柴田よしきのレビュー一覧

  • 青光の街(ブルーライト・タウン)

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    柴田さんの作品は、登場人物が魅力的で好きです。
    今回もいつの間にか、物語に引き込まれ 一気に最後まで読んでいました。
    そういう事か、という細工もあり
    読み終わった後も、余韻が残り もう一度読みたくなるそんな作品でした。
    この作品の、登場人物でまた作品が読みたい。

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    2017年02月08日
  • 聖なる黒夜(下)

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    ネタバレ

    読み終えて、すごかったな、とただ一言。上下合わせて、様々なテーマが組み込まれてるように思えました。あとがきでしをんさんが書いているように、背景にあるテーマは「冤罪」が大きいですが、それ以外にも性のことだったり、社会のことだったり現代にある問題が描かれていたと思います。男性同士の生々しい表現が多くて少し驚きますが、それを気にさせないくらい素晴らしいお話でした。登場人物が多くて、無駄になる役もあるのではないかと思いましたが、最後にはすべて繋がってすっきり。とりあえず、練が死ななくて良かった…。

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    2017年02月04日
  • 青光の街(ブルーライト・タウン)

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    作家とブルーライト探偵社の社長を兼ねている主人公草壁ユナの友人の失踪と連続殺人事件の同時進行で物語は進む。予想外の展開に引きつけられて面白かった。是非この探偵社を舞台に続編をと願う。

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    2017年02月01日
  • 青光の街(ブルーライト・タウン)

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    都内にて、殺人事件が複数おきる。被害者の接点は見つからないが、遺体にはクリスマスの青い電飾が置かれていた。
    同時期、ブルーライト探偵社の所長であり作家の草壁ユナの友人が消息を絶つ事件が。
    様々な事件が一本の糸で繋がる真実は・・・
    登場人物、事件も多く、少々散らばりすぎていた感があったものの、事件がどのように繋がるのかが楽しみに読めた。
    次に繋がるような感じを受けたが、シリーズ化されるのだろうか?

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    2017年01月21日
  • 青光の街(ブルーライト・タウン)

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    ブルーライト連続殺人事件。これだけでなんだか面白そうな雰囲気はするのですが。さらに加え、主人公の友人の不可思議な失踪事件も絡んできて、スリリングな読み心地にページをめくる手が止まりませんでした。なかなか事件の全貌が見えなかっただけに、この真相は驚愕。
    ここでの小説の扱われ方、これはやはり小説好きとしては腹が立つこと。犯人許すまじ。体験したことを書いてそれで立派な作品ができれば世話ないわっ! 逆にそうなら、ミステリ作家さんたち、どんだけ殺してるんだ(笑)。
    主人公・草壁ユナのキャラクターも魅力的。「新シリーズ」ってことは、続編もあるのかな。彼女を取り巻く人間関係もいろいろ気になります。だけどこの

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    2017年01月13日
  • 猫は密室でジャンプする~猫探偵 正太郎の冒険1~

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    柴田さんの本は初めてかも。
    本格を期待するとがっかりかもしれない。本の中でも紹介されていましたがコージー・ミステリですね。短編なのできっちり構成するのは難しい中、よくここまで書けるなと感心します。特に最後の田舎の事件はさすが。
    最初は猫が推理するってどのあたりと思ってしまいました。
    短編で最初から読めば、全く設定を理解していない人にもわかりやすいです。
    主人公の正太郎が活躍するシリーズがあるのでそちらの方もよんでみようと思います。

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    2017年01月09日
  • 青光の街(ブルーライト・タウン)

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    ひょんなことから探偵社の所長を務めることになった未亡人が主人公。友人の誘拐と連続殺人事件が並行して進行,一つの線に…。すべての謎が主人公の過去と関連しながら収束し解きほぐされていくストーリーはさすが。(ネタバレになるが)友人の狂言動機と暗号のくだりは少々釈然としないがそれを割り引いても面白かった。魅力的な登場人物達の活躍も見てみたい。

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    2017年01月03日
  • 青光の街(ブルーライト・タウン)

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    青い電飾がつなぐ連続殺人と、ある人妻の失踪。
    捜査する探偵社の面々がそれぞれに魅力的。
    犯人から送られたDVDから手掛かりを見付ける展開も面白かった。ああいう推理戦、好きだなぁ。
    犯行の動機が、思いもよらないものでびっくり。
    だって、そんなのって!
    ユナと昔の夫、そして秀之の関係がどうなっていくのか気になる。

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    2016年12月12日
  • 青光の街(ブルーライト・タウン)

