柴田よしきのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ終盤を読んでタイトルに納得。
印象に残りすぎたセリフとシーン
※軽いネタバレ注意
「来ちゃった」
→彼女のようなセリフで現れる練可愛い。
テンションがおかしくなり数十分読めなくなる。
「ただ、あんたにだけ興味がある」
→男も女にも興味がなく麻生さんにだけ執着している。
「心が壊れるのは、壊れてしまわないと死ぬしかなくなるからなんだ」
→わかりみが深い
みんなでカレーうどんを食べる。私も食べたい
「あの男はわたしに執着しています。まるで邪恋です」
→突然の告白
「嵐が過ぎ去ったあとに見つけたとしたら」 「見つけた?何をですか」
「花ですよ」
花=練?!
ただかわいい。愛おしい。と、は?!
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Posted by ブクログ
たまに恩田陸のネバーランドみたいな話が読みたいと思って検索すると高確率でひっかかってきたこの小説(全然違う)だけど、いつか絶対に読もうと思って置いておいたけどようやく読んだ。
愛憎渦巻くでかい矢印を持った男たちしか出てこない…!描写がきつくてちょっと顔を顰めたところも多々あったけど、心情描写というか、歪で複雑な人間の感情を表す描写がとても良い。ミステリー的にも、キャラたちがどこへ向かっていくのかも気になりすぎて、あの厚さの上下なのに3日くらいで読んだ。本当に素晴らしい。どう考えてもどこに向かっても、みんな幸せになれないだろうけどね。
サイドストーリーだけ読めば甘酸っぱいBLなのに、ここから本編のことを思うと辛さしかない。
続編も早く読みたいなあ。
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Posted by ブクログ
タイトルから、美味しそうな食べ物の描写に期待して購入したのだけど。
どの作品も「なかなか変わった関係」が展開されていて、登場人物たちがどうなっていくのかハラハラしながら、美味しそうな食べ物が出てきてほんわかする、みたいな不思議な気持ちになる一冊だった。
「エルゴと不倫鮨」
どういう組み合わせ?と思わせる題名。
大人の空間に乗り込んでくるワンオペ育児明けママが、とにかく凄まじい。
高級鮨屋のおススメをモノともせず、自身の経験から鮨に注文をつけて「創作」していく。
お店の人にとっては迷惑この上ないお客様の暴走っぷりが印象的だった。
「夏も近づく」
最初にこの話を読んだ時、続きがあるかな?あるといいな、と探したほどだった。
居場所探しと釜で炊く飯。
料理を覚えるということは、一人で生きていく、その質を高めることでもあるのかなと思う。
でも、葉月という名の少年は、それでも、誰かのためを思って、美味しさを尽くす。
その姿が健気で、彼が生き生きと成長していってくれる、そんな「続編」を望む。 -
ネタバレ 購入済み
最高です!!!
初版時に読んてるから、もう何十年(?)前になるのか…?
柴田よしきさんは本当に多種多彩な作品を書かれる方で、シリアスからこうしたSFまで幅の広い事でも有名な方ですよね。
どの作品でもテーマ性がしっかりしていて、本当に「読ませる」作品ばかりなのですが、このシリーズだけは、初めシリアスな感じで始まり『日本沈没』的なストーリーに成るのかと思いきや、天狗がノートPCを使いこなしたり、様々な生物や妖怪(?)か普通に人間と会話するなど、楽しい物語も混じってきて、著者自身も楽しそうに書いているのが想像出来て、本当に大好きな作品です。
『奇想天外な物語』と言ってしまえばそれまでですし、「ふざけ過ぎ」だと怒るような方にはオススメ出来ませんが、笑ったりハラハラしたりジーンとしたりと、サービス盛り沢山なお話が好きな方には打ってつけの小説です。
但し『宙都』シリーズまで進んでいく行くと、始めの頃から話が拡がり過ぎて、ちょっと冗漫に成って行ってしまっているのが残念。