風味さんのカメラ日和

風味さんのカメラ日和

713円 (税込)

3pt

あなたのワケあり写真は、心のワケを写している──

天然なイケメン講師がカメラと迷える心を指南します!

書き下ろしカメラ女子小説

東京で働いていたが、最近地元にもどった風味(ふうみ)は、幼馴染の頼みで、初心者のためのデジカメ教室に通うことに。
いつもボケた写真を撮ってしまう老人、寂しくない写真を撮りたい中年女性、楽しそうに見えない記念写真に悩む喫茶店経営者などが集まった教室で、講師は、カメラマンとして挫折した、天然なイケメンの知念大輔。
それぞれの生徒たちが写真に対して抱えている問題は、実は心が大きく反映したものだった。
大輔は、技術的なアドバイスをしながら、図らずも生徒たちの心の迷いにも踏み込んでいく。

ちょっと役立つ、風味の「カメラ撮影用語解説」も収録。

イラスト・高橋由季

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風味さんのカメラ日和 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年07月09日

    アラサーの里帰り女性が幼馴染みの頼みで、地元のカメラ口座を受講するのだが、講師を巻き込んで様々な人間模様が謎解きを含めて展開して行く。短編連作で読みやすく、人物描写もさることながら、カメラの魅力も的確に語る手腕は相変わらず上手いですね

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    Posted by ブクログ 2019年09月13日

    久々に中秋のお月さま撮影したら全然上手く撮れない。
    長らく読まないで積んであった柴田よしきさん「風味さんのカメラ日和」を読んでみた。
    初級写真講座の講師は沖縄出身の有名プロカメラマンISO、三分割構図、被写界深度、ワイド端テレ端などの用語説明。何よりも重要なのは撮りたい物を撮ることと毎日カメラに触れ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年03月19日

    無料の初心者向けデジカメ講座に集まった人たちのカメラ事情とは。

    おもしろい連作!
    続くのかしら。
    カメラのことも面白かったけど難しいわあ

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    Posted by ブクログ 2017年10月16日

    これからますます物語が動くぞ!わくわく!というところで終わった…これはきっと、続き、出版されますよね?!?!楽しみに待ちたい。

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    Posted by ブクログ 2017年08月27日

    新刊台を見ていたら、少し前に同じ著者の本を読んでいたことでなんとなく目について手にとってみた。自分自身が写真好きなのもあって面白そうかなと思い購入。読んでみたらなかなか良かった。

    初心者向け写真講座を軸に展開されるお話。受講生の一人の「風味さん」が一応主人公だけど、他の受講者や講師の知念大輔たちの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年02月06日

    東京で仕事をしていた風味は、仕事を辞め実家の洋菓子店に戻ってきた。幼馴染に頼まれて、市が主催する「デジタルカメラはじめて講座」に参加することになる。様々な事情を抱えて参加した9人のメンバーと沖縄出身のイケメン講師。デジカメハウツーを交えながら、それぞれのバックグラウンドが描かれていく。

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    Posted by ブクログ 2018年03月05日

    写真には全く興味がなく人物も風景もあまり撮らない
    スマホでちゃちゃっと撮るだけ
    やさしいストーリーと写真の奥深さとか少し分かるような
    ≪ なぜだろう 寂しい写真に なってます ≫

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    Posted by ブクログ 2018年05月01日

    あなたのワケあり写真は、心のワケを写している…。
    東京を離れ洋菓子屋を営む実家に戻った風味は、
    写真教室に通うことに。講師の知念大輔は残念な
    イケメンだが、レンズを通して人の心の闇を
    解き放つ。カメラ撮影用語解説付き。

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    Posted by ブクログ 2017年11月17日

    最近の柴田よしきは日常の謎物が多い。「RIKO」の頃からのファンからすると物足りない気持ちが大きいのだが、読んでみると、今作はカメラの専門的な話も盛り込まれていて、なかなか面白かった。
    ただ、やっぱり、この作者さんには重厚な作品を書いてもらいたい。待っているシリーズの続きもたくさんあるし…

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    Posted by ブクログ 2017年09月23日

    【収録作品】第一章 バッテリーの残量が不足しています/第二章 記念にならない記念写真/第三章 寂しい写真、寂しくない写真/第四章 1足す1は/風味のカメラ撮影用語解説
     著者得意のカメラをテーマにした連作。撮影豆知識は正直よくわからないが、写真の見方は少し変わりそう。続編がありそうな終わり方。

    0

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