【感想・ネタバレ】回転木馬のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

切ない。
大好きな柴田よしきの世界の、真骨頂ではあるけど。

「待って!」雪の中を子供のように泣きながら追いかけていく唯が、本当に本当に胸に迫ってくる。

誰もが愛を求めていて。
誰もが傷を抱えている。

正直(ゴメンナサイ)
貴之を探していく過程の方が自分の中で大きくて、
最後の再会のシーンでは変に心が静まってしまいました。

長い長い喪失の時を越えて、2人はこれからどんな風に向き合っていくのか。ゆい、はどうなるのか。
ちょっと怖いけど、気になります。

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2011年04月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

観覧車の続編。観覧車を読んだときは、ただただ夫を待つ主人公が痛々しく思えたが、回転木馬では夫を探す懸命な主人公を応援したくなった。また続々と登場してくる、女性たちの切ない生き方にじんわりとした共感もあった。

記憶喪失だったという夫、その間に子どもがいて、、、。相手の女の人は余命いくばくもない、、、という流れが多少お膳立てのような気がしなくもなかった。相手の女性とそのまわりの人間は、確かに悪い人たちではなかったかもしれないが、その分たちが悪い。15年たったら返すつもりだったというのも説得力もなく、たまたま女性が死んだから帰ってこれた、、という結果論になったのが残念。ただ最後は主人公はむくわれて良かったと思う。

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2011年12月17日

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