柴田よしきのレビュー一覧
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ネタバレ『正太郎と天ぷらそばの冒険』
上京を決意した桜川ひとみ。糸川の親戚のおじさんの不動産屋から物件を紹介される。物件に置かれているインスタントの天ぷらそば。不動産屋のおじさんの秘密。
『正太郎と古本市の冒険』
新しい友達のフルハタとニンニンと神社で行われている古本市にやって来た正太郎。怪しい男が桜川ひとみの作品を古本の中に紛れ込ましているのを目撃する。本で作られたメッセージの秘密。
『正太郎と薄幸の少女の冒険』
桜川ひとみの住む家に現れる幽霊犬。以前に住んでいた女性・矢沢さんの自殺。飼い犬ミミ子の死。幽霊が出るとクレームをつけて退去した高木と言う男。幽霊犬と思われていたミミ子の息子しんのすけ。 -
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ネタバレ『正太郎ときのこの森の冒険』
エコロジー路線の雑誌に異動になった糸川から無理矢理貰った仕事のためきのこの森にやって来た桜川ひとみ。浅間寺と山県も一緒に向かう途中に見かけた車。先に行ったはずが後から到着した作家の如月。如月から血の臭いを嗅ぎ付けたサスケ。如月がひき逃げし死体を埋めたと考えた正太郎とサスケ。
『トーマと蒼い月』
山県の家に引き取られたトーマ。山県の恋人・絵理が持ち込んだ事件。伊藤聖子の自宅にまかれた花びらの謎。
『正太郎と秘密の花園の殺人』
蘭の栽培をする孫一花壇を訪れた桜川ひとみと仲間たち。新しい薬に使える蘭を開発した孫一憲作。散歩中の正太郎とサスケが発見した憲作の遺体。憲作 -
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闇の中の一筋の光…取調べ室での緑子の新たな決意と練の穏やかな表情に救われるようなラストでした。どうか緑子に麻生と練を救って貰いたい。推理小説ではあるけれども、緑子を通して事件とリンクする麻生と練の贖罪と赦しの葛藤のドラマだと思いました。この小説が20年近く前に書かれながら、私の歴代好きなキャラクター一位の座をいとも簡単に奪い取った山内練の魅力とは…!本当に心揺さぶられるキャラクターで、悪魔と天使、狂気と邪気の紙一重の微妙なバランスがすばらしい。ここまで創作上の人物に感情移入したことあったかな。麻生との今後や周りの登場人物達との関わりも今や想像するしかないのでしょうか。ビターハッピーエンドを期待
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ネタバレ『正太郎と井戸端会議の冒険』
正太郎と同じマンションに住むチェルシーが目撃したアロハシャツを着た怪しい男。マンションの住人を見舞いにきたと話す。近所に住む野球選手とニュースキャスター夫妻の家に入る男たち。妻の不倫の噂。正太郎たちの推理はペット殺しとなったが。
『猫と桃』
仕事を得るために水商売をしていた時の客・柳沢に連絡をとったミカ。深い関係になり京都の大文字焼きを見物に。駅で出会った女。実家から送られた桃の匂い。正太郎の反応で間一髪でかわす事件。
『正太郎と首なし人形の冒険』
桜川ひとみの部屋の下に住む少女の人形の首が奪われる事件。その他にも公園で絵本が盗まれ発見された時には中の絵の首が -
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ネタバレ『愛するSへの鎮魂歌』
桜川ひとみの熱烈なファンの男の妄想。彼女の作品「愛するSへの鎮魂歌」は自分へ向けてのメッセージと考える男。桜川ひとみを叱る隣人を殺害し自分が隣へ引っ越してくる。桜川ひとみの部屋の観察。正太郎を殺そうとするが。
『正太郎とグルメな午後の事件』
飼い主の桜川ひとみと元の飼い主の浅間寺竜之介の対談に連れていかれた正太郎。浅間寺の飼い犬で兄弟のように育ったサスケとの再会。駐車場で「泥棒」と叫ぶポメラニアンを見つける。ひとみ達を付け回すポメラニアンを乗せた車。担当編集者・村田が新幹線内で取り違えた土産のひよこぴよぴよ。
『光る爪』
浮気相手・川辺徹の妻・章子の殺害事件の証人に -
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東京•丸の内にひっそりと店を構える「ばんざい屋」を舞台に、様々な人間模様を描いた本。
お店のお客さんのドラマが1話ごとに綴っていて、さらに毎回お腹が鳴ってしまいそうな季節の素材を使ったお料理がストーリーと絡み合ってたくさん出てくる。
物語が進むに連れ、女将である美鈴さんの過去が明らかに。ミステリーを読んでいるようなドキドキ感と、次々出てくるお料理のワクワク感が入り混じって、本当に味わい深い素敵な小説だった。
本当にこんなお店があったら行ってみたいなと思う。また、読み終わったらわ周りにいる、自分を大切にしてくれる人をもっと大切にしようと思った。 -
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この小説はミステリーという括りだが、事件解決がメインではない。
メインはLGBT、男尊女卑、育児など社会問題と、登場人物の複雑に絡み合う人間関係。
「都合の良い人物」など出てこない、それぞれが意思を持ち、物語の中で生きている。
スーパーヒーローなんかではなく、私たちと同じく醜い部分を持ち、ときには選択を誤ることもある、そんな人物ばかりだ。
主人公の緑子だが、母親になり変わった。
無鉄砲で感情的なところは変わらないが、身の危険を感じた時に第一に子供のことを考えるようになったことで、人の気持ちにそっと寄り添うことができるようになった。
私は今の彼女の方が好きである。 -
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涙が堪えなくなった、心が抉られたように痛くて痛くてしょうがない。そう、人は神になれない。徹底的な権利を重んじる人が人を裁くシステムの中で、この重任を担う警察や裁判官は一体どんな責任を背負えばいいのだろうか、誰がこの善悪を決める人たちの正義を問うだろうか、そもそそ正義一体何なの。自分がなぜ警察をならなきゃならないの、いま自分やってることは一体どんな意味があるの、と迷子になった緑子はこれからも戦いなきゃ、なぎ倒さなきゃ、この真相が見つからないと感じた。自分の行動で証明しなきゃこの深淵に囚われ続けるだけなんだ。悪魔じゃないよ、練は、ただ神経状態はすでに険しい懸崖に近づいて、ボロボロになっちゃった。麻