【感想・ネタバレ】さまよえる古道具屋の物語のレビュー

あらすじ

奇妙な古道具が、さまよえる男女たちを導く
その古道具屋の店長から問答無用で買わされたモノが、客の人生を変える。間違いながら懸命に生きる人々を描く傑作長篇ファンタジー。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

最後までぐいぐい読ませてくれるし、あまりだれることなく読めました。
古道具屋が解放されてよかった。
みんな引き継いだ道具を正しく使って幸せになってほしいですね。

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2024年07月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

★3.5
スタートはよくあるお涙頂戴小説かなと思いきや、3章で様相を変える。ホラーを読まされていたのかと。
作家志望の青年が所帯を持って作家となり、担当編集者とその妻が絡み、小道具屋で買った絵本が繋いだ人の関わり、震災を2度体験した女性、そして病気の少年の母。一堂に会したとき、古道具屋の存在意義と昇華に繋がるエピローグ。
ちょっと上手く行き過ぎ感はあるけど、単なる感動物語ではなかったところが良い。

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2025年11月05日

Posted by ブクログ

突然現れて突然消える古道具屋。訪れた者は忍者ハットリくんのような顔の店主に必要な品物を売りつけられる。品物によって良い結末も悪い結末も…というのはわりとよくある不思議な店系。笑ゥせぇるすまん的な。この本はお店の正体と結末までがしっかり描かれているのが結構好きだなと思った。

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2024年02月23日

Posted by ブクログ

その人にとって必要な時に突然現れて消える不思議な古道具屋さん
忍者ハットリくんに似た顔の性別年齢不詳の人が、ガラクタを強引に、そしてその人の所持金全部を搾取して売りつける
第一話と第二話ではそれぞれが困惑しながらも現実が徐々に好転していくので、良い話じゃないかと思っていたら、第三話では雲行きが怪しくなって一気に不穏になっていく
各話のメインが少しずつ絡み合って行き、途中で誰と誰がつながっているのかよく分からなくなっていったが、ラストは納得
同じモノであってもその人の心持ち1つで良くも悪くもなる、邪な心は自分自身を蝕んでいく
純な心からスタートしたことでも、受け取り方によってこんなにも変わるなんて怖い
それでも生きていかなきゃいけないし、しんどいことがなくなるわけじゃない、それでも気持ち1つで変わることもある
だからかこそ想いや繋がりが大切なんだなと思う

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2023年09月30日

Posted by ブクログ

ある日、突然現れる古道具屋。
ふらりと立ち寄ってみると、中には忍者ハットリくんのお面のような顔の店主。
そして、座り心地の良い椅子。その椅子に座ると買い物をしないと椅子から離れることが出来ないようだ。
そして押し付けられるように買った物がキーワードになって物語が進む。

いくつかの作品が収められていて関連している。
登場人物もまぁまぁ多い。
ページ数もなかなかで。
きっと本当は面白い作品だと思えるのですが、疲れが溜まっているときには読まないほうが良かったな、と思いました。物語についていけなかったことがあったので。

少しファンタジーのように感じる設定で、この作品も色んな人を励ましてくれているのかな~と思いました。

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2023年09月05日

Posted by ブクログ

ある日突然現れた古道具屋。
ふらりと立ち寄って、欲しくもない物を買わされてしまう。
古道具屋で買った物に翻弄される人達は、ある人物の意志によって繋がっていた。

最初は面白く読んでいたが、連作と気付いた時点で人物相関図を作りたくなるくらいややこしくなり、純粋に物語に没頭出来なくなってしまった。
人物関係が中々理解出来なくて、何度も何度も読み返し、その上物語は現実と妄想を繰り返し、取っ散らかってしまって、感情移入が出来なかった。

ちょっと手を広げ過ぎた印象。

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2023年08月31日

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