堤未果のレビュー一覧

  • デジタル・ファシズム 日本の資産と主権が消える
    GAFAやBATHなど、米中のIT企業に日本人の個人情報、教育、政治が乗っ取られる、位の勢いの論調。
    確かにそうなりそうな危機感は抱く。EUの様に個人情報保護規制を強烈にかけるとか、国の経済安全保障面の体制を強化する等、やるべき事は山の様にありそうだし、世界的に見ても既に相当遅れているであろう中で今...続きを読む
  • 社会の真実の見つけかた
    9.11テロ後、イラク戦争に突き進んだアメリカ、テレビも新聞も、国全体が敵か味方か、全か悪かしかなかった。落ちこぼれゼロ法、生徒の試験点数で教師や学校を競争させ、評価で予算が決まる。ウィキリークスをスルーする大手メディア。

    若者向けに書かれています。若者がんばってほしいです。
  • 沈みゆく大国 アメリカ 〈逃げ切れ!日本の医療〉
    貧困大国アメリカから、ずっとブレずに取材し書き続ける作者の姿勢に頭が下がる。
    権力者をこき下ろす語り口も顕在である。
    しかし、変わらないのがそろそろ物足りない気がする。別の切り口も欲しいな、という印象。
  • デジタル・ファシズム 日本の資産と主権が消える
    各方面に知識が深く、近い将来こうなってしまうだろう!といった予想が書いてある本。
    しかしながら、デジタルによって腐敗していく方向で記載されており、警笛を鳴らしているんだろうなぁと感じた。

    確かに肌感覚では理解している事もある。
    個人情報が流出してるとか、政治が腐敗してるとか、教育をデジタル化して本...続きを読む
  • デジタル・ファシズム 日本の資産と主権が消える
    陰謀論的な記述も所々あったけど、今のデジタル化の流れが子供の教育にとって良い影響を与えないという話には共感できた。
  • デジタル・ファシズム 日本の資産と主権が消える
    これ、ファシズムなんだろうか。というのは置いておいて、言ってることはそれなりに納得する。自治体単位だからそこで戦えというのがどうかなあとは思う。げっそりするけど、当たっているだろう。水道から考えても。
  • 支配の構造 国家とメディア――世論はいかに操られるか
    堤未果他、4人の論客が、各自テーマに沿って一冊の本を持ち寄り、考察を述べ、意見交換、対談するという形式。濃淡あるが、私が興味を持ったのは、堤未果による ハルバースタムの『メディアの権力』高橋源一郎の『華氏451度』。

    ペンタゴンペーパーズとスノーデンを比較して、時代の暴露者による扱いの違いを指摘。...続きを読む
  • 社会の真実の見つけかた
    中1の娘に薦めようと思って事前に読んでみた。
    自分にとっては分かりやすく、意識を変えるきっかけになったが、中1の娘には少し難しいトピックスが多く、興味を持って貰えなかった。良い本なのでまた機会を改めて薦めようと思う。
  • 沈みゆく大国 アメリカ
    アメリカの医療費がとんでもなく高いことは駐在しているときに実感した。出産と病気が同時期に重なると破産するとも聞いていたし、この本に書かれている人々が直面している命にも関わる問題は実際にあったことだろうと素直に思う。一方、民主党か共和党かにかかわらず政治家が国家を解体しようしているとか、ウォール街、保...続きを読む
  • もうひとつの核なき世界
    堤氏の本は今までのアメリカシリーズと繋がっており、覇権国家であるアメリカが中心に書かれている。アメリカの学校教育の偏りにより、核兵器の現実が知らされていないこと、「はだしのゲン」のような話はアメリカ人はほとんど知らないことなど。今後のメディアのあり方が問われている。
  • 沈みゆく大国 アメリカ
    今回のテーマは「オバマケア」に焦点を絞ってのレポート。米国における国民皆保険制度の難しさを考えさせられる。無知であることの恐ろしさに警鐘を鳴らしている。
  • 沈みゆく大国 アメリカ 〈逃げ切れ!日本の医療〉
    堤未果氏の最近の本。医療にテーマを絞っている。格差は予想以上。日本はアメリカの後追わないでほしいところだ。
  • アメリカから〈自由〉が消える 増補版
    どこの国の話かって。
    どこかの社会主義の国かよって。

    もちろん事実だろうから怖い。
    だけど、だから全部ダメだっていうのも怖い。

    日本にひいて、だからダメだって言う論調も怖い。

    評価しづらい。
  • 沈みゆく大国 アメリカ
    オバマケアの実態を暴く。これでは皆保険制度とは言えないのでは?
    TPP以外にも日本の医療が侵略されているのには要注意!!
  • 政府は必ず嘘をつく 増補版
    増補版というように、以前に出版されているものだ。堤氏の得意なネタ。米国追従である限り、嘘をつかざるを得ない状況だ。
  • アメリカから〈自由〉が消える 増補版
    自由と民主主義の象徴だったはずのアメリカのぞっとする現実。
    感想をこんなブグログに書いているのも危険な行為になりそう---
  • 社会の真実の見つけかた
    凄まじいまでのアメリカの借金漬けの実態をみた。経済徴兵制も恐ろしい。最早、洗脳ではなく、頭を使っていない愚かものを騙して食い物にしているだけだ。解決策は、政治しかない。政治家に任せるのではなく、自分の欲しいものが得られるまで、しつこくしつこく活動、監視していくしかない
    ARRPの活動、バージニア21...続きを読む
  • 沈みゆく大国 アメリカ
    「オバマケア」って日本のように皆保険制度だと思っていたが、この本を読む限り実態は、業界トップに君臨する少数企業とウォール街が形成する1%と、その傘下で低賃金と増税、医療や教育費に苦しむ99%の二極化に貢献した制度のようだ
    無知は弱さになる。奪われないためにも日本の医療制度の概要ぐらいは知っておく必要...続きを読む
  • 正社員が没落する ――「貧困スパイラル」を止めろ!
    今貧困問題といえばこの2人が第一人者だろう。対論が入っているので思わず買ってしまった。ただ、真新しさがなかったのがちょっと残念。
  • 政府は必ず嘘をつく 増補版
    著者の堤未果さんは、この前のNHK『100分deメディア論』にパネリストとして出演しており、続いてたまたま先日の講座で本書の紹介があり、読んでみました。彼女の夫である川田龍平参議とは、十年前に霞ヶ関の路上でばったり会った思い出があります。凄い夫婦です。
     
    さて政府の嘘を見抜くには、論理的に利害関係...続きを読む