柴田よしきのレビュー一覧
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失踪した夫、待たないわ。
スパッと諦める。何か理由があるのだろうから、それを言わずしていなくなったということは探すなということだよね。
そんな思いがあるから、他人の問題にじっくり向き合えるのかも。Posted by ブクログ -
味って、記憶と密接に結びついているよね。
その時の風景や、人物が鮮明に蘇ってきたりする。
アミの会は、本当に粒ぞろいで贅沢。
どれも優しい雰囲気なのもよかった。
中でも特に「幸福のレシピ」と「横浜アラモード」が好き。
「ゲストハウス」もよかったなぁ。新津きよみさんなので、ちょっとかまえて読んでしまっ...続きを読むPosted by ブクログ -
表紙のタイトルが気に入って読んだ。短編物は一般小説を読んでいるとどうしても物足りなくて、かといって短編だけど、一つ一つが最後につながって..といったものもそろそろ読み飽きてって思ってましたが、いい意味で裏切られました。一話一話はボリュームがないはずなのに奥深くていろいろ考えさせられる、それでいて、結...続きを読むPosted by ブクログ
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美味しい食べ物が出てくる小説が大好きなので気になって読んでみました。
こういうアンソロジーは、今まで読んでこなかった新しい作家さんを開拓するきっかけにもなっていいですよね(^^)
7つのお話のうち、最初の2つ、柚木麻子さんの「エルゴと不倫鮨」と伊吹有喜さんの「夏も近づく」が自分的に特に好きでした。...続きを読むPosted by ブクログ -
「隠す」というお題なので薄暗い犯罪ものだと思ったが、癒し系など色んなタイプを楽しめる短編集で、どの話もぐいぐいと世界観に引っ張っていくものが多いので短編でも充分な満足感があった。Posted by ブクログ
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いろいろな作家さんの、しかも私の大好きな料理をテーマにした作品が、一冊で読めるのが嬉しい。
お話として好きだったのは、夏も近づく。ほんもののご飯、って感じ。
あと、どっしりふわふわも良かった。ラストにはびっくり。
エルゴと不倫鮨は、お料理がとにかく美味しそうだった。豪華すぎて想像できないのも多か...続きを読むPosted by ブクログ -
美味しいものや料理が好きなのでよかった。
和洋折衷、スイーツも登場するが、自分が1番心惹かれたのは和食!
心を込めた美味しい料理が作りたくなる♪
「夏も近づく」と「どっしりふわふわ」がすごーく良かった!
・エルゴと不倫鮨 ★★★★
なんか、爽快!
子連れのボロボロのお母さんが登場した時には...続きを読むPosted by ブクログ -
今回も楽しませてもらいました!アミの会(仮)のアンソロジー。
近藤史恵さんの「孤独の谷」はこわい話でしたが最後に見事にやられました。
新津きよみさんの「十年日記」は心温まる話でよかったです。
松村比呂美さんの「青い封筒」はうちでは絶対にないかもと思いました。
232ページの静まり帰ったは静まり返っ...続きを読むPosted by ブクログ -
猫探偵・正太郎。
居なくなった猫を探す、探偵の正太郎さんが主人公の物語だと思って読みはじめたら……猫の名前が正太郎でした。
作者の作品は、「RIKO」と「聖なる黒夜」しか読んだことがなかった事もあり、まさか主人公が猫とは。
麻生龍太郎に山内練を書いた人が、黒白猫の正太郎ですよ。幅広すぎ。なんか...続きを読む -
プロ野球選手の妻を主人公にするというが新鮮。主人公の夫はプロ野球選手だけどいわゆる1.5軍の選手。なので華やかさはあまりなく、描かれる主人公の日常もいたて地味。でもやはり一般家庭とは違う。この距離感がいい感じのスパイスになっていますね。Posted by ブクログ
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後半の方が、鉄分多めな感じ。
乗り物酔いのせいで、自転車と自分で運転する自動車以外はことごとく好きになれないでいたけど、それでも電車で旅に出たくなる。
前半の小説に出ていた、長野の各停、乗ってみたいなあ。Posted by ブクログ