柴田よしきのレビュー一覧

  • ゆび

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    ネタバレ

    自殺するためにエレベーターのボタンを押そうとしながら押せずにいる。その時どこからか現れた指がボタンを押す。
    不倫相手から別れを切り出され、その男が勤めるデパートの非常ベルを押そうとしながら押せずにいた。その時現れた指が非常ベルを押す。
    指の行動はエスカレートし、東京に混乱を引き起こす。
    ゆび はいったい何なのか。何をしようとしているのか。

    ひとつひとつは誰もが持つ欲望であり、嫉妬であり、羨望であったりするが、それが集合した時悪意は増幅する。
    ただ、現実がゲームと融合するというのはどうなのだろうか。

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    2019年10月20日
  • 青光(ブルーライト)

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    帯に惹かれて購入。

    柴田さんの作品は、凛々しい女性を描く作品が多い印象です。また、グイグイと話の展開に引き込まれて、ページをめくるのが止まらなかった記憶があります。

    今回の作品は、単行本「青光の街」を文庫本にしたものです。ミステリー小説としてだけでなく、群像劇としても楽しめました。この作品もグイグイ引き込まれ、面白かったです。
    主軸としては、ある連続殺人事件を捜査する警察の視点と探偵会社の所長の視点で物語は進行します。時折、様々な人の視点も加わります。最終的には、一つにつながるのですが、それまでの展開が予想がつかなく、二転三転するので、どんどん内容の魅力にはまっていきました。ただ、登場人物が多いのですが、最初に登場人物一覧表があるので、助かります。一気に読まないと、話がこんがらがるので、ご注意を。

    ミステリー小説、警察小説、群像劇など様々なジャンルが織り交ざっていて、一括りでは言い表せないように感じました。
    個人的に最後の方は、はっきりと終わらせたかったです。ぽわーんと匂わせるような文章やある人物が最後捕まったのかなどスッキリとしてほしかったです。最後の一文後の展開も気になります。

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    2019年10月17日
  • 風のベーコンサンド 高原カフェ日誌

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    近々ベーコンサンド作ってみよう宣言(^^)

    それぞれ問題はありつつも、全体としては前に進んでいくお話。安定安心の展開+美味しそうな料理とその描写。読後感とても良し。

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    2019年12月02日
  • 風味さんのカメラ日和

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    久々に中秋のお月さま撮影したら全然上手く撮れない。
    長らく読まないで積んであった柴田よしきさん「風味さんのカメラ日和」を読んでみた。
    初級写真講座の講師は沖縄出身の有名プロカメラマンISO、三分割構図、被写界深度、ワイド端テレ端などの用語説明。何よりも重要なのは撮りたい物を撮ることと毎日カメラに触れること勉強になります。

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    2019年09月13日
  • フォー・ユア・プレジャー

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    ミステリーなのかハードボイルドなのか、はたまた人情モノなのか、まあどれも当てはまるといえばそんな感じ。
    シリーズ物なので、次も読むと思うけど、なかなか微妙だ。

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    2019年07月24日
  • 風のベーコンサンド 高原カフェ日誌

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    バブル期のペンションというと、私は清里が思い浮かぶ。
    そんな元ペンションでカフェを始めた女性のお話。高原の野菜や肉や卵や牛乳、どれも新鮮で美味しそうな素材で作るランチは本当に美味しそうで、こんなカフェに行ってみたいと思いました。
    お話としては、のんびりと楽しめる感じで、ランチ代込みの星4かな。

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    2019年06月01日
  • ア・ソング・フォー・ユー

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    ネタバレ

    花咲慎一郎シリーズ第4巻

    今回の依頼は、十何年も昔に2回だけ会ったことがある男性の行方を調べるものや、逃げてしまったインコを探して欲しいというもの。しかしながら城島さんから流してもらった依頼なので当然、一筋縄でいくはずもなく…。

    さらには、にこにこ園のビルの側に捨てられた赤ちゃんや、ハナちゃんの知り合いに怪我をさせた加害者探しも加わってますます大混乱!

    *

    自分にはどうすることもできない問題に直面してしまったハナちゃんが、まさかの男泣き。普段の生活に保育園での仕事、探偵業、どの立場にいても言えることだけど、他人に対して、自分はどれだけ干渉するべきなのか、自分にはその人のこれからの人生を背負っていける覚悟が本当にあるのかと苦悶するハナちゃんに、一時期は酒に溺れて人生のドン底ギリギリまで堕ちてしまった彼がここまで変われたのは、にこにこ園と、子供たちがいたからこそだなぁと改めて感じました。命懸けでも、自分の大切な人を守るとはつまりそういうことなのだと…。


    *

    エピローグで、まさかのあの人が登場…。
    そういえば私立探偵同士…もしかしてこれから何らかの依頼か事件かで2人が共闘…もしくは対立する展開があるかも???

