柴田よしきのレビュー一覧

  • 回転木馬

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    たくさんの不幸な女が出てくる。そのひとりひとりに、自分と重なる部分を見つけてしまい、切なくて、苦しくて、胸がいっぱいになった。

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    2010年10月03日
  • フォー・ユア・プレジャー

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    この作者の描く登場人物はどうしてこうも魅力的なんだろう。弱さ、狡さ、切なさ、強さ...依頼人やそれに纏わる、ほんの脇役に思える人物でさえも愛しくさせてしまう。
    ハナちゃんのめげない明るさ、好きだなぁ〜!第1弾より先にこちらから読んでしまったけれど、充分面白かった!!

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    2010年09月30日
  • 回転木馬

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    最初は正直んー?という感じだったが、読んでいくうちに引き込まれた。主人公だけでなくすべての登場人物の心情がきめ細やかに描かれていて、感動した。しかし、この作者。男性なのか女性なのかが謎である。

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    2010年09月13日
  • 好きよ

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    7月? おもしろかった。時空がゆがみ、とか別次元の話にはびっくりだったけど、途中までの瀬戸内の閉鎖された感じとかの方に夢中になって読んだ。しかしどんな展開でもひっぱっていくのと違和感なく読ませるのはすごい。

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    2010年09月04日
  • Close to You

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    共働き夫婦の妻である自分には、痛く恐い一冊。主人公やその妻が指摘されたある種の「特権意識」がゼロとはとても言えず、突きつけられる言葉の一つ一つを噛みしめながら読んでみた。

    勿論、これは物語。

    でも、物語だから、の一言では片付けられない人の悪意や悲しみのリアルさ。本当に怖い作家だと思う。だから、読むのをやめられない。

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    2010年08月31日
  • Close to You

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    あとがきを読んで面白そうだと購入。でもこのページ数をいくらなんでも「一気」とは・・・と思っていましたが「一気」でした。
    無関心でいること、「知らなかった」で済ませてしまっていることの罪を改めて考えてしまいました。といっても考えすぎると動けなくなってしまうんですが・・・。
    せめて身近な大切な人を傷つけたことには気付く感受性は持っていたいと思いました。

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    2010年05月19日
  • シーセッド・ヒーセッド

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    探偵が副業で、本業が保育園園長な花咲慎一郎シリーズ3弾デス
    芸能人のストーカー被害の依頼から過去の殺人事件に巻き込まれ
    また今回も命かけちゃってますwww

    なんつーか極悪非道なヤクザさん山内が、(やっぱり)魅力的に感じるのはなぜなんだろう…

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    2010年05月18日
  • 猫は引っ越しで顔あらう~猫探偵 正太郎の冒険4~

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    猫探偵正太郎シリーズ。

    このシリーズは、話によって正太郎の1猫称や、登場人物目線であったりと様々違ってるけれども、どっちの文体も面白いです。
    ミステリーなのでもちろん人死も書かれてたりするんだけど読んだあとの読後感がじんわり胸にしみて好きです。

    ミステリー好きはもちろん猫好きさんにもお薦めです。

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    2010年02月11日
  • Miss You

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    「自分の知らないところで増殖する他人からの悪意」の話なのに、読後はけっこうすっきり。中盤からがほんと面白かった。

    どんなに気をつけていたっていつ、どの場面で、どのような形で自分が他人を傷つけているのかなんて実際は分からないわけで。
    そういうのはある意味自分の意志とは関係なくて、何がきっかけになるかも分からないし、自分でも理不尽な理由で人にマイナスの感情を持つことって少なからずある。なのにどこかでまさか自分に限って、と思ってる。そういう無意識の無神経さって確かにある。自覚するのは恐いけど、したたかに図太くやっていくしかないんですよね。

    ついでに、1章で反応した両想いホモセンサーが大的中だった

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    2010年03月08日
  • 猫は密室でジャンプする~猫探偵 正太郎の冒険1~

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     僕自身が猫好きということで、購入してみました。短編小説です。話によって、猫ちゃん像が違くて不思議な感じがしました。こういう作風は初めてだったので新鮮でした。
     猫好きな方はもちろん、推理好きな方にもおススメです。

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    2010年01月24日
  • 猫は引っ越しで顔あらう~猫探偵 正太郎の冒険4~

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    猫探偵の正太郎と、同居人の桜川ひとみが、解決する推理小説の短編集第四作目です。
    正太郎と同居人の桜川ひとみは、滋賀県の琵琶湖の近くのマンションから、
    東京下町に引っ越した。やはり、正太郎が行くところに事件は舞いこむ。
    新しく暮らす東京下町での四つの話が収録されています。
    新しく登場した大家さんの雄猫のフルハタこと、フルフルと雌猫ニンザブロウことニンニン二匹がとても面白いです。

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    2010年01月24日
  • 猫はこたつで丸くなる~猫探偵 正太郎の冒険3~

