柴田よしきのレビュー一覧

  • 私立探偵・麻生龍太郎

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    煮え切らない二人にイライラしつつ、続きが気になってあっという間に読み終わってしまった。まさに中毒になるシリーズです。

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    2011年12月11日
  • 2031探偵物語 神の狩人

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    ネタバレ

    2031年が舞台、スマートフォンがもっと進化したようなトークカードでのやりとり、プライバシーは筒抜けでもはや個人情報保護など無意味な世界。
    作者曰く「今」を書いているというとおり、このままが世の中が進んでいけば想定される未来がデフォルメされていると思う。
    ラストの敵方の理論、危険な思想だが、納得できるところが怖い。

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    2011年11月15日
  • 象牙色の眠り

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    犯人が最後までわからず、読み応えはあり。

    ただ犯人が殺人までに至った経由が
    いささか短絡的な気も。

    でもそう言う事件を起こす動機って
    他人からすれば「えっ?」と言う時も多々あるからなぁ。

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    2011年08月25日
  • 観覧車

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    失踪した夫を待ち続ける下澤唯。

    いつ、夫が戻ってきてもいいようにと、

    夫の探偵事務所を守りつつ、女探偵として仕事をこなす日々。

    さまざまな人々との出会いが、彼女の人生を変えていく。。。



    帯にあるように、切ない唯の気持ちと、

    ここに登場する、いろいろな思いを胸に秘めた人々の気持ちを思い、

    何度も目が潤んでしまった。。。


    ただ。。。

    もし夫が失踪しても。。。。

    私は10年も待てないかも~(笑)

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    2011年08月09日
  • PINK

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    続きがどうなるのか気になって一気に読んだ。阪神大震災後の話だけれど、今読むといろいろ考えてしまう。面白かった。

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    2011年07月11日
  • シーセッド・ヒーセッド

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    新宿二丁目で無許可保育園の園長をしている花咲さんが
    保育園存続のために作った、借金返済のために行う探偵業のお話。

    花咲さんの、依頼人や周囲の人に対する対応が
    気弱で自分にコンプレックスがある人にありがちな、
    「心の中で毒づく+時々顔に出てっちゃう」
    のところが、妙にリアルで面白い作品。

    探偵に依頼されてくる問題も、
    ありそうな内容で、でも最後の急展開に意外性があって
    一話を一気に読みたくなる作品☆

    関わる人が多いので、
    読む時に少し頭を使わなきゃいけないので…
    カフェとかでゆったり休日に読みたいタイプの本です。

    人が死んだりはしないので、読んだ後に苦しくならないし
    ちょっとだけ頭を使え

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    2011年07月07日
  • 回転木馬

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    最初はやめときなよって思ったけど真相が明らかになってくうちにいつのまにか応援してた!最後も曖昧じゃなくてほっとした!よかった(*^^*)

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    2011年06月12日
  • PINK

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    震災で失った婚約者の影を
    追い続けるメイ。

    何かを失った時に
    その理由を自分の不手際、ミスに求めることがあります。

    それに向き合うだけが解決方法ではなく、
    そこから逃げることも
    弱い存在である人間に必要だと思います。

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    2011年06月01日
  • 淑女の休日

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    厚さの割りにサクサクと読めた。おもしろい。
    上質のミステリー、という表現は確かにピッタリかも。たくさんの人のいろんな気持ちが交錯しているけれど、ありがちな毒々しさというか不快な雰囲気がないから良かった。
    哀しい話だけど、読後感は決して悪くない一冊でした。
    [2011.05.25]

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    2011年05月25日
  • Miss You

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    編集者としての日常はとてもリアルで、実際こんな感じなんだろうなあと思う。
    何よりも、主人公の有美というキャラがとても好感をもてたところが良かった。

    人間関係って難しいなあと感じさせられた。
    気付かないところで自分も誰かを傷つけている。
    それはきっと生きていく上では避けられないことなんだろうけど、
    普段は意識しないところを抉るような物語だった。