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    2019年05月06日
  • シーセッド・ヒーセッド

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    ネタバレ

    花咲慎一郎シリーズ第3巻

    今回は短編のような形で章も大きく3つに分けられ、依頼された調査の内容も変化していきますが、短編を跨ぎながらも物語が進んでいるような構成。命の危険に曝されるようなヤバい系の仕事ではないけれど、今回も一筋縄ではいかず何かと訳アリなものがちらほら…。

    *

    シリーズ1.2巻と比べて、山内練の登場がめちゃくちゃ多くなっていて凄く嬉しかった!色んな表情もみることができて大満足、、、なんだけど後半の方に出てきた噂が衝撃的すぎて一気に目の前が真っ暗になり、もうストーカーだとか赤ちゃんだとかの話どころではない。

    結果的に杞憂に済んで良かったけれど、その噂をきいたハナちゃんがわざわざイースト興業に乗り込んで、「ヤクザから足を洗ってくれ。」と説得(?)する流れが、あまりにも熱心でうるっときた。そういえば某刑事さんの中にも同じようなことしていた人がいたなぁ…って思い返して、なんだかしんみりしてしまいました。


    *

    A-YAのこれから、美衣子ちゃんのお母さんも何か問題を起こしてしまいそうだし、ウルガからの電話も気になって、そういった部分が少しだけ消化不良でもやもや…(もしかして全部次巻への伏線?)

    さらに、今回新しく登場した助っ人でプロの探偵“えっちゃん”えっちゃん一気に大好きになりました!これからも登場してほしい!


    とりあえず次巻も楽しみに読みます

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    2019年05月06日
  • フォー・ディア・ライフ

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    山内練が出てくるということで読み始めたらやっぱり面白い!!はなちゃん最後までバタバタと…そして山内練との絡みもあり満足。

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    2019年03月19日
  • 青光の街(ブルーライト・タウン)

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    ブルーライト探偵社本営業所の所長、草壁ユナは

    雇われ所長である。



    本業は作家。



    この探偵社の所長だった高橋信三は、かつて草壁の担当編集者だった。

    アレコレあって、高橋は出版社勤めを辞め、

    探偵社を立ち上げた。



    草壁は、体を壊した高橋から自分の後釜として所長の椅子に座るよう頼まれる。

    本業を続けながら、という条件でその頼みを引き受け、

    「お飾り」で「ド素人」の探偵社所長が誕生した。



    雇われ所長の探偵社でも、優秀なスタッフばかりのようで、

    キャラ的にもなかなか魅力的だ。



    草壁の過去は、途中で、ざっと語られる。



    乳児の頃にアメリカの養護施設に保護され、

    二歳になる前に、日系人夫婦の養子になる。

    養父母は強盗に殺され、生き残った草壁は、

    広島にいた養父母の祖母に引き取られる。



    大人になればなったで、

    二回の結婚で、どちらの夫も事故で失う。

    あとあと明らかになるのだが、

    最初の夫は、不倫の末の自殺のような事故死だったらしい。

    ただし、遺体は上がっていないため、謎が残る。



    なんと、ヘビーな過去を持つ女性か。



    とはいえ、この過去は、今回の物語に直接かかわっては

    こないのだが。



    さて、物語は、連続殺人で幕を開ける。

    OL、出版社社員、女子中学生、

    それぞれ殺害方法は違うが、遺体のそばには、

    クリスマスツリーに飾る青い電飾が数本残されていた。



    一方、草壁の元に、友人の秋子から、

    「助けて」という件名だけのメールが届く。



    秋子は、草壁と旅行にいくと言って家を出たままだということがわかる。



    さらに、婚約者の身辺を探ってほしいという女性の依頼を受けるが、

    調査を進めるうちに、その婚約者は車の暴走事故に

    巻き込まれ、命を落としてしまう。その現場には、

    またまた青い電飾が…。



    幾つもの事件が折り重なり、謎は絡み合い、

    物語は、スピードを落とさず結末まで突っ走る。



    本の帯には、「草壁ユナ、最初の事件」とあるから、

    続編がある?

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    2019年02月10日
  • フォー・ディア・ライフ

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    ハナちゃんシリーズ1作目。園長先生が子供達に日々、囲まれながらハートフルなホンワカ探偵系……だと思い込み選んだ本。全然違った(笑)登場する人物に重い過去があり、花咲本人もホンワカ探偵さんじゃなかった

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    2019年01月20日
  • 鉄道旅ミステリ1 夢より短い旅の果て

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    鉄道旅の楽しさが味わえて、ミステリー要素もあり楽しく読みすすめることがらできた。車での旅行が多いので鉄道で一人旅はなかなか実現できないかもしれないけど、いつかやってみたくなった。
    香澄さんが自分の中でどのように結論を出して今後の人生を歩むことになるのか見届けてたくて早くも自作に期待している。

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    2019年01月08日
  • 風のベーコンサンド 高原カフェ日誌

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    ネタバレ

    いやー、、これ、好き!
    主人公は都会から百合が原高原に突然カフェを開いた、30代の女の人。離婚調停中で、心の平安を求めてやってきた。
    百合が原高原の魅力的な人々に加えて、美味しそうなバターや卵、ベーコンのお話。
    わざわざ不満をいいにくる夫、優しいひよこ牧場の南さん、農業センター村岡さん、、
    そしてランチにくるようになった不思議なおじさんの田中さん。
    リリーフィールドホテルができて客がとられるなか、なんとなく想像していた田中さんの正体でやっぱり!て嬉しくなった。
    ほっこりして、おだやかで、心安らぐ美味しそうなお話。
    こういう小説いいね!