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    青い電飾が死体に施される連続殺人は、被害者には共通点がなく容疑者として上がってくる人物は全く動機が見当たらない。そこに友人からユナに助けを求めるメールの謎と、ブルーライト探偵社による元プロ野球選手の身辺調査が絡みサスペンスフルな展開を見せます。サブエピソードも盛り沢山ですし、主要キャラも魅力的で上質なミステリーに仕上がっていると思いますが、沢山の要素をばら撒き過ぎたせいか、やや作品全体の纏まりが欠けてしまっているのが残念なところです。

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    2016年12月03日
  • ふたたびの虹

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    心に美味しい。

    女将の人柄と優しいおばんざいを求め集まる客たち。

    根っからの京都人は苦手ですが、このシリーズは読んでいきたい。

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    2016年08月28日
  • 象牙色の眠り

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    かなりハマります。次が気になる
    気になる
    思わずハイスピードで読んでしまいました
    ( ̄^ ̄)ゞ

    ちょっとばかり無理があるような感じはしつつも。面白いですね。

    ラストもびっくり

    様々な謎がちりばめられてます。是非おすすめです。

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    2016年06月19日
  • 女性作家

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    面白くて一気に読んでしまったー。
    ぐいぐいと引き込まれ、予測しながら読むも予測とはことごとく違うの流れで、読み飽きなかった。

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    2016年06月17日
  • 炎都 City Inferno

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    おもしろかったー!
    いや、読みだした当初は正直、君之に苛々させられるところが多かった。ええいうだうだしおって。ははあ、源氏物語の帝の生まれ変わり。通りでねー!
    しかし途中から、この話はヒロインとヒーローが逆転しているのだと考えるようにした結果、あまりにもハマりすぎていてものすごく面白くなった。香流さんいかすー!君之ちゃんマジヒロイン!前世から自分に執着し続け、世界(京都)を破壊しようとしている相手を止めるべく、マスコット的なしゃべる動物と共に大御所妖怪たちを説得しに行ったり…最終的には歌まで歌ってましたからね。動物たちと心を通わせる上に花屋であるという時点でもう完全に古典的ヒロインだった。

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    2016年04月21日
  • 月神の浅き夢

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    RIKOシリーズ

    若いイケメン独身刑事だけを狙った
    連続猟奇殺人

    犯人を追う縁子は、やがてひとりのアイドルへ
    そして12年前の冤罪事件へとたどり着く

    ヤクザ山内練が相変わらず異彩を放つ魅力
    彼の中の人間くささもちょっと見られて
    山内と麻生のこの先を願わずにいられない

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    2016年04月19日
  • 月神の浅き夢

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    登場回数は少ないのに、山内 練の圧倒的な存在感が際立つ。冷酷になりきれない練の本来の優しさや、彼の魅力に取りつかれ、人生を踏み誤ってしまう人々の生き様が描かれ、読者も彼の魅力の虜になってしまう。彼はやくざの若頭なのに!

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    2016年04月12日
  • ふたたびの虹

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    京都の小料理をベースにした気さくな独り者が行く居酒屋さんの連作短編かぁーと
    思いきや。。
    なになにー
    ミステリアスが潜んでるじゃないですかぁ。
    なかなかよかったですー♪

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    2016年04月10日
  • 鉄道旅ミステリ2 愛より優しい旅の空

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    香澄の旅が、ああいう結末になるとは。
    叔父で初恋の人である高之を探す中、出会う様々な人。
    みんな、いろんなものを抱えていて、やりきれないものがありながら、香澄との出会いが化学反応を起こしてお互いが変わっていく。
    そうやって、少しずつでも前に進む姿にほっとする。
    近藤センセイ、素敵だ~。

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    2016年03月14日
  • 猫は引っ越しで顔あらう~猫探偵 正太郎の冒険4~

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    ネタバレ

    猫は~って名前でリリアン.J.ブラウンのシャム猫シリーズを思い出したり。
    ただこちらは猫の一人称で、ほのぼのとお話が進んでいきます。

    今のところこのシリーズは6冊出ていて、これは4冊目。
    借り読みなのでこれが初読みなのですが、前作を知らなくてもすんなりと読み進められます。
    だけど結構おもしろかったので、シリーズ制覇したいかも。

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    2016年02月18日
  • 猫は引っ越しで顔あらう~猫探偵 正太郎の冒険4~

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    猫の正太郎の話。
    4編あるんだけど、今回は東京へ引越ししてきてしまったので、それ関連の話だった。
    おもしろかったけど、琵琶湖にいて欲しかった気がする(笑)

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    2016年02月13日
  • 鉄道旅ミステリ2 愛より優しい旅の空

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    第一弾より、ぐっと厚くなった文庫本
    登場人物が近くに感じ、先が気になり
    震災の話し、叔父の行く末に胸を痛めながら
    あっという間に読み終わりました
    確かに、旅に出たくなります
    自分を大切にしなくちゃなと思う本

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    2016年01月11日