柴田よしきのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ちょうど今年は伊勢に行こうと決めていたので、初めのお話はとても参考になった。行き方や伊勢うどんの由来、参拝の仕方など物語にちりばめられていたし、少年達の冒険を見守っている感じの話で、一番この中で楽しかった。どの作品も終わりに少しほっと出来てしあわせ編とはその通りたど思った。
他5作
・失われた甘い時をもとめての二人は無事に出会ったのだろうか。続きが気になった。
・浜崎の奥さんを検索してしまった。そんなに美味しいのか。食べてみたいな。
・ベネツィアは1度は行ってみたい憧れの街だな。
おばちゃんの話はきっと妄想だったようだけど、現実をみて主人公は学んだし、母との距離も縮まって良かった。
・旅での事故で旅の理由を忘れてしまったお話。佳佑のYouTube気になる...
・祖母と二人東京の食べ歩き旅。本当に美味しいというのはその味を忘れないということ、と祖母に教えられ、大人になった今、その事を息子に教えてる最後の場面がよかった。物語に出てくるビアホールはライオンかな?あそこ美味しかったな。また行きたいな。
・アイスランドで出会った女性とご飯を食べるお話。主人公の境遇が壮絶すぎて、ちょっと悲しかった。
タイトルのとおり、オーロラは見えなくてもこの旅がご褒美となって良かった。 -
Posted by ブクログ
中学を卒業して9年。新聞部のメンバーが当時の教師と交流する物語。教師は推理小説を書く事で、小説家になって教師を辞めている。
8編の短編だが、推理小説家、新聞部という事もあり各編毎のミステリー仕立てとなっているが、各編とも短いのであっさりとした内容となっている。
新聞部メンバーの中で、特に元教師と交流の深い4人が中心となるが、この4人が中学時代に2組の恋人同士だったので、その後の恋愛状況がメインとなる。別れたり、別れても未練が残って居たり、周囲がお膳立てして復活させたりと忙しい。中学生から青年期の恋愛なので甘酸っぱい感じがする。これに元教師の恋愛も加わって来る。
ミステリーの方は黄色い梅の花は分かったが、黄色い花の料理は浮かばなかった。地域限定の料理なのだろうか? -
Posted by ブクログ
ネタバレもうひとつある鷹宮家四訓/大崎梢
大切な人を思いやる気持ちが温かくて良い話だった。
孤独の谷/近藤史恵
言葉を使えば使うほど死に近づいていくなんて、なんと恐ろしい。。。本当に孤独で寂しい。ラストがちょっとホラーだった。
猫への遺言/柴田よしき
コロナで急逝した夫が隠していた秘密が、読まれるはずのなかった遺言書によって妻が知ることになってしまう。なんとも言えないが、夫に共感できるところはあるなぁ。
十年日記/新津きよみ
良い話。すごくホッコリした。真央さんにまんまとやられた。ってか勝手に勘違いした。
そのハッカーの名は/福田和代
ネタバラシの前に見抜けなかったのめっちゃ悔しい!
青い封筒/松村比呂美
手紙って良いよね。不器用な男子高校生の純朴な一面にほっこりする。父親ってのはほんといいかっこしぃだな。
久々に短編集読んだ。たまにはいいかも。 -
Posted by ブクログ
ネタバレシリーズの順番を無視して、聖黒関連の作品が読みたくて買った本。
どーでもいいが高須は何でここまで緑子に惚れてるんだろう…。
緑子はすべてを手に入れ幸せに…とはいかず残忍な事件、事件で苦しむ同僚、無茶をする後輩に気を揉むだけでなく夫の安藤の過去の誤認逮捕&浮気疑惑と公私ともに息つく暇もなく。
麻生とああなる必要がどこにあるんだろう。練も奔放だけど緑子と麻生の場合、中途半端に心があるのが嫌だ。
そして緑子がもてる理由もなんとなく納得できるのも腹立たしい。
練がすっかりやくざになり切ってしまったが麻生への思慕は変わらず、麻生もどうしようもなくて分かれた風を装っても練への苦悩を伴った愛は健在で安心したのに、蛇足もいいところ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレまた好きな作家さんが一人増えた。
分厚いうえに分冊なのにサクサク読めた。
「このシーンやせりふいらないんじゃない?」って思う個所も少なくないのに、読ませる力がすごい作品。
冤罪、刑務所での悲惨な暮らし、大事な人を失う絶望、復讐、後悔、DVなど普段なら避ける内容なのに練や及川、ほかの魅力的なキャラに惹かれて一気に読んだ。
練の、麻生が自分のもとに墜ちればいいって言葉は本当にそうだと思う。
麻生からしたら絶対やくざになるなんて嫌だろうし、練に堅気に戻ってくれって気持ちも分からんでもないが、本当に練への償いをしたいならありのままの今の練を受け入れるしかないように思えてしょうがなかった。
再審請求したところで、練の人生も練の兄の命も帰ってこないことをどれだけ麻生は分かっているのか疑問。
あくまで法に則ったけじめをつけたいってことなのか。刑事だし。
練とは違った意味で恋愛体質?で高潔だけど独善的なとこがある麻生に、モヤモヤした。
少しでも早く、練の人生に夜明けが来るように願ってやまない。