柴田よしきのレビュー一覧

  • 初雪 海は灰色 第一部

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    「そうだったんだ」と最後に裏切られる内容に驚きました。
    人生もいろいろなんですね〜

    平々凡々と生きてきた私にとってはとても刺激的でした。

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    2026年03月06日
  • 注文の多い料理小説集

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    ネタバレ

     タイトルで買ってしまった。
     北信の湯田中の古本屋併設のフレンチのお店「やまブイブイ」。読書好きの女将さんの、おそらく読んだ本だろう。
     折しも、宮沢賢治の『注文の多い料理店』という短編集を読んだところだったので、目について、思わず手に取ってしまった。きれいな古本。200円はお買い得♪

     さて、誰から、どの作品から読むか?
     折しも、短編集を編むなら、作品の掲載順はどうあるべきかを読み友たちと語る機会があったので、果たして順番は大切か、それとも……、という思いを確かめる意味でも、この短編集は、今、読むべきだとも思ったのだった。

     結果、最初に読んだのは柚木麻子から。「エルゴと不倫鮨」
     

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    2026年03月03日
  • 草原のコック・オー・ヴァン 高原カフェ日誌II

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    1作目の方が高原の爽やかな感じが漂っていて、読みやすかったなぁと思う。
    けれど、人間誰しも色々あるよね…と思わせられる本作もまた面白かった。
    どちらか選べと言われたら1作目の方が好きだったかなとは思うけれど、実際の人生に近いのは2作目かなみたいな感じ。
    だからこそ、1作目の方が好きなのかもなぁ。
    物語の中でくらい、ちょっと現実離れしててもいいじゃないと思ってしまう性格なので。笑

    細かいけれど、友達や彼氏との会話であっても菜穂がちょいちょい丁寧語?になるのが若干気になる。笑

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    2026年02月26日
  • 小袖日記

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    ネタバレ

    女は 千年の時間の向こう側でも
    男たちからすれば「譲ったり譲られたり、所有したり捨てられたり、平気でできる、物」だったけれど

    翻弄されるだけの物ではなく
    裏をかいたり 一矢報いんとしたり、
    女たちは 確かにいて、必死に生きていた。

    …と 雷に打たれた あたしが(異世界にワープしたのか 臨死体験だったのかは不明)
    同じような悩みを持つ女性たちに触発されて
    元気に一歩踏み出して 良かったなぁと思った。
    本来のあたし再発動。

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    2026年02月06日
  • 初雪 海は灰色 第一部

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    新潟山奥の寂れた温泉街で起きた殺人事件。
    もと刑事だった麻生が、連れと2人で事件の紐解きをする。
    山奥の温泉街に流れ着く人たちの事情が切ない。
    麻生の事を含め、最後まで切なさ哀しさが残った。

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    2026年02月01日
  • ゆび

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    東京に突然あらわれた不可解な「指」。それらはまるで独立した生き物のように人々を不幸へと誘います。人々のためらいを断ち切るかのように押してはいけないボタンを押すことで……。「指」の行動?がだんだんとエスカレートしていくところは、ホラーの王道というか恐怖感をいやがうえにも高めてくれます。ただ、最後の解決方法のところが、ちょっとぼくにはなじみませんでした。理詰めにすぎるというか……。まあ、これもホラーのパターンですし、ラスト何ページかもよくあるやつですよね。総じては楽しむことができました。

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    2026年01月26日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    「ラスト」「メッセージ」の2つを題材にした短編小説。
    とても読みやすかった。
    特に「猫への遺言」での意外な展開とラストへの結びが心に残った。
    また「青い封筒」での高校生男子を持つ母の息子への接し方や夫婦関係もリアルだと思った。

    キーセンテンスは同じでも、内容は多様化していて面白かった。

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    2026年01月23日
  • おいしい旅 想い出編

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    アンソロジー久しぶりに読んだけど、好みのものと好みでないものにすごく分かれた。
    福田和代さんの幸福のレシピ、大崎梢さんの横浜アラモードはおもしろかった!

