【感想・ネタバレ】炎都 City Infernoのレビュー

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Posted by ブクログ

 完全にB級のSFホラー小説ですが、これがとんでもなく面白い!

 現代の京都に日本古来の妖怪たちが次々と現れ、人びとを襲い、恐怖のどん底に陥れるという内容です。
 ウルトラ怪獣大集合的というか、ゴジラやガメラがモスラがまとめて襲来したというか、もちろん妖怪なのでそんなに大きいのはいませんが、得体も目的もわからない百鬼夜行が大暴れして京都の街を破壊しまくります。
 著者もだいぶ悪のりして楽しく書いている感じが伝わってきて、娯楽小説としては満点をあげたいです。



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2017年08月15日

Posted by ブクログ

おもしろかったー!
いや、読みだした当初は正直、君之に苛々させられるところが多かった。ええいうだうだしおって。ははあ、源氏物語の帝の生まれ変わり。通りでねー!
しかし途中から、この話はヒロインとヒーローが逆転しているのだと考えるようにした結果、あまりにもハマりすぎていてものすごく面白くなった。香流さんいかすー!君之ちゃんマジヒロイン!前世から自分に執着し続け、世界(京都)を破壊しようとしている相手を止めるべく、マスコット的なしゃべる動物と共に大御所妖怪たちを説得しに行ったり…最終的には歌まで歌ってましたからね。動物たちと心を通わせる上に花屋であるという時点でもう完全に古典的ヒロインだった。
あと個人的には京都府警の刑事・村雨祐馬氏が同情できすぎて好き。「現場百回という言葉がある。~(中略)~いったい何度この土手を往復したことだろう。だが今となっては何もかもがむなしい。連続殺人の犯人は人間ではなかったのだ。」そうですよね。ミステリかと思いきや妖怪大戦争ですもんね。むなしくもなりますよね。
そんな彼が気づかぬうちに重要な役割を果たしているシーンは、ぞくぞくすると同時にめちゃくちゃ面白くて笑ってしまった。もしアニメ化したらこのシーンですごく笑う自信がある。
いやあしかし、良かった。すごく古典的ベッタベタな昔懐かしいラノベを読んだ気分です。やっぱりラノベっていいなあ…と見当違いの感慨を抱いたりもしてしまいました。最高だ。

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2016年04月21日

Posted by ブクログ

ミステリーかとおもいきや伝奇ホラー、そしてパニック物でもありました。1000年の昔の妖姫、紅姫の怨念、一条帝への執着と言う愛が京都の街を炎に包む。時期的にも恐怖感が増しました;;それにしてもヒロイン、木梨香流がカッコいい。豪胆な女性です。続編では是非彼を取り戻してほしいです!

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2011年04月17日

Posted by ブクログ

京を舞台にした都シリーズ第1作目。面白いんですよ、これが!またみつきの好きな妖怪が出てきます(^^;

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

設定が複雑で理解するのに時間がかかった(笑)話は面白いのだが、登場人物達が多くて誰が結局主人公になるのかがわかりにくい。物語が転生やら宇宙人やら阿倍清明やら妖怪やらといったいどのカテゴリーに分類したらよいのか迷ってしまう…

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2011年09月17日

Posted by ブクログ

・言うなれば妖怪大戦争のような…。妖怪スキーとしてはとても楽しかったです。長い割にさくさく読めるのもよいですね。京都が舞台なのでそれだけで楽しいが、ヤモリってところがまたいいんだな!・キャラが多いので覚えるのはちょっと大変だったのですが、だんだん人が集まっていくような感じは好き。続編も読んでみようと思います。

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2009年10月07日

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