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    猫探偵の正太郎と、同居人の桜川ひとみが、解決する推理小説の短編集第三作目です。
    わたしは人を殺しました。で始まる文を残して、死んだ、曽我峰子彼女は、本当に人を殺したのか?そして彼女の死は、自殺なのか?その謎を
    雌猫のトマシーナと今の飼い主である山県雅美と、ガールフレンドの絵里と雑種の猫のゴンタが解き明かす。
    話「限りなく透明に近いピンク」などが収録されています。本編主人公の正太郎が活躍する話の収録されています。

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    2010年01月24日
  • 猫は密室でジャンプする~猫探偵 正太郎の冒険1~

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    猫探偵の正太郎と、同居人の桜川ひとみが、解決する推理小説の短編集第一作目です。
    この短編集は、6話収録されていてどれもとても面白い作品です。
    中でも私は、愛するSへの鎮魂歌がとても面白く感じました。
    この話は、愛する人を守るために、愛する者の敵だと思われる女を殺害してしまう男の話です。
    六つの作品は、とても、ミステリー好きには、たまらないものになっていると思います。

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    2010年01月24日
  • 猫はこたつで丸くなる~猫探偵 正太郎の冒険3~

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    お待ちかねの正太郎シリーズ♪ 前回同様今回の短編集にも趣向があって、「正太郎視点」の物語と「トーマ視点」の物語とが交互に配置されている。特にトーマ視点の物語である三作は、ラブストーリー(猫も人も)なども絡んだ雰囲気でこれまた一興。これ読んで、トーマもかなり好きになったぞ。「プルトニウム・ラブ」(ちと危険な感じもしますが……)な関係も可愛いけれど、早いところ正太郎とトーマを会わせてやって~と思わずにはいられない。
    ミステリとしては幾分弱めかな。表題作なんて、「猫でも解る暗号」だもんね(笑)。だけど難解なだけが良いってわけでもないし。ほっと一息つきたいときにおすすめ!な一作。

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    2010年01月14日
  • 観覧車

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    失踪したダンナの帰りを待つ、女探偵の話。


    「待ち続けることは、信じ続けること。
     信じていたかったから、目をつぶっていたのだ。」

    「知らない方が幸せだなんて、そんなのは嘘だ。」


    探偵っていう仕事は、知らない方がいいことを知っていくことで。
    ダンナを待ち続けながら、彼女が得たのはそういうこと。


    ラストが不完全燃焼(><)
    結論が示唆されてはいるんだけど・・・。
    (2006.06)

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    2009年12月08日
  • 観覧車

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    『ワーキングガールウォー』以来の柴田本。
    どうやら柴田文学とは波長が合いそう。
    この続編を探してしまった。

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    2009年11月07日
  • 象牙色の眠り

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    夫が背負わされた借金を返すため、家政婦として働いている家は
    『家』というには何だか繋がりが薄い所でした。

    話の流れはすごいな…と。
    まさかこうきてこうくるとは、という驚きがあります。
    むしろ最後のあの結末が…半々なんですか、と
    なぜか丁寧語で聞きたい気分にさせられました。

    家と病院と自宅。
    それだけしか出てこない状態で、すごいというか
    どこからが現実でどこからが夢なのか。
    あぁもうまたか! です。

    まったく本筋と関係ない所で共感できたのは
    人が多い所で働きたくない、という所です。
    人混みは嫌いです。

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    2009年10月07日
  • 紫のアリス

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    ふと顔を上げると、暗がりの中にいたのは白いウサギ。
    さながら不思議の国のウサギのような…。

    不思議の国のアリス、をベースにしている? と思いきや…でした。
    アリスを軸にして思い出される、断片的な記憶。
    学生の頃、最近の事。

    不安定な主人公ゆえに、不安定な全て。
    それは幻覚なのか、本当なのか。
    夢なのか幻なのか…と考えつつ読みましたが
    ちょっとすごいものがありました。
    きれいさっぱり回収された感があります。

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    2009年10月07日
  • PINK

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    9/11 柴田よしきのミステリーは緑子の印象が強すぎてほかのは読みたくない、と思っていたけど最後まで話が読めず、またキャラクターがしっかりしていておもしろかったわ。すげーわ。

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    2009年10月04日
  • 猫は引っ越しで顔あらう~猫探偵 正太郎の冒険4~

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    久しぶりの猫探偵…久しぶりすぎて、飼い主に恋人が出来た事を
    すっかり忘れて、はて? と首を傾げてしまいました(笑)

    新しい環境、新しい友達。
    恐ろしく忘れてしまっていた過去の人物も出てきて
    これからどういう環境に…と、ちょっと思ったり。

    ところで中は短編なのですが、まったくもって
    恋人の影が出てきません。
    引越し理由に出てきたっきり、それだけです。
    果たして恋人と逢瀬なんかはしてるのでしょうか??

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    2009年10月07日