柴田よしきのレビュー一覧
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帯に惹かれて購入。
柴田さんの作品は、凛々しい女性を描く作品が多い印象です。また、グイグイと話の展開に引き込まれて、ページをめくるのが止まらなかった記憶があります。
今回の作品は、単行本「青光の街」を文庫本にしたものです。ミステリー小説としてだけでなく、群像劇としても楽しめました。この作品もグイグイ引き込まれ、面白かったです。
主軸としては、ある連続殺人事件を捜査する警察の視点と探偵会社の所長の視点で物語は進行します。時折、様々な人の視点も加わります。最終的には、一つにつながるのですが、それまでの展開が予想がつかなく、二転三転するので、どんどん内容の魅力にはまっていきました。ただ、登場人物が多いのですが、最初に登場人物一覧表があるので、助かります。一気に読まないと、話がこんがらがるので、ご注意を。
ミステリー小説、警察小説、群像劇など様々なジャンルが織り交ざっていて、一括りでは言い表せないように感じました。
個人的に最後の方は、はっきりと終わらせたかったです。ぽわーんと匂わせるような文章やある人物が最後捕まったのかなどスッキリとしてほしかったです。最後の一文後の展開も気になります。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ花咲慎一郎シリーズ第4巻
今回の依頼は、十何年も昔に2回だけ会ったことがある男性の行方を調べるものや、逃げてしまったインコを探して欲しいというもの。しかしながら城島さんから流してもらった依頼なので当然、一筋縄でいくはずもなく…。
さらには、にこにこ園のビルの側に捨てられた赤ちゃんや、ハナちゃんの知り合いに怪我をさせた加害者探しも加わってますます大混乱!
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自分にはどうすることもできない問題に直面してしまったハナちゃんが、まさかの男泣き。普段の生活に保育園での仕事、探偵業、どの立場にいても言えることだけど、他人に対して、自分はどれだけ干渉するべきなのか、自分にはその人のこれからの人生を背負っていける覚悟が本当にあるのかと苦悶するハナちゃんに、一時期は酒に溺れて人生のドン底ギリギリまで堕ちてしまった彼がここまで変われたのは、にこにこ園と、子供たちがいたからこそだなぁと改めて感じました。命懸けでも、自分の大切な人を守るとはつまりそういうことなのだと…。
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エピローグで、まさかのあの人が登場…。
そういえば私立探偵同士…もしかしてこれから何らかの依頼か事件かで2人が共闘…もしくは対立する展開があるかも??? -
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ネタバレ花咲慎一郎シリーズ第3巻
今回は短編のような形で章も大きく3つに分けられ、依頼された調査の内容も変化していきますが、短編を跨ぎながらも物語が進んでいるような構成。命の危険に曝されるようなヤバい系の仕事ではないけれど、今回も一筋縄ではいかず何かと訳アリなものがちらほら…。
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シリーズ1.2巻と比べて、山内練の登場がめちゃくちゃ多くなっていて凄く嬉しかった!色んな表情もみることができて大満足、、、なんだけど後半の方に出てきた噂が衝撃的すぎて一気に目の前が真っ暗になり、もうストーカーだとか赤ちゃんだとかの話どころではない。
結果的に杞憂に済んで良かったけれど、その噂をきいたハナちゃんがわざわざイースト興業に乗り込んで、「ヤクザから足を洗ってくれ。」と説得(?)する流れが、あまりにも熱心でうるっときた。そういえば某刑事さんの中にも同じようなことしていた人がいたなぁ…って思い返して、なんだかしんみりしてしまいました。
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A-YAのこれから、美衣子ちゃんのお母さんも何か問題を起こしてしまいそうだし、ウルガからの電話も気になって、そういった部分が少しだけ消化不良でもやもや…(もしかして全部次巻への伏線?)
さらに、今回新しく登場した助っ人でプロの探偵“えっちゃん”えっちゃん一気に大好きになりました!これからも登場してほしい!
