柴田よしきのレビュー一覧

  • 鉄道旅ミステリ1 夢より短い旅の果て

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    鉄道には全然、詳しくないわたしですが
    何故か手に取ってしまったこの本。
    読み始めは、ミステリーなの?という感じで
    なんとなくテンポをつかめずに読んでいたのですが
    途中から、鉄道と旅と人の心の機微とに
    心をぐっと掴まれました

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    2016年01月11日
  • Miss You

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    登場人物多くてちょっぴりこんがらかったりしたけど、おもしろかった。
    さすがに真相が明らかになるまで犯人は分からなかったけど、、そう来ましたか!って感じ。
    佐久間と新田の関係にキュンとしたー。
    ° ♡:.(っ>ω<c).:♡ °

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    2016年01月06日
  • 鉄道旅ミステリ1 夢より短い旅の果て

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    ネタバレ

    ある目的で大学の鉄道旅研究会に入った主人公の四十九院香澄が鉄道旅をする姿が鉄道にのっている情景や車窓、訪れた街の描写がとてもよく、リアリティーがあって旅がしたくなる気持ちになるような作品だった。

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    2015年12月06日
  • 観覧車

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    私立探偵だった夫【貴之】が急に妻【唯】の元を去り失踪してしまう。

    唯は探偵事務所を継いで、探偵の仕事をしながら夫の帰りを待つ…

    依頼を受けて、探偵としての仕事をこなしていく唯。いくつかの依頼があって、少しずつ探偵として事務所をなんとか守ろうとしていく。

    ミステリーとしては弱いけれど。
    秘密を暴いていくような職業故、人間の心理や闇みたいなのも描かれていてなかなか深いなと思いました。

    今作ではなぜ夫が失踪したのか、わからず。

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    2015年11月27日
  • ワーキングガール・ウォーズ

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    すごくおもしろかった。
    誰でも稼いで生きていくのって本当に大変。
    きっとたくさん嫌な思いして、
    たくさん我慢して、でもその中にもきっと
    いいこともあって。
    ペリカンのくだりがおもしろかった。

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    2015年11月18日
  • ワーキングガール・ウォーズ

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    一流企業に勤めている37歳独身管理職女性が主人公の話。出だしでどうかなと思ったけれど、様々な人間関係やミステリ要素などもあり思ったよりも面白かった。

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    2015年11月17日
  • 少女達がいた街

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    あまり期待しないで読んだけど、結構よかった。
    前半は青春グラフィティ的なストーリー。
    ノンノとチアキの関係とかノンノのナッキーへの憧れとか、1970年代って自分よりは上の世代だけど懐かしいような気持ちになった。
    中盤以降は休職中の刑事が事件の謎を紐解いていくんだけど、前半にたくさん散りばめられていた伏線が最後にはピタッとハマり、さすがの柴田サン。
    刑事の正体もラストのちょい手前にやっと気が付き、あー!ってなった。
    途中で止まらなくなってこんなに早く読めちゃうと思わなかったけど、、読後感としては物悲しい気分かな。

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    2015年11月04日
  • 聖母の深き淵

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    ネタバレ

    1作目より緑子のモノローグのテンションが落ち着いて読み易くなった。相変わらずの迂闊さで身を危険に晒したり人が死んだりするけど。
    麻生と練の関係が濃密でその後が気になる。

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    2015年10月15日
  • ふたたびの虹

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    このなんともない日常感の本の部類意外に好きだと思った、京都に思い馳せたくなる。好奇心くすぐられるこういう本は教養的意味でも他方面で有意義。

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    2015年07月20日
  • 聖母の深き淵

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    ネタバレ

    山内完全覚醒(笑)。
    極悪非道なのに憎めないのは
    麻生に対する健気さからか。
    怒らせたり辛かったり暴力振るったりしながら
    こっちを見てって必死に訴えてるみたいで。
    前の奥さんとのことも踏まえて
    この人はほっといちゃダメだと思ってるようにみえた。
    事件は・・牧村さん切ないな。

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    2015年07月06日
  • 聖なる黒夜(下)

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    ネタバレ

    予想できなかった結末。
    圭吾は結局何処に行っちゃったの?
    でもこれは鈍感でも甲斐性なしでも麻生さんが
    もてるのわかる気がする。

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    2015年07月06日
  • 聖なる黒夜(上)

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    ネタバレ

    まだ警察官だった麻生龍太郎サイドの話はもちろん山内が羽化していった過程が切ない。元々の資質に加え色々な偶然や外圧が重なった結果なるべくしてなったというか・・
    韮崎も見方を変えれば健気だよね。

