柴田よしきのレビュー一覧
-
2021/7/14
最初と最後がめっちゃよかった。
1話目読んだ後の余韻をすぐに消すのがもったいなくてしばらく置いたもの。
柚木麻子と柴田よしき。
柴田よしきはノーマークやったわ。当たりが悪くて最近読んでなかったなぁ。また読んでみようかな。
お目当ての伊吹有喜は間違いない。
後は坂井希久子さんとやら...続きを読むPosted by ブクログ -
アラサーの里帰り女性が幼馴染みの頼みで、地元のカメラ口座を受講するのだが、講師を巻き込んで様々な人間模様が謎解きを含めて展開して行く。短編連作で読みやすく、人物描写もさることながら、カメラの魅力も的確に語る手腕は相変わらず上手いですねPosted by ブクログ
-
最初からすんなりと、するする物語に惹き込まれた。不思議。
出てくる料理が美味しそうなのも良かった。
穏やかだけど、程よく事件?も起こり、心地よく読める本だった。Posted by ブクログ -
柴田よしき「求愛」、2020.9新装版、2010.5刊行。29歳の独身女性、小林弘美の物語。フリーランスの翻訳家から、友人の不審な死をきっかけに探偵業に転身、読み応えのある作品でした。Posted by ブクログ
-
好きなアンソロジーは3つ。
坂井希久子「色にいでにけり」
性格不器用な主人公の女の子が豊かな想像力と天性の色彩感覚で新作和菓子の意匠を行う。
お彩が考える和菓子をどんな彩り美しいのお菓子なんだろうとワクワクしながら読んだ。
"色にいでにけり"は、"人に知られないように内に秘めていた恋心が、表れて...続きを読むPosted by ブクログ -
中古で買ったら、なんと大好きな松村比呂美さんのどなたかに向けた
直筆サインが入っておりました。ラッキー。
「捨てる」をテーマにしたアンソロジーもの。
テーマからいうと断捨離・清算などが思いつくけれど、
それから展開される物語はどれも面白かった。
特に好きなのは、「蜜腺」「ババ抜き」
読み終わってしば...続きを読むPosted by ブクログ -
男尊女卑上等な警察組織で逞しく生きる女刑事 緑子
面白かった
扱う事件は残忍で巧妙
被害者心理に漬け込む卑劣な手口
それに挑む緑子の奔放さには呆れるばかり
主人公に全く共感できないのに面白く読めるのは凄い
次作も引き続き期待したいPosted by ブクログ -
ボリューミーなミステリーが読みたくて手に取った本書
面白かった
なかなか衝撃的な部分もあり おっかなびっくり読み進めるも どんどん引き込まれた
知らなかったけどシリーズものの続き的な感じ?
下巻を制覇したらそちらも読んでみたいPosted by ブクログ -
圭子と美弥の性格が途中から違ったように見えたのは自分だけ??貴子の事について話し合っている時におタカから貴子になっている心境はなんだろう?と?が多かった。
人は少し背中を押すだけで嫉妬や憎悪で自分を見失うのだと思うと恐さを感じる。Posted by ブクログ -
出てくる料理がおいしそうで、淡々とした小説や漫画が大好きで~って話をしていたら母が貸してくれた本。
ミステリーの要素あり、食べ物はおいしそう、好みどストライクですぐ読み終えた。Posted by ブクログ -
夫のモラハラから逃げるように
この高原にやって来た奈穂
距離感が近すぎる地元の人達とのかかわりに、
ああ田舎ってこういうとこあるよな・・
詮索好きでやたらと干渉してくる閉塞的な感じ。
でも次第に溶け込んでいくのだ
そして、そんな奈穂の店は住民たちが自分の
悩みを打ち明けたりほっとくつろ...続きを読むPosted by ブクログ -
女将さんが素敵なばんざい屋シリーズ第二弾。
前作に比べると女将さん自身のことより、やって来るお客さんが中心だったけど、今回もお腹にも心にも染みわたる連作短編集でした。
女将さんのお客さんへの心遣いがとてもいいな。
疲れた気持ちにそっと出されるおばんざい。
肩肘張らずに行けるこんなお店、何処かにないか...続きを読むPosted by ブクログ -
「ばんざい屋」は場所は東京·丸の内にあるのだけれど、一歩お店に入れば京都の雰囲気漂う小料理屋。
おいしいおばんざいがあって、どんなこともそっと受け止めてくれるような女将·吉永さんがいて‥行ってみたいな。
季節が進むにつれて、女将の過去も明らかになっていく。
かぼちゃの煮物を丁寧に作りたくなった。Posted by ブクログ -
気になる作家さんが沢山。読み応えがあった。
アンソロジーは知らない作家さんとの出会いがあるから好き。個人的に新津きよみ「骨になるまで」松村比呂美「水彩画」がよかった。Posted by ブクログ