柴田よしきのレビュー一覧
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元妻の行方を探しに行った先で起きた事件。
元刑事というか、根っからの刑事然とした麻生の立ち振舞い、自己分析による自身の立場があって、紐解いていく様はRIKOシリーズ、麻生龍太郎シリーズ、嬉しくもありました。
花咲シリーズも読んでいますが、ちょろっと出てましたがこの後の話かな、と想像しました。
今年中に2部が出るとの噂です。
麻生の本心が語られる中、山内練はどんな重い想いがあるのか。
境界線のない2人の関係はどんな結末なんだろうか。
-わたしの落ち度で希望を奪ってしまった青年が、裏社会の泥水の中を這い回って、それでも生きていてくれた。
生きていてくれたんです。
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Posted by ブクログ
山内練が気になるという理由で読み始めた花咲慎一郎シリーズ。
2015年にドラマ化してるようで、キャスティングがなんとも…なのもあり、あまり期待していなかったんですが、キャラクターセンスは相変わらずだし、ストーリーも登場人物の多い割にスラッと読めます。
元マル暴が新宿で24時間営業の無認可保育園の園長。
保育園の経営費を補填するため私立探偵をして事件に巻き込まれる。
今までの柴田よしき作品よりもライトです。
子供の無戸籍問題やジェンダー、正当防衛や差別など、ライトとは言ってもさすがな所をつついてくるな、と。
人情ってのが強く出てるぶん、どうやらハートフルに感じられたように思います
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Posted by ブクログ
『OUR HOUSE』
『TEACH YOUR CHILDREN』
『DÉJÀVU』
『CARRY ON』
Epilogue
警察を辞め、私立探偵になった麻生龍太郎。
以前から変わらない飄々とした観察眼で、依頼人の真の目的や問題を解決する。
事件の面白さはあるのに、イライラさせられるのだ。
山内練との関係は互いを慮った結果なのだろうか。
相変わらず練の心のうちは、ただただ麻生を想っていることしか分からない。
それ以上は要らないのか。
いや、そうではないはず。
麻生にしても、だ。
こんなにもモヤモヤとするのに、どうしてこの2人がこんなにも愛おしいのだろう
-俺はあいつを線路に寝転ばさせた側の人間なのだから。
冤罪に拘りすぎだ、麻生!
目の前を見ろ、と言いたい -
Posted by ブクログ
こちら側には真相が先に分かる作りなので、『麻生、気付いてくれっ』という気持ちと登場人物の関係性に読むのが止まらない~
ミステリーとして充分に満足のストーリーなのに、愛憎劇がまた魅力的です。
そして各々のキャラクターを愛せずにいられるだろうか。
山内練は読後引きずってしまうほど。
台詞も多いし、求めているものはハッキリと分かるはずなのに、過去のことになると見えない。
麻生が存在しないからだろうか。
最後の『遅刻だよ』のあとが唯一の心情描写かもしれない。
彼はこれまで何を考えていたんだろう。
読み返してみると、入ってくる行動がすべて麻生を生かすためにしか思えないほど感情を帯びているのだ。