柴田よしきのレビュー一覧

  • 初雪 海は灰色 第一部

    Posted by ブクログ

    元妻の行方を探しに行った先で起きた事件。
    元刑事というか、根っからの刑事然とした麻生の立ち振舞い、自己分析による自身の立場があって、紐解いていく様はRIKOシリーズ、麻生龍太郎シリーズ、嬉しくもありました。
    花咲シリーズも読んでいますが、ちょろっと出てましたがこの後の話かな、と想像しました。

    今年中に2部が出るとの噂です。
    麻生の本心が語られる中、山内練はどんな重い想いがあるのか。
    境界線のない2人の関係はどんな結末なんだろうか。


    -わたしの落ち度で希望を奪ってしまった青年が、裏社会の泥水の中を這い回って、それでも生きていてくれた。
    生きていてくれたんです。




    0
    2026年10月01日
  • 注文の多い料理小説集

    Posted by ブクログ

    食にまつわる短編集でした。それぞれ違う作者が書いており、私の好みは皮肉の効いた柚木麻子先生の「エルゴと不倫鮨」、意外なオチの柴田よしき先生の「どっしりふわふわ」でした。どれもおもしろく、食欲をそそる話が多かったです。

    0
    2026年09月29日
  • 聖なる黒夜(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    これだけのことがあったのだから、誰も傷つかないわけにはいかない。だから誠実に向き合うしかない。なのに麻生ときたら、殺されそうになっても協力した(んだよね?)練のことを抱きしめてやらないし愛してるとも言えない。ヘタレか!私は麻生のことは好ましい人物だとは思うけれど、そういうところが色々拗らせているのだと思う。練が不憫でならないよ

    ミステリーとしてはとても面白かった。

    0
    2026年08月31日
  • 聖なる黒夜(上)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    誰だって、昔純朴だった知り合いがヤクザもどきになってたらびっくりするよね。しかも自分のせいだったと分かった時の衝撃たるや!そこが本質でないのは分かってるけど。誰に対しても誠実な麻生が、やってないと言い張る練を信じてあげられなかった結果が切なすぎる‥

    0
    2026年08月31日
  • 初雪 海は灰色 第一部

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ミステリーとしては面白かったけど、「ただ、愛しい」人がそばにいてあんなにそっけない態度の麻生が不思議。いつも練以外には惚気るのにどうして本人に優しくしてあげられないのかな。一緒にいてホッとできる関係であって欲しいなぁと思いました。暴力と無縁の世界で生きてるので練が暴力に躊躇いないことにいつも驚いてしまう。練ぐらい賢いなら暴力なしでもやっていけそうだけど

    0
    2026年08月31日
  • おいしい旅 しあわせ編

    Posted by ブクログ

    どれも美味しいそうで、どこも行きたい。
    始まりは不穏な感じがしても、どの作品も「しあわせ」で終わるところがいい。

    0
    2026年08月15日
  • 聖なる黒夜(下)

    Posted by ブクログ

    ・貪るように読書に耽ったのは久しぶりだ。それぐらい、夢中で読んだ。

    ・ミステリー作品としてもとても素晴らしく、充分すぎるぐらい面白かったけれども、何よりも登場人物が魅力的すぎて言葉では言い尽くせない、、!!!!みんな色んなものを抱えすぎている。。

    0
    2026年08月13日
  • 聖なる黒夜(上)

    Posted by ブクログ

    ・時代設定、内容設定ともに普段馴染みのないものだったので、最初は物語に没入するのに時間がかかった。けれども、時間軸や登場人物の関係性を掴み初めてからは、読む手が止まらかった。600ページもあったのに一瞬で読み終えてしまった、、。

    ・とにかく山内練から目が離せない。複雑な人間関係ももちろん気になるが、ミステリーとしても事件の真相が気になる。早く下巻を読みたい。

    0
    2026年08月11日
  • フォー・ユア・プレジャー

    Posted by ブクログ

    花咲と城島の会話に笑う。
    エンタメとしてしっかり面白いのに、扱う問題がしっかりしています。
    2000年当時で、こんなに保育園問題や育児問題ってあったんですね。
    とは言え、
    保育園の経営危機の為に奮闘するわけで、ハードボイルドな面が楽しませてくれるわけです。

    で、お目当ての山内練。
    作品がややライトさがあるので、その恐さはハートフルにも思えるのは残念かな
    いや、そういう面があるって方が麻生のためかも

    -他人にとって何が幸福かを自分の尺度で勝手に決めてしまうのは、この世でいちばん傲慢なことなんだよ。

    0
    2026年08月07日
  • フォー・ディア・ライフ

    Posted by ブクログ

    山内練が気になるという理由で読み始めた花咲慎一郎シリーズ。
    2015年にドラマ化してるようで、キャスティングがなんとも…なのもあり、あまり期待していなかったんですが、キャラクターセンスは相変わらずだし、ストーリーも登場人物の多い割にスラッと読めます。

    元マル暴が新宿で24時間営業の無認可保育園の園長。
    保育園の経営費を補填するため私立探偵をして事件に巻き込まれる。
    今までの柴田よしき作品よりもライトです。
    子供の無戸籍問題やジェンダー、正当防衛や差別など、ライトとは言ってもさすがな所をつついてくるな、と。
    人情ってのが強く出てるぶん、どうやらハートフルに感じられたように思います


    0
    2026年08月06日
  • 初雪 海は灰色 第一部

    Posted by ブクログ

    23年ぶりとのこと。
    すっかり忘れてるかと思ったけど、読むにつれ忘れてたこともあるけど、思い出してきて面白かった。
    結末は意外だったかも。
    でも、このシリーズ好きだったから続きが読めて嬉しい。
    12月が待ち遠しいな。

