柴田よしきのレビュー一覧
-
青い電飾がつなぐ連続殺人と、ある人妻の失踪。
捜査する探偵社の面々がそれぞれに魅力的。
犯人から送られたDVDから手掛かりを見付ける展開も面白かった。ああいう推理戦、好きだなぁ。
犯行の動機が、思いもよらないものでびっくり。
だって、そんなのって!
ユナと昔の夫、そして秀之の関係がどうなっていくのか...続きを読むPosted by ブクログ -
青い電飾が死体に施される連続殺人は、被害者には共通点がなく容疑者として上がってくる人物は全く動機が見当たらない。そこに友人からユナに助けを求めるメールの謎と、ブルーライト探偵社による元プロ野球選手の身辺調査が絡みサスペンスフルな展開を見せます。サブエピソードも盛り沢山ですし、主要キャラも魅力的で上質...続きを読むPosted by ブクログ
-
学生時代の失踪してしまった友人からの
突然のメール・・まるで幽霊みたいな始まりで、
同級生との複雑な人間関係が明らかになる。
複雑だけど面白い話だと思いました。Posted by ブクログ -
かなりハマります。次が気になる
気になる
思わずハイスピードで読んでしまいました
( ̄^ ̄)ゞ
ちょっとばかり無理があるような感じはしつつも。面白いですね。
ラストもびっくり
様々な謎がちりばめられてます。是非おすすめです。Posted by ブクログ -
おもしろかったー!
いや、読みだした当初は正直、君之に苛々させられるところが多かった。ええいうだうだしおって。ははあ、源氏物語の帝の生まれ変わり。通りでねー!
しかし途中から、この話はヒロインとヒーローが逆転しているのだと考えるようにした結果、あまりにもハマりすぎていてものすごく面白くなった。香流さ...続きを読むPosted by ブクログ -
RIKOシリーズ
若いイケメン独身刑事だけを狙った
連続猟奇殺人
犯人を追う縁子は、やがてひとりのアイドルへ
そして12年前の冤罪事件へとたどり着く
ヤクザ山内練が相変わらず異彩を放つ魅力
彼の中の人間くささもちょっと見られて
山内と麻生のこの先を願わずにいられないPosted by ブクログ -
登場回数は少ないのに、山内 練の圧倒的な存在感が際立つ。冷酷になりきれない練の本来の優しさや、彼の魅力に取りつかれ、人生を踏み誤ってしまう人々の生き様が描かれ、読者も彼の魅力の虜になってしまう。彼はやくざの若頭なのに!Posted by ブクログ
-
京都の小料理をベースにした気さくな独り者が行く居酒屋さんの連作短編かぁーと
思いきや。。
なになにー
ミステリアスが潜んでるじゃないですかぁ。
なかなかよかったですー♪Posted by ブクログ -
幾つもの伏線らしき小さな事件が本線とは無関係に解決していく中で、結末はある程度想定の範囲内でした。
にもかかわらず、同級生それぞれの一人称で語られる物語はしっかりしていて、大長編でも最後までダレない力作でした。Posted by ブクログ -
中学校の修学旅行で起きた同級生の失踪事件が、大人になってから動き出す。
子供時代の同級生に大人になってから会ったときの、特に男女の微妙な雰囲気は自分にも経験があります。
今のところ柴田氏らしくない内容だけど、多才な作家だから驚くこともないか。
後半に更に期待。Posted by ブクログ -
香澄の旅が、ああいう結末になるとは。
叔父で初恋の人である高之を探す中、出会う様々な人。
みんな、いろんなものを抱えていて、やりきれないものがありながら、香澄との出会いが化学反応を起こしてお互いが変わっていく。
そうやって、少しずつでも前に進む姿にほっとする。
近藤センセイ、素敵だ~。Posted by ブクログ -
猫は~って名前でリリアン.J.ブラウンのシャム猫シリーズを思い出したり。
ただこちらは猫の一人称で、ほのぼのとお話が進んでいきます。
今のところこのシリーズは6冊出ていて、これは4冊目。
借り読みなのでこれが初読みなのですが、前作を知らなくてもすんなりと読み進められます。
だけど結構おもしろかった...続きを読むPosted by ブクログ -
猫の正太郎の話。
4編あるんだけど、今回は東京へ引越ししてきてしまったので、それ関連の話だった。
おもしろかったけど、琵琶湖にいて欲しかった気がする(笑)Posted by ブクログ -
鉄道には全然、詳しくないわたしですが
何故か手に取ってしまったこの本。
読み始めは、ミステリーなの?という感じで
なんとなくテンポをつかめずに読んでいたのですが
途中から、鉄道と旅と人の心の機微とに
心をぐっと掴まれましたPosted by ブクログ -
第一弾より、ぐっと厚くなった文庫本
登場人物が近くに感じ、先が気になり
震災の話し、叔父の行く末に胸を痛めながら
あっという間に読み終わりました
確かに、旅に出たくなります
自分を大切にしなくちゃなと思う本Posted by ブクログ