柴田よしきのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレひっそりと開いている、美味しい料理をだす
けれど、それほど高くない、
そういう小料理屋の女将は
美人と相場は決まっている。
作中では、とびきりの美人ではない、とあるけれど、
そこそこの美人であることは間違いない。
で、料理が上手で出しゃばらないのに気配り上手。
ずるいなぁ。。。
絵になるなぁ・・・
で、そういう女将には謎がある、
これも決まりごと。
やっぱりあったかぁ秘密。
中身は、苦みもコクもある大人のお話。
大人になるということは
いろんなことがあるってことなんだなぁ。
「桜夢」の
愛人、つまり全くの他人を死亡保険金の受取人に
するのはかなりむづかしいと思われるし、
ほぼできないんじゃないかと思うのだけど。
この親父も自分の子どもに残せよ!と
不倫を許せぬ私は思うが。
緑の桜は見てみたい。
清水さんとのやり取りは
なかなか新鮮で面白い。 -
Posted by ブクログ
失踪した夫を待ち続ける女性のお話。
とても切なく、もどかしい。
このお話の中では、結局、夫の失踪の謎は何も説明されない。
うーん、続きがどうしても気になる、ニクい設定だなぁ(笑)
ぜひ、続きを読んでみたい。
ところで、主人公は下澤唯という名前の女性なんだけど、これまた、ニクいなぁ(上手いなぁ)と思ってしまう。
名前の「唯」。
「ただ…」とか「それだけ」といった意味がある言葉。
たまたま近くにあった辞書を引くと、もうひとつ、「ひたすら」という意味がある。
ひたすら、待ち続ける。
弱さや色んな感情と戦いながら、やっぱり、まだ「待ちたい」気持ちがあるんだな、彼女の中では終わらせられないんだなと思うと、彼女の心情を考えれば考えるほど、物語に引き込まれていく。
なんだか、「やられた」と思った。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ会社のお姉さんに3冊まとめて借りました。
シリーズ通しての感想になります。
ストーリーはおもしろいのに登場人物がだれも好きじゃない(笑)
主人公に対してちょいちょいイラっとしてしまいました。
性に対してだらしないとか、そういう部分以外でも
普段の逞しい緑子とホントに同一人物かと思うぐらい
落差のある抜けかたをする時があってびっくりしました。
2作目からは母親になって少し落ち着いた感じもしますが。
強いて言うなら2作目から登場の麻生さんが好きだった。
(3作目で好感度下がったけど)
でもストーリーはとてもおもしろかったです。
ミステリらしく一気読みできました。
聖なる黒夜も読んでみたいです。
発表されたころは全体を通して設定が今よりももっともっと
衝撃的だったのでしょうね。
同性愛や性同一障害は今ほど世の中に受け入れられていなかった
と思うので。
2作目の母になるということも、女としては素直な喜びとは別の
心の中の黒い部分を掘り起こされるような感覚になりながら
読みました。
最初行間の取り方に違和感を感じてちょっと読みにくいなーと
思いましたが、そういうものだと思ったら慣れました。