柴田よしきのレビュー一覧

  • 注文の多い料理小説集

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    エルゴと不倫鮨がよかった。元気になれる作品だった。そして思いがけず井上荒野の作品と出会えて嬉しい。どこか不気味な感じが良い。深緑野分の福神漬も心に残った。他の作品も読んでみたい。色んな作家さんとの出会いがあるから短編集はいいなぁ。

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    2025年05月30日
  • 注文の多い料理小説集

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    料理にまつわるアンソロジー
    どのお話もひとくせ、ふたくせあって
    興味深いおはなし
    中でも、伊吹有喜さんの
    「夏も近づく」がおいしそうでたまらなかった
    塩おにぎりや、水出しかぶせ茶、ブロッコリーのオリーブオイル漬け、春キャベツのピクルス、たけのこご飯、手作りベーコン
    どれも自家製で少し地味かもしれないけど
    間違いなく美味しいってわかる
    食をきちんと考えられる人に悪い人はいないですね

    この頃はどんなに単純な料理でもいいから
    自分で家で作って食べたいと思うようになった
    なんでだろうな
    けして美味しいものを作れるわけでもないのに
    この本を読んでさらに思う
    食に対して考え直すいいキッカケになりそう

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    2025年04月07日
  • 注文の多い料理小説集

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    料理にまつわる短編のアンソロジー。
    小洒落た創作寿司屋、土鍋ご飯、金平糖、蕗の薹(ふきのとう)、パン…。
    どれも美味しそうで、お腹がすいてくる本だ
    ★5が2本
    ★4が2本
    ★3が3本
    やはり大好き作家さんのは面白かった!

    男たちの下心が渦巻く隠れ家的な高級寿司屋。
    男たちが落としたい女性にお寿司のウンチクをスマートに披露している場面に、唐突にのしのしと現れたのは…。
    乳児を抱っこ紐で抱え、母乳で汚れたカットソーにスウェットを履いた体格良い中年女性。
    ドスンとマザーズバッグを置き、ツウなお料理を野太い声で次々と注文し始める。
    お母ちゃんに支配されていく店内の様子が痛快!
    このストーリーは柚木麻

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    2025年03月02日
  • 聖母の深き淵

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    緑子シリーズ2作目。母親という立場・子育て中の危うさやジェンダーの問題がたっぷり書き込まれています。

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    2025年02月08日
  • 注文の多い料理小説集

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    読後感が良く楽しかった!
    もっと前後を読みたくなるようなお話もあり、おいしいとこどりできるアンソロジーの良さだなと思いました。柚木麻子さんが好きで手に取ったけれど、読んだことのない作家さんのお話も良かったです。

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    2024年12月29日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    たくさんのおいしいものがそれぞれの思い出と一緒に出でくる。食べ物を見るたびに思い出す昔の懐かしい記憶。ますますおいしい食べ物を食べたくなりました。

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    2024年10月20日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    それぞれの旅を通しての成長を感じさせながら、美味しそうなご飯や雄大な自然の描写などが多く、読んでいて旅行に行きたいと思えるような作品だった。

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    2024年10月12日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    旅と美味しいものの短編集。どれも良かったです。ビブリア古書堂の三上延「美味しいということは」が特に好きでした。これだけでいいから、読んで~って、知人達に読ませたいと思ったくらい。銀座ライオン本店や崎陽軒の焼売など小道具も良かったのと、ビブリアは身内が反目していて辛い内容多いけど、これは美味しいもので家族が繋がるのが良かった。やっぱり小説というか、フィクションは読んで面白かったり多幸感欲しいです。
    「もしも神様に会えたなら」大崎梢
    祖母と合流して伊勢神宮に行くつもりだった町田の小学生は祖母が来れず、一人で向かう。そこで地元の小学生に会う。
    「失われた甘い時を求めて」新津きよみ
    昔住んでいた松本に

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    2024年10月06日
  • ワーキングガール・ウォーズ

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    面白いし最後の方の翔子が好きすぎた!
    読んでてスッキリするし
    もう少し仕事頑張ろうかなと思える。

    女性のリアルなところをしっかり描いてくれている。

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    2024年09月02日
  • 小袖日記

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    雷(いかづち)に打たれて目が覚めたら、時代も見目形も変わっていたなんて、さぞビックリしたと思う。あたしは、頭の中はほとんどそのままで、おかめ顔の小袖という女房になっていた。彼女は香子さまのお付きとして仕え、源氏物語のネタ集めに奔走する日々を送っていく。

    香子さまの推理は、この時代ならではのものがあり、聡明さが伺えた。女性の装束や、生計を立てるための生き方には、自由の欠片もみえず、そのなかで楽しみを見つけて生きるのは大変だったろうと思った。住まいや食べ物、暮らしぶりなども興味深かった。

    小袖(あたし)の語りは、ざっくばらんで、爽快だった。この時代の人達とのギャップも楽しめた。また、源氏物語の

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    2024年08月22日
  • 所轄刑事・麻生龍太郎

