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観覧車の続編
観覧車のときとは異なり、下澤探偵事務所の仕事をしている様子はない。完全に夫を探すというのがストーリーのメインです。
貴之の失踪に関係する人々に出会い
彼女たちの人生や葛藤も描かれていてなかなか読み応えありました。
ただなー。
失踪理由が、無理があるような…。
でも。唯は10年以上待ち続けたわけで。
切ない。
最後の終わり方もよかったです!
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観覧車の続編。
観覧車がイマイチだったので、どうだろうって思って読んだけど、すごく引き込まれて、いっきに読んじゃいましたー。
唯もそうだけど、登場する女性達はみな何かを抱えてる女性が多く、いろいろ考えさせられました。
ラストも良かったです。
やっと救われたって感じでした。
Posted by ブクログ
「観覧車」の続編。一気に読みました。貴之の疾走に関しては理不尽さも感じながら、でも、それぞれの物語や唯の想いに涙ぐんだり。あっけない最後だけど、よかったと思う。
Posted by ブクログ
切ない。
大好きな柴田よしきの世界の、真骨頂ではあるけど。
「待って!」雪の中を子供のように泣きながら追いかけていく唯が、本当に本当に胸に迫ってくる。
誰もが愛を求めていて。
誰もが傷を抱えている。
正直(ゴメンナサイ)
貴之を探していく過程の方が自分の中で大きくて、
最後の再会のシーンでは変に心が静まってしまいました。
長い長い喪失の時を越えて、2人はこれからどんな風に向き合っていくのか。ゆい、はどうなるのか。
ちょっと怖いけど、気になります。
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「観覧車」の続編だが、全く別のと言っていいテイスト。
切なくてやり切れない、そんな女心を切々と…。
女子が読んだほうがグッと感情移入できるのでは?
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夫が失踪した、女性探偵の物語。「観覧車」の続編。
夫捜しが中心だが、前作同様「訳あり」女性のストーリーが絡む。
その絡み具合が、絶妙。主人公の目的と上手い具合に進む。
前作は、デビュー近くの連作集だったけど、今回の長編では
かなり筆力が上がっていた気がする。
Posted by ブクログ
「観覧車」の続きをやっと読みました。
行方不明の夫と会えるのか?最後までドキドキしながら一気に
読み進めました。
12年かけて書かれた作品と、同じく12年の歳月を待った唯。
不安定になりながらも、辛抱強く過ごした唯の存在が、とても
切なくそして最後には・・。
Posted by ブクログ
突如失踪した旦那を探す女の物語。
旦那にたどりつくまでさまざまな人間に出会い自問自答を繰り返す。
本当の幸せとはなんなのか
彼は一体なぜわたしを裏切ったのか
わたしは待ち続けることで報われるのか
主人公の内面の葛藤とともに徐々に解かれていく失踪の謎。
やや先の読める展開ではあるが、せつない気持ちになる。
と、同時に、誰かを思いっきり責めたいけれど責めきれない、もどかしさも残る。
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作者についてイマイチ知識がなかったので、ちょっと賭けな感じで購入。
そしたら、すごく面白かったし、とても深く感動した。
久しぶりに本を読んで泣きました。
愛ってすごいな、ってそしてとても強くゆるぎないものだな、って思った。
そんな愛をはぐくめるよう、目標にしたいと思った。
出てくる人物がそれぞれ苦労が多いこともあり、とても人間性が深く、厚みのある人たちが多かった。
でも最後にはやっぱり頼れるのは人の存在なんだなって所が私好みだった。
この人の本、もっと読んでみたいな、って思った。
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最初は正直んー?という感じだったが、読んでいくうちに引き込まれた。主人公だけでなくすべての登場人物の心情がきめ細やかに描かれていて、感動した。しかし、この作者。男性なのか女性なのかが謎である。
Posted by ブクログ
唯が貴之を追い求めるだけの内容かと思えばそれぞれの場面で生き悩む女性が出てきてどこか他人事に思えない様な親近感がもてる本。
貴之の失踪理由は想像外でした
最後に再会した場面をあえて書かず余韻をもたす終わり方も凄く好き!
観覧車と続けてよめばなお良し◎
Posted by ブクログ
「観覧車」の続編です。夫が「生きていた」という喜びと、「だったら何故連絡しない」という疑い、この二つがないまぜになって生み出すジレンマが切ないほど伝わって来ました。
しかし、夫の失踪した理由がお約束的な感じで不満でした。
主人公の下澤唯が殆ど私立探偵として機能していないので、ミステリーとしてではなくエンターテイメントとして楽しむ作品だと思います。
Posted by ブクログ
観覧車の続編。観覧車を読んだときは、ただただ夫を待つ主人公が痛々しく思えたが、回転木馬では夫を探す懸命な主人公を応援したくなった。また続々と登場してくる、女性たちの切ない生き方にじんわりとした共感もあった。
記憶喪失だったという夫、その間に子どもがいて、、、。相手の女の人は余命いくばくもない、、、という流れが多少お膳立てのような気がしなくもなかった。相手の女性とそのまわりの人間は、確かに悪い人たちではなかったかもしれないが、その分たちが悪い。15年たったら返すつもりだったというのも説得力もなく、たまたま女性が死んだから帰ってこれた、、という結果論になったのが残念。ただ最後は主人公はむくわれて良かったと思う。
Posted by ブクログ
仕事中、ちらりと見かけた失踪した夫。
あちらこちら探して、ようやく手がかりをつかんだ夫。
なぜ彼は自分の前からいなくなったのか。
いなくなった日に起こった事件は、何か関係があるのか。
他者視点、妻視点、と交互に代わって話が進んで行きます。
人から見た妻、妻の心境。
そして妻の知らない夫の心境。
そこでそんな事をするから、自分で動けなくなったのでは…と
ものすごく思いますが、それとこれとは別問題なのは分かります。
しかし…これは、ちょっとはたき倒したくなります。
許す、許さないは横においておいて。