柴田よしきのレビュー一覧
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ネタバレ『聖なる黒夜』その後のお話。
刑事を辞めて私立探偵へ転職した麻生龍太郎。
少々風変わりな依頼から得体の知れない事件まで、意外な所で繋がる人物たちや、予想を(良い意味で)裏切られる真相。点と点が全て1本の線で結ばれ、事件の全貌が見えた瞬間にはアッと思わせられる。個々の事件が各章ごとに分けられていて、短編集のような読み易さもあり、面白かったです!
特に、キャッチボールの話が1番のお気に入りです。
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ただ、前作を読んだなら誰もが気になる、
「麻生と山内、2人はその後どうなったの?!」
という点については、少ししか描かれていなかったので残念…。しかも、麻生は練だけに対してずっと変われ、変われと言 -
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新刊台を見ていたら、少し前に同じ著者の本を読んでいたことでなんとなく目について手にとってみた。自分自身が写真好きなのもあって面白そうかなと思い購入。読んでみたらなかなか良かった。
初心者向け写真講座を軸に展開されるお話。受講生の一人の「風味さん」が一応主人公だけど、他の受講者や講師の知念大輔たちの群像劇でもあるって感じ。
一年間の写真講座は始まったばかりなので、シリーズ展開前提なんだねぇ。謎を残した終わり方だったし。なかなか面白かったので、是非とも続いて欲しいなぁ。
すごいなと思ったのは、小説でありながら本格的な写真ハウツー本でもあること。講師である知念が語ることをきちんと実践すれば本当に -
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ネタバレ評価は4。
内容(BOOKデーターベース)
園長探偵・花咲慎一郎 今回も危機一髪!
無認可保育園の園長兼私立探偵・花咲慎一郎。彼に持ち込まれた人探しは、やがてクスリがらみの危険な仕事に発展する。その上、最愛の女性・理紗が行方不明に……。 次々に襲いかかる無理難題と戦う心優しいハードボイルド探偵に、明日はあるのか!? 読み始めたら止まらない傑作シリーズ第2弾、待望の文庫化!
最後は全て解決!と分かっていてもあっこっちの事件が絡みすぎて途中とっ散らかった感が。
今回の花咲の命をかけた調査が組長の女たちの我が儘からだったとは何とも因果な世界だ。
最大に印象的だったのは若頭山内。意外とお茶目で少 -
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ネタバレ評価は4。
内容(BOOKデーターベース)
一児の母となった村上緑子は下町の所轄署に異動になり、穏やかに刑事生活を続けていた。その彼女の前に、男の体と女の心を持つ美人が現れる。彼女は失踪した親友の捜索を緑子に頼むのだった。そんな時、緑子は四年前に起きた未解決の乳児誘拐事件の話をきく。そして、所轄の廃工場からは主婦の惨殺死体が…。保母失踪、乳児誘拐、主婦惨殺。互いに関連が見えない事件たち、だが、そこには恐るべき一つの真実が隠されていた…。ジェンダーと母性の神話に鋭く切り込む新警察小説、第二弾。
会話文が兎に角長い・・全ての会話を文章にした感じである。しかし、文章は読みやすいしストーリーは面白 -
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ブルーライト連続殺人事件。これだけでなんだか面白そうな雰囲気はするのですが。さらに加え、主人公の友人の不可思議な失踪事件も絡んできて、スリリングな読み心地にページをめくる手が止まりませんでした。なかなか事件の全貌が見えなかっただけに、この真相は驚愕。
ここでの小説の扱われ方、これはやはり小説好きとしては腹が立つこと。犯人許すまじ。体験したことを書いてそれで立派な作品ができれば世話ないわっ! 逆にそうなら、ミステリ作家さんたち、どんだけ殺してるんだ(笑)。
主人公・草壁ユナのキャラクターも魅力的。「新シリーズ」ってことは、続編もあるのかな。彼女を取り巻く人間関係もいろいろ気になります。だけどこの