    0
    2026年07月31日
  • 私立探偵・麻生龍太郎

    Posted by ブクログ

    『OUR HOUSE』
    『TEACH YOUR CHILDREN』
    『DÉJÀVU』
    『CARRY ON』
    Epilogue

    警察を辞め、私立探偵になった麻生龍太郎。
    以前から変わらない飄々とした観察眼で、依頼人の真の目的や問題を解決する。
    事件の面白さはあるのに、イライラさせられるのだ。
    山内練との関係は互いを慮った結果なのだろうか。
    相変わらず練の心のうちは、ただただ麻生を想っていることしか分からない。
    それ以上は要らないのか。
    いや、そうではないはず。
    麻生にしても、だ。
    こんなにもモヤモヤとするのに、どうしてこの2人がこんなにも愛おしいのだろう

    -俺はあいつを線路に寝転ばさせた側の人間なのだから。

    冤罪に拘りすぎだ、麻生!
    目の前を見ろ、と言いたい

    0
    2026年07月25日
  • 所轄刑事・麻生龍太郎

    Posted by ブクログ

    『大根の花』
    『赤い鉛筆』
    『割れる爪』
    『雪うさぎ』
    『大きい靴』
    エピローグ
    『小綬鶏』

    麻生龍太郎の新人時代の短編集。
    『聖なる黒夜』以前の麻生龍太郎が気になって読み始めたのですが、
    短編ながら事件そのものが面白い。
    読後感もそれぞれ。
    書き下ろしである小綬鶏は少し涙ぐんでしまった。

    及川との関係性は深くはないが垣間見えるところがある。

    0
    2026年07月23日
  • 聖なる黒夜(下)

    Posted by ブクログ

    こちら側には真相が先に分かる作りなので、『麻生、気付いてくれっ』という気持ちと登場人物の関係性に読むのが止まらない~
    ミステリーとして充分に満足のストーリーなのに、愛憎劇がまた魅力的です。
    そして各々のキャラクターを愛せずにいられるだろうか。
    山内練は読後引きずってしまうほど。
    台詞も多いし、求めているものはハッキリと分かるはずなのに、過去のことになると見えない。
    麻生が存在しないからだろうか。

    最後の『遅刻だよ』のあとが唯一の心情描写かもしれない。

    彼はこれまで何を考えていたんだろう。
    読み返してみると、入ってくる行動がすべて麻生を生かすためにしか思えないほど感情を帯びているのだ。

    0
    2026年07月17日
  • 風のベーコンサンド 高原カフェ日誌

    Posted by ブクログ

    読んでるだけで食べたくなる、そんな小説。柴田よしきさんは食べ物の描写が上手です!
    高原出身の人、主人公と同じように東京から高原に来た人、さまざまな人生が主人公・菜穂が経営するカフェで交差します。
    ここに出てくるベーコンサンドを食べたい!!!
    (レタスやトマト、マヨネーズを入れない。パンを焼いて、フライパンから出したベーコンを脂をきらないでのっけて、芥子ちょこっと!)P46

    0
    2026年07月14日
  • 聖なる黒夜(上)

    Posted by ブクログ

    評判を聞いてから3ヶ月ほど探してやっと手に入れることができました。
    最初の300ページほどは登場人物の多さと80年代と90年代の話があり、符合していくまで進みづらくもありました。
    自分のなかで少しずつ繋がっていくと、読むスピードもあがるし、山内と麻生の距離が近くなるほど真実が遠くなる気がして、止まらない~

    韮崎の事件も、過去の山内の事件も、もう1体の焼死事件も気になるところですが、
    登場人物に隠された過去や内面も気になって仕方がない。

    0
    2026年07月11日
  • 聖なる黒夜(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    感無量。そことそこが繋がるのか〜となった。
    山内練が本当に好きすぎる。山内練と出会わせてくれてありがとうございます。

    0
    2026年06月26日
  • 聖なる黒夜【上下 合本版】

    購入済み

    結果 大満足

    結果は大満足
    不安に思っていたことはありましたが
    大満足

    ひたすら読み進めて
    いくと
    ナタバレになるので
    続編期待
    2006年って
    20年前に出てたとは驚きの内容
    今この過去数年起こったとしか思えない内容
    新鮮

    #スカッとする #深い #エモい

    0
    2026年05月20日
  • 月神の浅き夢

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「助けてくれて……ありがとう」
    「何のことだか」
    山内は、窓の外を見た。
    「いい天気だな……釣りがしたいな」

    ・前回のを読んでめちゃくちゃヤクザだ!って思ってたのに、良心が透けて見えちゃってやっぱり練に魅力を感じてしまう。

    ・麻生と練はどうなるんですか、、

    0
    2026年05月05日
  • 初雪 海は灰色 第一部

    Posted by ブクログ

    『聖なる黒夜』シリーズの23年ぶりの続編!
    本編を再読しないままに読むことになったので、内容を覚えているか少し不安だったけれど、読みだしたら徐々に思い出してきたため、まったく問題なしでした。そして、麻生と練の関係がやはり好きすぎる。練登場以降は、夢中になって一気呵成に読んでしまった。愛なのか憎しみなのか、縺れに縺れた執着たまらんです。拗らせすぎか。

    続きに大いに期待! そのためにも、作者さまには生きのびてもらわねば…一読者の私も生きる。

    0
    2026年04月30日