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    2015年07月06日
  • ふたたびの虹

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    女将さんの過去も、ばんざい屋に持ち込まれる事件も、結構重いのだけど、読後感は何故かさらっとしているという不思議な作品。
    季節ごとのお料理が美味しそうで、自分でも丁寧に料理を作りたくなる。
    出てくる小道具(アンティークではない、ブロカントという言葉を初めて知りました)も、想像力が刺激されました。
    虹色のプリズムが見えるガラス細工のブローチや、清水さんが女将にあげるオルゴールだとか、女性ならきっと画を思い浮かべると思う。

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    2015年06月22日
  • 観覧車

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    読み終わった後の素直な感想はこの本好き!
    ただ、貴之の失踪理由が凄く気になる。
    最後には会えるのだろうか?
    この失踪がどのような結末を迎えるのか気になるので続編 回転木馬に期待!

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    2015年06月19日
  • フォー・ディア・ライフ

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    ネタバレ

    子どもがいないバツイチ男が経営する保育園は火の車。その赤字を埋めようと探偵業を手伝うハナちゃん。慎ちゃんではなく、ハナちゃんというのがいい(笑) 保育園に子どもを預けにくる親はワケありで、ハナちゃんが依頼される探偵のお仕事もワケありなものが多い。だから物語になるのですが、登場人物が魅力的で活き活きとしていて、読んでいて前向きな気持ちになれます。ハナちゃんが預かっている子ども達や、親が置かれている状況に心が痛みます。だからこそ、ハナちゃん、頑張って!と応援し、手に汗握って読んでしまいました。面白かったです。

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    2015年05月22日
  • 聖母の深き淵

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    主人公の緑子が一児の母になり、一作目には感じられなかった母性を発揮している。
    ただ、正義感で暴走してしまう面は相変わらずでしたが。
    夫婦間、親子間、異性間、同性間、様々な形の愛情がここでは描かれていますが、やはり一番強烈なのが麻生と練の2人だと感じた。
    『聖なる黒夜』のその後を知りたくて、こちらを読んだのですが、どうして、こうなってしまうのか……。
    ここで一番切なかったのが、壊れてしまった佐智子さんでも、犯人でもなく麻生と練でした。

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    2015年05月06日
  • ふたたびの虹

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    ネタバレ

    期待せずに読み始めたからか、びっくりするほど大満足。
    不思議な出来事はないけど、不思議なタイミングが重なって。
    人生いろいろ。
    その経験が今の自分を形作っている。
    それをありのまま受け入れることが大切。
    そう実感させてくれる。
    女将さんと清水さんがここまで若いとは思っていなかった。
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    東京・丸の内の片隅にある小料理屋「ばんざい屋」。おかみの作るちょっぴり懐かしい味に誘われて、客たちが夜な夜な集まってくる。クリスマスの嫌いなOLの悩み、殺された常連客が心ひそかに抱いていた夢、古い指輪に隠された謎と殺意……。数々の人間関係をからめながら、自らも他人に言えない過去を持つ女将が鮮やかに解決する恋

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    2015年06月04日
  • 月神の浅き夢

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    『心を白くして、耳を澄ませて、その声を聴こう。そこからしか始まらないのだ。始めてはいけないのだ。

    人が人を裁く、その大きな、矛盾に満ちたシステムの中で、最初にその仕事をする、それが刑事なのだ。

    注意深く、真剣に、向かい合った人間の言葉を聴く。総てはそこからだ。』

    3作目。
    だんだん複雑になっていくけど、面白いなぁ。
    ただ、全体的には面白いんだけど、謎解きの部分は毎回いまいちなんだよなぁ。

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    2015年04月05日
  • 月神の浅き夢

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    ラスト3ページ、ものっすごい好き!
    やっぱこのシリーズ好きっ!!

    練とリコがめっちゃかっこいいと思った、本作。
    あ、高須がデカ部屋の真ん中で電話のリコに言ったセリフもめっちゃいいのよね~♪

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    2015年03月15日
  • 聖なる黒夜(下)

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    なんとなく熱い男同士の話、みたいなイメージで読み始めたので、がっつりと男性同士での行為の描写があって、しかもえぐい表現もあったので驚きました。
    BLは特に嫌悪感もないけど、好きでもない私ですが、麻生と山内の愛憎が複雑に絡み合う緊張感のある関係にぐいぐいと引っ張られました。
    2人を取り巻く及川をはじめとしたキャラも濃くて、彼らの話をずっと読んでいたいような、そんな気持ちが湧いてきました。
    玲子のことや、姿が見えない第三の女についてはちらちらとヒントが出ていたので、解説の三浦しをんさんじゃないけど、早く気付いてとハラハラしました。
    この作品で麻生のことも、練のことも好きになったので、彼らが出ている

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    2015年03月12日