とりあえず次巻も楽しみに読みます -
Posted by ブクログ
ブルーライト探偵社本営業所の所長、草壁ユナは
雇われ所長である。
本業は作家。
この探偵社の所長だった高橋信三は、かつて草壁の担当編集者だった。
アレコレあって、高橋は出版社勤めを辞め、
探偵社を立ち上げた。
草壁は、体を壊した高橋から自分の後釜として所長の椅子に座るよう頼まれる。
本業を続けながら、という条件でその頼みを引き受け、
「お飾り」で「ド素人」の探偵社所長が誕生した。
雇われ所長の探偵社でも、優秀なスタッフばかりのようで、
キャラ的にもなかなか魅力的だ。
草壁の過去は、途中で、ざっと語られる。
乳児の頃にアメリカの養護施設に保護され、
二歳になる前に、日系人夫婦の養子になる。
養父母は強盗に殺され、生き残った草壁は、
広島にいた養父母の祖母に引き取られる。
大人になればなったで、
二回の結婚で、どちらの夫も事故で失う。
あとあと明らかになるのだが、
最初の夫は、不倫の末の自殺のような事故死だったらしい。
ただし、遺体は上がっていないため、謎が残る。
なんと、ヘビーな過去を持つ女性か。
とはいえ、この過去は、今回の物語に直接かかわっては
こないのだが。
さて、物語は、連続殺人で幕を開ける。
OL、出版社社員、女子中学生、
それぞれ殺害方法は違うが、遺体のそばには、
クリスマスツリーに飾る青い電飾が数本残されていた。
一方、草壁の元に、友人の秋子から、
「助けて」という件名だけのメールが届く。
秋子は、草壁と旅行にいくと言って家を出たままだということがわかる。
さらに、婚約者の身辺を探ってほしいという女性の依頼を受けるが、
調査を進めるうちに、その婚約者は車の暴走事故に
巻き込まれ、命を落としてしまう。その現場には、
またまた青い電飾が…。
幾つもの事件が折り重なり、謎は絡み合い、
物語は、スピードを落とさず結末まで突っ走る。
本の帯には、「草壁ユナ、最初の事件」とあるから、
続編がある? -
Posted by ブクログ
ネタバレいやー、、これ、好き!
主人公は都会から百合が原高原に突然カフェを開いた、30代の女の人。離婚調停中で、心の平安を求めてやってきた。
百合が原高原の魅力的な人々に加えて、美味しそうなバターや卵、ベーコンのお話。
わざわざ不満をいいにくる夫、優しいひよこ牧場の南さん、農業センター村岡さん、、
そしてランチにくるようになった不思議なおじさんの田中さん。
リリーフィールドホテルができて客がとられるなか、なんとなく想像していた田中さんの正体でやっぱり!て嬉しくなった。
ほっこりして、おだやかで、心安らぐ美味しそうなお話。
こういう小説いいね! -
Posted by ブクログ
ネタバレ柴田よしきって男の作家さんだよね???
なんであんなに生理用品の事とか、OLの事情や生態に詳しいの???
大企業のオフィスでキャリアを積み重ね、係長まで登った翔子は仕事はできるが部下からは嫌われている。
でも嫌われた方が仕事はやりやすい。それもわかる。
勝ち組の負け犬と言っていたが、本当にそう思う。
都内にマンションを持ち、仕事もあり、給料もいい。
でもやはり、ストレスは溜まる。
そのストレスを発散させるためにペリカンを見るためだけにケアンズへと旅立つ。
そこで一人旅の女の人がもう一人いる事を訝しむケアンズのツアコン愛美。愛美と翔子は単なるメル友だったのだが、翔子の出来る女っぷりを知り、愛美は翔子にもう一人の一人旅の女の人、玲奈を注意してみていてくれと頼む。根っからの真面目人間翔子は裏の意味を汲み取り、愛美のお願い聞き入れる。そして目を配っていたらなんと玲奈はペリカンに石を投げつけたのだ。玲奈と翔子の取っ組み合いを必死で止めた愛美。この三人に不思議な友情が芽生える。
翔子と愛美の物語がかわりばんこでつづられるのだが、玲奈とのからみが少なくて、『ホントに仲いいの?』と思ってしまった。
翔子に訪れる生意気な年下部下の男の子との絡みもきゅん♪となるのだけど、ああいう物語の締め方はいいね~!
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37歳、未婚、入社十四年と十ヶ月。だけど、それがどうした?総合音楽企業の企画部係長・墨田翔子。仕事は出来る。収入もそこそこ。でも対人関係はちょっと……。仕事に疲れ、ある日ふと思い立ったオーストラリア旅行。そこで出会った二人の女性と奇妙な友情を力にして、翔子は、オフィスに渦巻く悪意や嫉妬と闘い続ける。働く女性のリアルな本音と弱音がここにあります。(裏表紙より)