柴田よしきのレビュー一覧
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柴田さん作品はこれがはじめての作品だったし全然背景を知らずに読み始めたからストーリーに入り込むのに時間がかかった。
全体的に登場人物の愛情が歪んでいる。けどそれがいい。Posted by ブクログ -
バブルの頃はペンションブームで沸いていた…長野県ではあるだろうけれど、架空の「百合が原高原」
元はペンションだった建物を居抜きで手に入れ、広い厨房を利用してカフェを開いた奈穂。
店の名は「カフェ Son de vent(ソン・デュ・ヴァン)」
“風の音”という意味らしい。
女手一つで高原にカフェを開...続きを読むPosted by ブクログ -
結構複雑に入り組んだお話だった。
最後の最後まで終わってない感じがすごかった。帯に、「最初の事件」とあるからには、これはシリーズなんですね?
高坂さんがとても優秀なのに、コンプレックス的な思いを持っているあたりが人間的で好感を持った。
不破さんのその後も気になる。Posted by ブクログ -
「よしき」という名前なのでずっと男性だと思い込んでいた作家さん。読んでいるうちに「どうも女性心理の書き方がうまいなあ」とうなって調べたところ、女性作家でした。女性の嫌な面もすてきな部分も包み隠さず書き込まれている気がした小説。Posted by ブクログ
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探偵社の所長 草壁ユナたちの動きと梅沢輪・大桜岳史らの捜査部隊がパラレルに進行していくストーリーが次第に絡み合っていく過程が楽しめた.連続殺人事件現場にまかれた青い電飾.ユナの友人中村秋子の誘拐.意外な犯人が浮かび上がるのを,冷静に見ていったユナと高橋会長の視点が良かった.それにしても多くの登場人物...続きを読むPosted by ブクログ
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柴田よしきって男の作家さんだよね???
なんであんなに生理用品の事とか、OLの事情や生態に詳しいの???
大企業のオフィスでキャリアを積み重ね、係長まで登った翔子は仕事はできるが部下からは嫌われている。
でも嫌われた方が仕事はやりやすい。それもわかる。
勝ち組の負け犬と言っていたが、本当にそう思う...続きを読むPosted by ブクログ -
園の存続のため新宿を走り回るハナちゃん園長。
今回の裏のお仕事はクスリの売人探し。
一方で、恋人の理沙が行方不明となり、相変わらず大忙し。
今夜も眠れない園長先生だ。
一夜をともにした男を探してほしいという依頼。
だが、調べてみると、どうやらその男はクスリの売人らしい。
今回の仕事もだんだん...続きを読むPosted by ブクログ -
表の顔は保育園の園長先生。だが、破綻しかかった園を支えるため、
探偵という裏稼業でヤバい仕事を請け負い、時には押し付けられ、
今夜も街を駆けずり回る。ひよっとしたら、
日本で一番忙しい探偵なのかもしれない。
ヤクザや殺人も絡んで、私立探偵が新宿の街を疾駆する
物語だが、ゴリゴリのハードボイ...続きを読むPosted by ブクログ -
元刑事の花咲慎一郎。通称“ハナちゃん”は新宿で24時間営業の無認可保育園の園長を務めつつ、裏では私立探偵を営む。
ある事件をきっかけに刑事を辞め、酒に溺れ誰彼構わず喧嘩を売ってはボコボコにされる。いつの間にか妻にも出て行かれ、抜け殻のような日々を送っていた時、私立幼稚園・にこにこ園の創立者に拾われ...続きを読むPosted by ブクログ -
写真教室で知念先生と一緒に習っているみたい。
写真の勉強になるし、場面ごとに適切な方法も教えてくれるようで、
ミステリ要素もあったり、面白いです。
1年間の写真講座なので、まだ続編ありそうですよね。
楽しみに待ってます。Posted by ブクログ -
女性が男性社会で戦うことの厳しさ、性差というものをえげつなく描いている。
共犯者については読んでいく途中で想像した通りだった。
事件の内容より、緑子の内面描写が印象的だった。Posted by ブクログ -
猫の正太郎と他の猫やサスケ(犬)のやり取りが面白くて良いです。正太郎の仕草の描写も可愛くて良いです。
( ^ω^ )猫好きにオススメです。特に、“まぁこれはフィクションだからな”と気楽に構えて読める人向けです。実際猫だと厳しいと思うシチュエーションが色々出てきますので笑Posted by ブクログ -
先に聖なる黒夜を読んでいるので「ああ、ここにつながるのか!」と中盤から先が気になって一気読みした。
結局12年前の事件は解決しないまま…
続きはないのだろうか?気になる…Posted by ブクログ