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    2026年01月14日
  • 注文の多い料理小説集

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    料理に関する短編小説集。

    どの話も美味しそうで、ストーリーにも一癖あったり味がある。

    その中でも一番のお気に入りは
    伊吹有喜の「夏も近づく」。

    複雑な家庭の事情で、家を追い出された葉月という少年と、主人公の拓実。
    ぎこちなかった彼らの関係が、
    拓実の作った美味しい料理を二人で食べることで新しい人間関係が作られていく。

    夏の風景の清涼感もあり、大のお気に入りとなった。
    この作者の他の本も読んで見たくなった。
    こういう新しい世界が広がるのも、小説集の醍醐味ですね。

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    2025年12月30日
  • RIKO ─女神の永遠─

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    昭和と平成の主人公。

    強姦

    犯罪の恐ろしさもだが、女性軽視をあからさまに描いている。
    昭和時代のジェンダー感と、それに翻弄される主人公。
    ショッキングなシーンも多い。
    刑事物とジェンダーの組み合わせに情愛も加わる。

    時代と世代がかわり、男尊女卑はなんとなく過去のモノのように捉えがちだが、まだほんの30年前の1冊だと思うと、恐ろしい。




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    2025年12月15日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    美味しいと思う旅をしてみたい。旅をすると時間に追われ、心においしいと思う食がないような気がする。旅は食が楽しみ、その後色々な所を見て回る。旅をしないと美味しいと思う事は無い。行った場所そこの雰囲気旅をする事によって、おいしい旅ができる。

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    2025年11月26日
  • これが最後のおたよりです

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    好きなのもそれほどでも…のもあったけど、よかったです。

    猫への遺言
    とても素敵なご主人だな。

    十年日記
    これは、あたしも書いていて、二冊目なんだけど、
    なんか予感があったときには、先に処分しておこうと思ってるけど…
    こんなに素敵な人もいるんだな…と、自分の日記と比べて、恥ずかしくなったよ…泣

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    2025年11月16日
  • さまよえる古道具屋の物語

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    ネタバレ

    ★3.5
    スタートはよくあるお涙頂戴小説かなと思いきや、3章で様相を変える。ホラーを読まされていたのかと。
    作家志望の青年が所帯を持って作家となり、担当編集者とその妻が絡み、小道具屋で買った絵本が繋いだ人の関わり、震災を2度体験した女性、そして病気の少年の母。一堂に会したとき、古道具屋の存在意義と昇華に繋がるエピローグ。
    ちょっと上手く行き過ぎ感はあるけど、単なる感動物語ではなかったところが良い。

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    2025年11月05日
  • これが最後のおたよりです

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    アミの会によるアンソロジー

    もうひとつある 高宮家四訓 大崎梢
    孤独の谷 近藤史恵
    扉を開けて 篠田真由美
    猫への遺言 柴田よしき
    キノコ煙突と港の絵 永嶋恵美
    十年日記 新津きよみ
    そのハッカーの名は 福田和代
    みきにはえりぬ 松尾由美
    青い封筒 松村比呂美
    黄昏飛行 時の魔法編 光原百合
    たからのちず 矢崎存美

    好きだったのは、もうひとつある、十年日記、青い封筒かな。(孤独の谷も面白かったけど既読だったので)

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    2025年11月04日
  • 注文の多い料理小説集

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    料理をテーマにした7人の作家さんによるアンソロジーです。

    こちらのお目当ては柚木麻子さんと伊吹有喜さん。あと未読の井上荒野さんが気になってました。装丁のデザインとタイトルがなかなか洒落てますよね。

    『エルゴと不倫鮨』柚木麻子
    最初は不倫の話かぁ…ちょっと嫌だな、と思いきや、さすがの柚木さん。吹き出しそうになるくらい痛快でおもしろかったです。

    『夏も近づく』伊吹有喜
    自然の中で食べるちゃんと手をかけた料理が本当においしそうでした。

    『好好軒の犬』井上荒野
    初めましての井上荒野さん。最初から最後まで独特で不穏な雰囲気のあるお話でしたね。

    『色にいでにけり』坂井希久子
    こちらも初めましての

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    2025年10月28日
  • 鉄道旅ミステリ2 愛より優しい旅の空

