柴田よしきのレビュー一覧

  • 聖なる黒夜(上)

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    ネタバレ

    本編は再読。バレンタインが近づくたびに思い出す本。警察ものとしても、ミステリとしても、愛憎劇としても楽しめる傑作でした。短編は本当に切ないにもほどがある。運命のいたずらという言葉で片付けるには、あまりにも悲しい。

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    2013年02月17日
  • 聖なる黒夜(上)

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    ネタバレ

    上巻だけでこのボリューム感。
    すごいです。こういうしっかりしたミステリーに最近再び惹かれる傾向が出てきているので、思い切って読みました。
    内容もページ数に比例してすごく重厚?です。
    長い割には、先が気になるのでどんどん進み、思っていたほど時間はかかりませんでした。

    キャラクターもいい味出してますね。
    麻生さん、練はもちろんですが、及川さんも結構好きです。
    警察なのにどう考えても練よりやばい人にしか見えないあたりが(笑)
    あと、あれだけ愛されている韮崎さん。善人じゃないけれど、やっぱり、すごい人であったのだな、と。

    個人的に、練と麻生さんの、韮崎のお通夜のシーンがすごく好きです。
    練の悲しみ

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    2013年01月27日
  • 竜の涙 ばんざい屋の夜

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    丸の内で“おばんざい”を出す小料理屋「ばんざい屋」を舞台とした連作短編集『ふたたびの虹』の続編。(『ふたたびの虹』は相田翔子主演・『七色のおばんざい』というタイトルで、NHKでドラマ化された)
    柴田よしきの作品でもっとも好きな『ふたたびの虹』の続編なので、大きな期待を持って読んだ。ハートウォーミングなヒューマンドラマ。前作同様、とても良かった。
    もし読んでみようという方がいたら、ぜひ前作『ふたたびの虹』から読むことをお薦めする。

    何より魅力的なのが、「ばんざい屋」で女将が作る料理の描写。こんな料理屋があったら常連客が通いつめるのも道理。女将の細やかな心配りと、客との適度な距離感がさぞ居心地が

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    2012年11月20日
  • 竜の涙 ばんざい屋の夜

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    女将の優しさに癒されながら読みました。
    出勤時のJRの中で読んでいて思わず涙ぐんだり・・・
    心にしみます。
    この本の中で一番共感したのは
    篠田真由美さんの解説にある
    「どこかにないのか、私のばんざい屋は!」
    私もそう思いながら読んでた!!!と思い、うれしかったです。

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    2012年11月03日
  • 回転木馬

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    観覧車の続編。
    観覧車がイマイチだったので、どうだろうって思って読んだけど、すごく引き込まれて、いっきに読んじゃいましたー。
    唯もそうだけど、登場する女性達はみな何かを抱えてる女性が多く、いろいろ考えさせられました。
    ラストも良かったです。
    やっと救われたって感じでした。

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    2012年10月03日
  • ゆび

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    面白い!

    非現実的なのでリアリティーは皆無ですが十分楽しめます。

    “ゆび”怖すぎ。

    ラストは怖すぎて…

    悪意の無い人間でいたいものです。

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    2012年09月30日
  • 風精(ゼフィルス)の棲む場所 新装版

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    久しぶりに、ハードカバーで読みたいと思った作品。(出てるのかな?)


    装丁の鬱蒼と茂る木々、
    引き込まれそうな緑。
    地図に無い村。

    そして、
    蝶を模した舞。


    まるで
    お気に入りの映画の一つ、
    「エコール」をみているようでした。

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    2012年09月16日
  • 少女達がいた街

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    明かされる真相が次々くるくる回っていくような展開で久しぶりにハラハラドキドキしながら本を読むという体験をしました。
    これはすごい。

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    2012年05月20日
  • シーセッド・ヒーセッド

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    花ちゃん探偵シリーズ3作目!
    前巻から随分と仲良くなってしまった山内との関係がちょいちょいつぼです(^○^)またまたホモのお話か!

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    2012年03月22日
  • シーセッド・ヒーセッド

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    花咲シリーズ3冊目。短編の連作物。

    まさか練に子供が?!と吃驚しつつ、続きが気になって一気に読んだ。
    花咲シリーズは聖なるとRIKOシリーズに比べて練が優しい気がする。やってることは普段通りなんだけど、子供たちに優しいのかな?って思える。やっぱり練は根本的に優しい人なんだよね。
    花咲のこと気に入った感じなのは、花咲の中に麻生さんと似た部分を見ているのかな、って思えて個人的にちょっと切ない気分。斎藤のこと傍に置いているのも元デカだからかなーって思うのは考えすぎかな?