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    『お勝手のあん』からの購入。相変わらず会話文が長いので読みづらい。『高原カフェシリーズ』も読んでいるが、この作品でも料理の話しも良く出てくる。
    この作品はBLらしき主人公の刑事なので、どこか暗い内容に傾いてくる。この主人公は独特の感性で事件を解決して行く。周囲の刑事達も不思議な能力を遠巻きにして見ている感じ。次々と事件を解決して警視庁に引き上げられるのだが、次作は私立探偵なようなので、何があったか気になってくる。BLらしき先輩との関係も中途半端で不思議な展開の小説。

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    2024年08月20日
  • 注文の多い料理小説集

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    アンソロジーは「名前も作品も初めて知った」作家のほうが断然面白く感じる。この本では坂井希久子『色にいでにけり』がそれで、普段読まない時代ものだがとても面白かった。主人公の境遇と芯に持つ矜持、江戸の色名と和菓子の描写が実に生き生き、しみじみと描かれていて、このシリーズが読みたくなった。

    他は伊吹有喜『夏も近づく』、深緑野分『福神漬』も滋味があってよかった。井上荒野『好好軒の犬』はラストが上手い。柚木麻子『エルゴと不倫鮨』はトップバッターとして勢いがあり好印象。柴田よしき『どっしりふわふわ』はラストが安直な気がしたのと、中村航『味のわからない男』は好みが合わなかった。

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    2024年08月20日
  • 風のベーコンサンド 高原カフェ日誌

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    理想的な地方移住のストーリー、こんな風に上手く行ったらいいなという妄想と共に読んだ。読んでて気持ちよくなる。

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    2024年08月09日
  • さまよえる古道具屋の物語

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    ネタバレ

    最後までぐいぐい読ませてくれるし、あまりだれることなく読めました。
    古道具屋が解放されてよかった。
    みんな引き継いだ道具を正しく使って幸せになってほしいですね。

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    2024年07月24日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    アミの会、好き。
    いろんな作家さんの物語が読めるのが好き。
    しあわせ編というだけあって、
    美味しいだけじゃなく幸せな気持ちで読み終えられて、ほんと、ごちそうさまでした。

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    2024年07月07日
  • 風のベーコンサンド 高原カフェ日誌

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    東京から移住した奈穂は高原でカフェの営業を始める。

    一見豊かで長閑な田舎暮らしには、いろいろあるようで…

    カフェで供されるランチメニューがとても美味しそう。

    途中奈穂のモラハラ夫に苛つきつつも、ほっこりする終わり方で読後感が良かった。

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    2024年07月03日
  • RIKO ─女神の永遠─

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    大好きな作家さんのデビュー作。
    久々に読み返したけれど、これがデビュー作って凄すぎる。
    凄惨な描写や衝撃の展開にになんとも言えない気持ちになりながらもページを繰る手が止まらなかった。
    正太郎、炎都、ゼロ、花咲探偵、ばんざい屋等。魅力的なシリーズがたくさんありますが。RIKOシリーズを一番再読しているかも。
    面白かったです。

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    2024年05月25日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    おいしい旅シリーズ、ずっと気になっていた。前のと合わせて購入。

    誰かのレビューで「アミの会は外れがない」と言っていたが、おいしい旅シリーズはどれもおもしろかった。
    旅と食はテッパン!

    伊勢や松本など、行ったことのある場所には懐かしさを感じた。石垣島の話はちょっと切なかったけど、今はやりの?女性の自立っぽくていい。ヴェネツィアや三沢、アイスランドの話ではどうなることやらと思った。”家族”はいいこともあるが、そうでない人も少なからずいる。

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    2024年05月22日
  • 迷 まよう

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    書き手の違いを存分に楽しめるアンソロジーは、読んでいて本当に楽しいです。

    「迷う」主人公達、それぞれのストーリーは読みやすいけど、短編の中で展開や語りがコロコロ変わるとついていくのが精一杯。そして戻ってまた読んだり、、「あぁ〜多分作者の意図にはまったな」と思って苦笑いしたり、その後の安否が気になったり納得したり首をひねったりだった。そして、最後に掲載されている編、さすがだなぁと。

    アンソロジーを読むと、自分の好みを確信させてくれますが新たな発見もあったりして、また次のアンソロジーを探してしまう、嬉しい連鎖になります。

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    2024年05月21日
  • 少女達がいた街

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    政治の季節の終焉を示す火花とロックの熱狂が交錯する一九七五年、16歳のノンノにとって、渋谷は青春の街だった。しかしそこに不可解な事件が起こり、2つの焼死体と記憶をなくした少女が発見される……。


    子供の頃読んでお気に入りになった本なので、初見が大人になってからだったら印象が違ったのかもしれません。

    ノンノ、チアキ、ナッキー

    携帯のない時代、本名も知らずに、ふらっと街で出会う関係の友達の居心地の良さ

    純粋さと、嫉妬と、愛情と、ドラッグの危険性と、時効制度の問題点にも踏み込んだ物語。

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    2024年05月19日