柴田よしきのレビュー一覧
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伊吹有喜「夏も近づく」と柴田よしき「どっしりふわふわ」が特にお気に入り。
先日読んだ「坂本司リクエスト!和菓子のアンソロジー」にも柴田さんの作品が載っていてたまたま続けて読んだらシリーズものでビックリした。
個人的には「和菓子のアンソロジー」に載っていた作品よりもこちらで読んだものの方が好きでした。Posted by ブクログ -
2022/1/6
初恋のお兄ちゃんの最期まで書き切った。お見事。
電車の旅に出たくなったのは前の方が強烈だった。
やっぱり震災が私の心を縛り付ける。
今はコロナが。
旅に出られるって幸せなことなんだなぁと思う反面、この自粛の雰囲気につられてなんとなく不幸な気分になるのはなんだか悔しいなぁと昨日友達と...続きを読むPosted by ブクログ -
読んだことがない作家さんに出会えるのもアンソロジーの良いところだけど、やっぱり好みじゃない作品も入ってるので大切な一冊ということにはならないなぁ。好好軒の海里ちゃんはあちらにいる鬼の海里ちゃんなの?Posted by ブクログ
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7編の小説それぞれが、コース料理のように全て違うテイストで、食べ飽きない一冊。
痛快だったり、爽やかで愛しかったり、ゾッとしたり、応援したくなったり、背筋が凍ったり、夢現の心地だったり、未来を展望したり。
どのお話も、その後が気になるところ。
個人的に1番賢治イズムを感じたのは「福神漬」かな。お気に...続きを読むPosted by ブクログ -
2021/12/8
え?これでいとこの真相まで行く?と思ったら続いた。
そうやんな。
素直に電車の一人旅に出たくなる話。
一人でどっかぷらっと行くかな。Posted by ブクログ -
アンソロージーはいろいろな作家の方の作品が読めるので好きです。
今回は近藤史恵さんの『非事故物件』が特に面白かったです。
それぞれに個性が出ていて、面白かったですねぇ。Posted by ブクログ -
『もの食う話』(文藝春秋編)、『忘れない味』(平松洋子編、講談社)も良かったけど、このアンソロジーもたまらんなぁ。
『注文の多い料理小説集』文春文庫
新作『らんたん』が気になっている柚木麻子の『エルゴと不倫鮨』は意識高い系創作鮨屋で繰り広げられる蘊蓄会話劇に真の酒呑みの子連れママの堂にいった痛飲...続きを読むPosted by ブクログ -
目次
・風音
・夕立
・豊饒
・夢鬼
・融雪
・花歌
『風音』を読み始めて、説明的なセリフの応酬に辟易する。
あれ?
柴田よしきって、こんな作風だったっけ?
説明的な割には、登場人物たちはいろいろと秘密を抱えているっぽい。
主人公の秘密はおいおいわかるだろうけれど、カフェには不似合いな客として登...続きを読むPosted by ブクログ -
上下巻共に序盤がやたら説明臭くて読み進めにくいが、登場人物が動き出すと一気に引き込まれてどんどん先が読みたくなる。話の展開そっちのけで引き込まれた作品。長い時間楽しめるという意味で良い作品。Posted by ブクログ
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ヤクザの話を読んで思い出したのがこの作品。
当時読んだときはあまりのグロさに一気読みができず、でも登場人物の魅力に引き込まれ、矛盾を感じながら読んだが‥。
今回は登場人物の感情に集中でき、一気読み。
大人になったなぁ。Posted by ブクログ -
懐かしさと10代の時の友達への気持ちにそうそうと共感。今ならそんな事どうでも良いのにって思うことで親友かどうかを決めてる。事件の解決よりも、女の子達の相手からしたら理不尽なのではと思えるような気持ちをよく表現されていた。Posted by ブクログ
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食べ物が美味しそうに表現されてる本って一気に入り込める気がします。
あっという間に読み終えてしまいました。初めて柴田よしきさんの本を読みましたが、自然や景色だけでなく、食べ物の描写が本当に素晴らしい!!!
[田中さん]が個人的にとても好きです。Posted by ブクログ -
料理がテーマのアンソロジー。
美味しいだけじゃない料理に纏わる数々、どれもそう来るかぁといったところ。
坂井希久子さん、初読み。
時代小説で色の話で、料理はどこに?と思っていたら、見事に目と味覚を鮮やかに刺激されました。
「居酒屋ぜんや」ってシリーズ物のようで、探して読んでみます。
アンソロジー...続きを読むPosted by ブクログ -
料理をテーマにしたアンソロジー。
以下お気に入り作品。
柚木麻子「エルゴと不倫鮨」
不倫を嗜む男たちの隠れ家的鮨屋に、明らかに場違いなくたびれたおばさんが襲来する。そのおばさんはなぜかとても料理に詳しく、次々と美味しそうなオリジナル創作鮨をオーダーしはじめ…まさにタイトル通り注文の多い料理小説。ラス...続きを読むPosted by ブクログ -
最後の柴田よしきさんのお話には、やられました。「料理」をテーマにした七人の作家のアンソロジー。柚木麻子さん以外初めて読む作家さんばかり。どの短編も味わいが違ってて面白い。
柴田さん、柚木さんは勿論、伊吹有喜さんの「夏も近づく」が好き。複雑な家庭環境にある中学生の葉月と田舎暮らしの彼の叔父、拓実のお話...続きを読むPosted by ブクログ