柴田よしきのレビュー一覧
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猫が新しい風を運んできた…。
猫が何処から来たのか、愛美の父より2歳上の河井が古根子集落にいるとわかり尋ねてはっきりした。
そして今までのいろんなことが明らかになる。
高齢化による後継者問題は、頭を悩ませることだが若者が、子どもたちが住んでいてよかったと思える町にするために愛美は奔走する。
町おこしのために文化祭のようなものをやるという発想からねこまちフェスティバルを開催するまでになり、みんなが協力して成功する。
こんなに人を幸せにしてくれるならどんな困難でも頑張れると思う。この猫ちゃんほんと凄い。
幸せをもたらしてくれる奇跡の猫。
猫と縁は無いけれど出会えばきっと嬉しくなるだろう。
そんな気持ちになれた物語だった。
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Posted by ブクログ
アミの会(仮)のアンソロジー。書き下ろしが毎度のことながら嬉しい。
11人の11の話。きっとお好みがあるはず。
私のおすすめは、「猫への遺言」「十年日記」「青い封筒」。
「猫への遺言」は、亡くなった夫からの手紙。
知りたくなかった秘密が明かされて、胸が痛む。
それは妻の側からの痛みだが、一方で夫の心も少しわかる気がする。
夫の方の胸の痛みは、甘やかな痛みと、突き刺さるような痛みの2種類。
生きていれば、そういうこともあろうか、と思ってしまう。
最後に伝えられる愛の言葉は、明かされた秘密への悲しみを癒してくれるだろうか。
それとも、それはそれ、なのだろうか。
わたしは、それも含めて、やっぱり夫を愛している、という意味だと思いたい。
「十年日記」は、最後にひっくり返されて嬉しい驚きだった。
これは文章だからこそ、だなぁ…
そして、無くした指輪が収まるべきところへ収まったのは、実に胸熱。
初っ端からいきなり日記が途切れるのでどうなることかと思ったが、綺麗な着地で、こんな文が書いてみたい、そんな野望がむくむく。
「青い封筒」は、亭主関白な父親と、思春期真っ只中の息子と。
夕飯を食べていくのに睨め付ける流ような目で見る息子の友達。
これ、嫌な方向にいかないといいなぁ…とドキドキしていたが、涙あふれる展開。
あんまりにも感動して、寝ている子供を抱きしめたり撫でたりしていた。
嫌なこともいっぱいあるけれど、子供って良いなぁ、いい子に育っていてくれているなぁ、世界で一番可愛いなぁと胸がいっぱいになった早朝のこと。 -
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有名観光地ではない高原で、編集者の仕事を辞めてカフェを開いた菜穂の、二年目の日々。
たった一人で店を切り盛りすることの大変さが、相変わらず読み取れない。
営業時間に調理するだけではなく、接客も、仕込みも、清掃もひとりでやるのだ。
そして、経営の問題。
こだわりのメニューに対して、自己評価の低い菜穂のつける価格は安いように思える。
だけどほぼ常連ばかりのカフェでは、高い価格に設定しようがない。
毎日日替わりメニューで、フードロスはどうなんだろう?
物語よりもそういう些末なことが気になってしょうがないのは、私が悪い。
でも、都会から来た元ギタリストが村の年寄りやマスコミの噂の種になり、それに振り回される菜穂たちの話が今回のメインだとしたら、ちょっと弱いかな。
菜穂と涼介がちゃんと恋愛してラブラブなのは良かったけど。
それよりも本当に料理が美味しそうで。
鶏の赤ワイン煮を作ってみたくなりました。 -
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☆4
猫が大好きなので、タイトルと表紙の可愛い猫ちゃんに惹かれて購入しました♡(猫が出てくる作品に弱いのです…)
故郷に戻ってきた主人公・愛美は、拾い猫の「ノンちゃん」を飼うことに。
そして愛美は、ノンちゃんと共に「ねこまち」と呼ばれるシャッター商店街の再活性化に向けて奮闘する。
ノンちゃんが可愛いくて、癒されながら読ませてもらいました❁⃘*.゚
商店街がこれからどうなっていくのか…下巻も引き続き楽しみながら読み進めたいと思います。
ただ…登場人物が少し多くて「この人、誰だっけ?」と遡らないと分からなくなってしまうことがありました。(私だけかもしれませんが…) -
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食べ物の描写がものすごく食欲をそそり、食べたくなる。
そんな料理を、カフェオーナーとして試行錯誤しながら思いを込めて作っている奈穂を取り巻く人々のお話。
奈穂は、食べ物をとても愛し、それらを美味しく料理し、食べる人たちを幸せにすることを楽しみに日々カフェを運営している。
私は、料理があまり好きではないのですが、この本を読んでいて、私も作ってみたいなと思わせるほどの、百合が原高原の最高の食材、気持ちを込めた奈穂考案のメニュー、楽しそうに試作品を作る菜穂の姿。
ああ、好きなことを仕事にするって、大変なこともあるけど、幸せなことなんだなぁと思い知らされた。
そして、奈穂のカフェを舞台に、色んな人が悩みを打ち明けに来たり、思い出話をしたりと、もはやなくてはならない存在になっているのだなと、なぜだか誇らしくなったのでした。 -
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ネタバレあの日の味は(☆☆)
京都で再会する女友達三人。青春の楽しかった事、辛かった事の日々を思い出して…
これを読むには未だ早かった。一話目でこれで読むのを止めようかと思った。
幸福のレシピ(☆☆☆)
パティシエの夫が東京で働くのを機に離れた神戸に訪れた琴子が思いがけず出会う新しいお店と思い出のお店を巡る
心がほっこりする話。
下戸の街・赤羽(☆☆☆☆)
何もかもに見切りをつけて実家に帰った美琴と幼馴染の梨亜が赤羽のスイーツ巡りをして元気を少しずつ取り戻す
ふたりが巡ったお店を思わず探してしまった。こんな小旅行も楽しくていいな
旅の始まりの天ぷらそば(☆☆)
コミュニティラジオのパーソナリティ真尋と頭脳明晰、容姿端麗な局長との天ぷらそばの会話
話のさわりにしか感じない内容。元の話がどこかにあるのか??
ゲストハウス(☆☆)
一人で何でもできると皮肉られる男が元生家のゲストハウスに娘と会うために訪れる
男が仕事も家事も何でもできると女への当てつけになるという時代の家族の話
からくり時計のある町で(☆☆☆)
仲違いした親友とかつて訪れたドイツの地を当時を思い出しながら巡る旅
海外旅行いいな
横浜アラモード(☆☆☆☆)
コロナ禍で職を失い実家の高知に帰ってきた明穂が母の友人の義母の横浜旅行の付き添いをする
婆ちゃんともっと旅行したかったな