    途中から一気に面白くなる。長編だけど長さを感じさせない。
    どろどろした話なのに読後感もいい。ラストシーンがとても素敵。
    いやあ、さすがだなあ。
    [2011.05.15]

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    2011年05月17日
  • 回転木馬

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    ネタバレ

    切ない。
    大好きな柴田よしきの世界の、真骨頂ではあるけど。

    「待って!」雪の中を子供のように泣きながら追いかけていく唯が、本当に本当に胸に迫ってくる。

    誰もが愛を求めていて。
    誰もが傷を抱えている。

    正直(ゴメンナサイ)
    貴之を探していく過程の方が自分の中で大きくて、
    最後の再会のシーンでは変に心が静まってしまいました。

    長い長い喪失の時を越えて、2人はこれからどんな風に向き合っていくのか。ゆい、はどうなるのか。
    ちょっと怖いけど、気になります。

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    2011年04月17日
  • 炎都 City Inferno

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    ミステリーかとおもいきや伝奇ホラー、そしてパニック物でもありました。1000年の昔の妖姫、紅姫の怨念、一条帝への執着と言う愛が京都の街を炎に包む。時期的にも恐怖感が増しました;;それにしてもヒロイン、木梨香流がカッコいい。豪胆な女性です。続編では是非彼を取り戻してほしいです!

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    2011年04月17日
  • 回転木馬

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    「観覧車」の続編だが、全く別のと言っていいテイスト。

    切なくてやり切れない、そんな女心を切々と…。
    女子が読んだほうがグッと感情移入できるのでは?

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    2011年04月09日
  • 猫と魚、あたしと恋

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    普通に壊れてしまう"あたし"たちの話。
    ストーカーの「深海魚」と、人のものが欲しくなる「どろぼう猫」が面白かった。

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    2011年03月12日
  • 回転木馬

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    夫が失踪した、女性探偵の物語。「観覧車」の続編。
    夫捜しが中心だが、前作同様「訳あり」女性のストーリーが絡む。
    その絡み具合が、絶妙。主人公の目的と上手い具合に進む。

    前作は、デビュー近くの連作集だったけど、今回の長編では
    かなり筆力が上がっていた気がする。

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    2011年02月26日
  • 淑女の休日

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    再読。
    森林浴ならず「ホテル浴」、休日をホテルで過ごすことで非日常を満喫するOLたち、数万円で買う贅沢、という物語の設定が好き。
    ミステリーとして色々絡み合ってやや難解。
    スパー、エステ、プール、豪華な朝食、アフタヌーンティー等々、ホテルに泊まりたくなります。

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    2011年02月05日
  • 猫は密室でジャンプする~猫探偵 正太郎の冒険1~

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    前作??は読んではいませんが、



    ここからでも十分楽しめる1冊でした。



    名探偵(?)の猫・正太郎もヒトクセあり



    中々面白いです(笑) 続編も出ています!

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    2011年01月06日
  • 好きよ

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    どこへ向かうんだろと思いながらも引き込まれる。
    ずいぶん突拍子もない気がしないでもないけど、きちんと
    世界観が出ているせいか不思議と違和感なし。
    面白かった

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    2011年02月18日
  • 回転木馬

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    「観覧車」の続きをやっと読みました。
    行方不明の夫と会えるのか?最後までドキドキしながら一気に
    読み進めました。
    12年かけて書かれた作品と、同じく12年の歳月を待った唯。
    不安定になりながらも、辛抱強く過ごした唯の存在が、とても
    切なくそして最後には・・。

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    2010年12月14日
  • 聖なる黒夜(下)

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    下巻は一気読みでした。

    最終的な犯人は、途中から「もしかして…」とわかってしまいましたが。

    「麻生……」「練……」「及川……」などと、ついつい登場人物の名前を「……」付きでつぶやきたくなるような物語でした。

    犯人の気持ち、わかるなぁ。
    もしこれが、犯人側から書かれた話だったとしたら、犯人たちにエールを送ってただろう。

    サイドストーリーもよかったです。
    特に「歩道」。
    「練ちゃん………っ!!」
    って感じで(どんなだ)。

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    2019年01月16日