    どの話もテンポが良くて読みやすかった。けど、完璧に事件が解決したってわけじゃないから最後スッキリした気分は前作とかと比べると比

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    2012年03月13日
  • PINK

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    阪神大震災で婚約者を失ったメイ、その後、東京の実家へ戻り、お見合いをして亡き婚約者に似た人と結婚した。二度とあの悲しい思い出ばかりの神戸へは戻らないつもりだった。。。。

    しかし、夫の転勤で結局神戸へ戻ってきてしまう。それから3年。。久しぶりに里帰りして戻ったメイ。久ぶりの我が家、久しぶりの夫。。。しかし。。。何かが違う。。

    夫だ。。この人は。。。顔は一緒だけどこの人は私の夫ではない。この人はいったい誰?しかし。。変わっていたのは夫ではなかったのだ。。。。変わってたのは。。いや忘れてたのは。。私?

    この本。。。。やばいです。とても不思議な展開で始まって、止まらない。読み始めたら止まらない。

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    2011年10月29日
  • 私立探偵・麻生龍太郎

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    「聖なる黒夜」からつながる話。私立探偵になった麻生龍太郎が依頼された事件を縦糸に、山内練との関係を横糸にして、物語が進んでいく感じ。
    二人の苦悩と迷いが胸にくる。
    正義も真実も人それぞれ。完璧な人間もいない。
    一人の人間の中に善も悪も混在している。そもそも善悪とは?
    柴田よしきさんの描く作品を読むと、いつもこんな事を考えてしまう。
    高殿円さんの解説にある"魂の叫び"に強く同感。

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    2011年10月09日
  • シーセッド・ヒーセッド

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    やっぱり花ちゃんのシリーズは読後感がイイ!

    世の中の矛盾とかどーしようもないこととか、
    まだまだ山積みではあるんだけど、
    それでも人間って捨てたモンではないよ、という気持ちにさせてくれる。

    美夏さんの叔父さんがものすごーくいい人で泣けた。
    須藤さんもいい人だ。
    練も屈折してるけどちょこっとだけいい人だww

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    2011年08月13日
  • フォー・ユア・プレジャー

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    花咲慎一郎シリーズ前作の『フォー・ディア・ライフ』もそうだけど、いくつもの事件がひとつの結末に収斂していく感じがとっても気持ちいい。
    柴田さん独特の、シリアスだけどどこか滑稽というか、人情味のあるストーリーが素晴らしいと思う。

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    2011年08月03日
  • 遙都 渾沌出現City Eternity

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    面白すぎる超B級SFホラースペクタクル妖怪小説も今回で一区切りです。

    このあとは『宙都』というシリーズが始まりますが、自分は1巻を読んだところでやめました。

    『炎都』『禍都』『遥都』の三部作完結で良かったんじゃないかと思います。

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    2017年08月15日
  • 禍都 City Catastrophe

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    炎都の続編です。
    悪ふざけ?がパワーアップして、妖怪たちも暴れまくります。
    完全にガメラやゴジラの世界です。
    読者が楽しいのは勿論ですが、絶対に著者も面白がってます。



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    2017年08月15日
  • 炎都 City Inferno

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     完全にB級のSFホラー小説ですが、これがとんでもなく面白い!

     現代の京都に日本古来の妖怪たちが次々と現れ、人びとを襲い、恐怖のどん底に陥れるという内容です。
     ウルトラ怪獣大集合的というか、ゴジラやガメラがモスラがまとめて襲来したというか、もちろん妖怪なのでそんなに大きいのはいませんが、得体も目的もわからない百鬼夜行が大暴れして京都の街を破壊しまくります。
     著者もだいぶ悪のりして楽しく書いている感じが伝わってきて、娯楽小説としては満点をあげたいです。



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    2017年08月15日
  • 回転木馬

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    「観覧車」の続編。一気に読みました。貴之の疾走に関しては理不尽さも感じながら、でも、それぞれの物語や唯の想いに涙ぐんだり。あっけない最後だけど、よかったと思う。

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    2010年10月23日
  • 星の海を君と泳ごう

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    3部作の一作目ということだけど、後二作は正直読まなかったことにしてこれが大好き。
    未来のSF的時代設定も、理想的ではない社会の形もリアリティがあって、しかもよくわかる説明付き。無理なく読める。
    物語のテンポもいい。そしてなにより主人公と彼。甘ずっぱ~い。

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    2010年10月18日
  • 月神の浅き夢

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    あぁ、終わっちゃう終わっちゃう...と思いながら、1日で読んじゃった。
    事件に関わる犯人の過去、山内の過去、麻生の過ちや緑子のこれから、全体にひとつの筋があり、上手くまとめられた感じ。
    緑子はあまり好きじゃないのですが、シリーズまた復活して欲しいなぁ。
    もう一度「黒夜」が読みたくなった。

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    2010年10月14日