、不当にリフォーム代をせしめるのもその一種。
コロナ対策、 -
Posted by ブクログ
次の読書会課題図書がこちら、
「堤未果のショック・ドクトリン」
実はこれ、本家(?)とほぼ同時並行で読んできた。
当たり前だけど先行して読んできたナオミ・クラインのケースより、日本のことが主であるが故により身近で具体的。
3.11の震災やコロナ禍の裏で、一部の界隈では疑問の声が投げられていたマイナンバーカード、コロナワクチン、はたまた太陽光発電の政策など、自分ごととして想像しやすく、またそれに対する違和感については説得力があった。
ただ、この本にある主張も一方向の事実で、全体像をその原因に起因させるには強引すぎないかな、と思う部分もある。
読者に対してわかりやすくキャッチーに認識させるた -
Posted by ブクログ
何気なく食べている食品に危険が迫る。
人工肉バーガー、培養母乳、ゲノム編集魚、デジタル農業。人工肉は動物も殺さず環境にも優しいと思っていたが添加物たっぷりで人体には良くないという説明に驚愕。三方よし!の成立は難しい。コストの問題もある。
裁判沙汰になったグリホサート系除草剤やミツバチの大量死との関係が指摘されるネオニコチノイド系農薬を減らす代わりに、今後、RNA農薬やゲノム編集、デジタル農業が浮上してくる。
ゲノム編集により光合成の効率を高め、取り込む炭素量を30%増量する新種の植物を作るプロジェクト。おいおい、これは大丈夫かと心配になる。
日本政府は2050年までに有機農業の面積を今 -
Posted by ブクログ
うー・・・ん?
ショックドクトリンというのは、非常事態発生時に、国民が一瞬パニック状態になったのを利用して、国が、多分「イリーガルな」法案とか状況を一気に作り上げてしまうこと。それを、民主国家でやる。
なんだろうこの違和感。
陰謀論ではないというが。
例えば、9.11後の国家の非常事態大権を認めていく動きのスピード感とか、用意されてたでしょうというが。
なんだろう、この違和感。
マイナンバーカードもいろんな事例あげてることも。
確かに色々、なるほどなと思うこともあるんだが、多々の事象の一面色眼鏡で見てる感も拭いきれない。まさに、この本の書き方自体が、パニック感を醸成しようとするとい -
Posted by ブクログ
目新しい情報はなかったけれど、日本の土壌は守らなければいけないな、守るべきものだな、と強く思わされた。
そして既に頑張ってくれている人たちを購買という形で応援していきたいと思う。
インドの1億人が立ち上がったように地方から国をある意味切って、どんどん声をあげていけたら。
人はこの地球に生物の一部として存在しているのに、
神の手を持ったと勘違いした人々はありとあらゆる
生態系を壊していく。
一部の裕福層によって利権も利益も搾取されてゆくのに、国の都合の悪い真実はあまり報道もされない。
嘆いてばかりもいられない
とりあえずapeelっていうシールのついた野菜とかは絶対買いません -
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Posted by ブクログ
戦争の大義を正当化するというのは常套手段で、原爆の使用はその論理に内包され、戦争を終わらせるために必要だったと考えるアメリカ人が多い事は知っていたし、原爆の破壊力の恐ろしさと、使用目的は別の議論である事も理解していたつもりだ。しかし、「被爆者たちが沸騰した川に飛び込む映像を見ながら、アメリカ人の観客たちが大笑いをしていたのです」。これは、ある米国教授が1950年台に作られた原爆投下記録映画『ヒロシマ』を見た際の周囲の観客の様子だったそうだ。何とも言えない。勿論、個人的体験で普遍化はできない。しかし、あまりにも、だ。
本著では、劣化ウラン弾の戦争被害、自軍兵士への影響も隠されている事が明かされ -
Posted by ブクログ
各方面に知識が深く、近い将来こうなってしまうだろう!といった予想が書いてある本。
しかしながら、デジタルによって腐敗していく方向で記載されており、警笛を鳴らしているんだろうなぁと感じた。
確かに肌感覚では理解している事もある。
個人情報が流出してるとか、政治が腐敗してるとか、教育をデジタル化して本当に良いのか?などなど。
忖度で表面化しない情報を書いてるんだろうなぁと思う。
読みながら自分自身も日本はもう難しいんじゃないか。と思う程だった。
特攻で国を守ってくれた先祖たちに、顔向けできる人生を歩めているのか。
そんな教育がしっかり根付けば日本は立ち上がれるかもしれない。