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    ずっと昔に読んだ小説の続き。
    あれで完結していたかと思っていたけれど
    そういえば最後まで
    行方不明の叔父さんの件は解決してなかったな。

    でも、この本の最初の2章は
    香澄は狂言回し的な役ですね。
    「歌う電車」をどこで聴いたのか
    思い出したいという老婦人の手助けをしたり
    青い蝶を見たいという先輩と旅をしたり。

    そういう出会いを経て
    本格的に叔父さん探しに移っていく。
    大学生活を続ける中で
    香澄の気持ちにも変化が起きてきていて
    新しい恋に向けて一歩踏み出そうとしてるけど
    やはり区切りをつけたいのよね。

    今回もメインは東日本でしたが
    足跡を追って乗りつぐ旅に鉄分補給。
    歌う電車と大船軒のサンドイ

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    2025年10月11日
  • これが最後のおたよりです

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    「最後のおたより」がテーマの短編集。
    半分近くが初めて読む作家さんでした。
    「おたより」と言ってもパッとイメージする「紙の手紙」ばかりじゃない。その形は本当にさまざまで、次はどんな“おたより”ストーリーなのか楽しみに少しずつ読み進めました。

    特に好きだったのは、
    「もうひとつある 鷲宮家四訓」大崎梢
    「猫への遺言」柴田よしき
    「そのハッカーの名は」福田和代

    家訓の謎が気になって引き込まれたもの、
    夫の猫に宛てた手紙から愛情を感じたもの、
    ちょっと異色でミステリーっぽい雰囲気のもの、
    趣向は異なりますが、どれもラストは優しく、晴れ晴れとした気持ちになりました。
    矢崎存美さん「たからのちず」は

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    2025年10月07日
  • これが最後のおたよりです

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    最後のおたよりは「最期」のおたよりでもあり、そこから読み解くストーリーが多かった。
    時代は変わっても変わらない関係、絆。相手の事を思い、その時間を共有する。
    心温まるお話が多く、読んでいて心が和んだ。

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    2025年08月25日
  • おいしい旅 想い出編

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    ネタバレ

    温かな記憶をめぐる「想い出」の旅を描いた7作品。こういうアンソロジーは色々な作家さんを知れるから新しい発見もあって良い(*^ᴗ^)

    「幸福のレシピ」は、最初旅先で出会った人とそんな偶然ある!?って感じだったし、最後の展開もまさかすぎた(笑)でも美味しいものを食べてる2人の姿が読んでて想像できてしまって…1番最後にはうるっとした( ;꒳​; )笑
    ほんと曲もそうであるように、美味しいものでその時の記憶を思い出したりするよね。今何気なく食べた物とかも何十年後にそんな風に懐かしくなったりするのかな。

    「下戸の街・赤羽」はスイーツヤケ食い!めっちゃ良いなと思うものの今はそんな大量にスイーツ食べれ

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    2025年08月15日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    アミの会による旅のしあわせをテーマにしたアンソロジー7編。
    ゲスト:三上延
    「もし神様にあえたなら」大崎梢
    「失われた甘い時を求めて」新津きよみ
    「夕日と奥さんのお話」柴田よしき
    「夢よりも甘く」篠田真由美
    「旅の理由」松村比呂美
    「美味しいということは」三上延
    「オーロラが見られなくても」近藤史恵

    「失われた甘い時を求めて」物語の先を楽しむような余韻の残るいい終わり方。
    「オーロラが見られなくても」ときどき旅に出るカフェの話かと思った。あっちも最低な家族が出てこなかったっけ。

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    2025年08月02日