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    2018年12月26日
  • 月神の浅き夢

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    ネタバレ

    聖なる黒夜から入ってこのシリーズを読むと、聖なる黒夜があとから書かれた作品だなんて信じられない気持ち。
    シリーズ一通り読んだけど、あまり緑子は好きになれなかった。
    静香のその後が気になる…。

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    2018年11月28日
  • 聖なる黒夜(上)

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    柴田さん作品はこれがはじめての作品だったし全然背景を知らずに読み始めたからストーリーに入り込むのに時間がかかった。
    全体的に登場人物の愛情が歪んでいる。けどそれがいい。

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    2018年11月28日
  • 淑女の休日

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    都心のシティホテルで起きた幽霊事件の調査から殺人事件に発展。全編通して描かれるホテルライフ。憧れるなぁ~。レディスプランで羽を伸ばしに行きたい。芸能人や富豪がホテル暮らしする理由も納得。著者の作品では「風のベーコンサンド」シリーズが好きですが、この作品は作風が全然違って面白くって、500ページ近いのにあっという間に読めました。ただ、誤字が目立ったのは残念。

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    2018年11月02日
  • 青光の街(ブルーライト・タウン)

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    結構複雑に入り組んだお話だった。
    最後の最後まで終わってない感じがすごかった。帯に、「最初の事件」とあるからには、これはシリーズなんですね?
    高坂さんがとても優秀なのに、コンプレックス的な思いを持っているあたりが人間的で好感を持った。
    不破さんのその後も気になる。

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    2018年09月08日
  • 女性作家

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    「よしき」という名前なのでずっと男性だと思い込んでいた作家さん。読んでいるうちに「どうも女性心理の書き方がうまいなあ」とうなって調べたところ、女性作家でした。女性の嫌な面もすてきな部分も包み隠さず書き込まれている気がした小説。

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    2018年08月18日
  • 青光の街(ブルーライト・タウン)

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    探偵社の所長 草壁ユナたちの動きと梅沢輪・大桜岳史らの捜査部隊がパラレルに進行していくストーリーが次第に絡み合っていく過程が楽しめた.連続殺人事件現場にまかれた青い電飾.ユナの友人中村秋子の誘拐.意外な犯人が浮かび上がるのを,冷静に見ていったユナと高橋会長の視点が良かった.それにしても多くの登場人物だ.メモしながら読んだが,非常に楽しめた.

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    2018年08月03日
  • ワーキングガール・ウォーズ

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    ネタバレ

    柴田よしきって男の作家さんだよね???
    なんであんなに生理用品の事とか、OLの事情や生態に詳しいの???

    大企業のオフィスでキャリアを積み重ね、係長まで登った翔子は仕事はできるが部下からは嫌われている。
    でも嫌われた方が仕事はやりやすい。それもわかる。
    勝ち組の負け犬と言っていたが、本当にそう思う。
    都内にマンションを持ち、仕事もあり、給料もいい。
    でもやはり、ストレスは溜まる。
    そのストレスを発散させるためにペリカンを見るためだけにケアンズへと旅立つ。
    そこで一人旅の女の人がもう一人いる事を訝しむケアンズのツアコン愛美。愛美と翔子は単なるメル友だったのだが、翔子の出来る女っぷりを知り、愛美は翔子にもう一人の一人旅の女の人、玲奈を注意してみていてくれと頼む。根っからの真面目人間翔子は裏の意味を汲み取り、愛美のお願い聞き入れる。そして目を配っていたらなんと玲奈はペリカンに石を投げつけたのだ。玲奈と翔子の取っ組み合いを必死で止めた愛美。この三人に不思議な友情が芽生える。

    翔子と愛美の物語がかわりばんこでつづられるのだが、玲奈とのからみが少なくて、『ホントに仲いいの?』と思ってしまった。

    翔子に訪れる生意気な年下部下の男の子との絡みもきゅん♪となるのだけど、ああいう物語の締め方はいいね~!
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    37歳、未婚、入社十四年と十ヶ月。だけど、それがどうした?総合音楽企業の企画部係長・墨田翔子。仕事は出来る。収入もそこそこ。でも対人関係はちょっと……。仕事に疲れ、ある日ふと思い立ったオーストラリア旅行。そこで出会った二人の女性と奇妙な友情を力にして、翔子は、オフィスに渦巻く悪意や嫉妬と闘い続ける。働く女性のリアルな本音と弱音がここにあります。(裏表紙より)

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    2018年07月20日