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行方不明の叔父の足跡を追って、ひたむきに列車に乗り続ける香澄だが、さまざまな人々との出会いを通じ、少しずつ変わってゆく。新しい恋が芽生え始めた矢先、新たな情報が入って……。
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Posted by ブクログ
「夢より短い旅の果て」の続編。 本当に読み応えがありました‼️ 柴田文学の魅力が凝縮された作品だと思います⁉️ 鉄道旅行で出会った様々な出会いで人生観を語り、恋愛もし、鉄道旅行の魅力も知り、旅先の土地の知識も広がり、謎も解き、確実に大人として成長していく主人公を中心に語りに語るスケールの大きな作品だ...続きを読むと思います‼️
前編で解決しなかった謎があったので、続きで読んでみた。 主人公が、本来持ってはいけなかった恋愛感情を持っていた行方不明の叔父を探しつつ、新たな自分の人生を歩んでいく話。 登場人物がみんなピュア過ぎる。そんなにまっすぐ生きていけるものだろうか?打算や駆け引きなどしてしまうのが人間だと思うが。 鉄道...続きを読むに関する内容が詳しくて、いや詳し過ぎてさらっと飛ばして読んだ。 叔父がなぜ行方不明になったかが解明されるのだけど、それがあまりに切なくて、すごくいい人で、こんなに思ってくれている人がいるのに行方不明のままだなんて。看取られて逝くっていくのは幸せなことなんだなと思った。 廃線になって、もう乗ることができない岩泉線とも相まって、とても切ない結末だった。
後半の方が、鉄分多めな感じ。 乗り物酔いのせいで、自転車と自分で運転する自動車以外はことごとく好きになれないでいたけど、それでも電車で旅に出たくなる。 前半の小説に出ていた、長野の各停、乗ってみたいなあ。
気になる路線や、駅弁を検索しながら読んでいたら時間がかかってしまいました。小海線は私も小淵沢から野辺山まで乗ったことがあったので、少し懐かしかった。でも『元気甲斐』は食べなかったから、また乗らなきゃ!前作に比べると今作では死に絡んだ話が多かったかな。それでも暗くならず希望が持てる終わり方なのが良かっ...続きを読むた。ヨーロッパでは蝶は死者の魂だという言い伝えがあるという話が印象的で、だから私は蝶が苦手なのかな、と思った。そして、震災後の東北……私もすぐには無理でも、いつか三陸鉄道に乗って美しいリアス式海岸を見たい。
香澄の旅が、ああいう結末になるとは。 叔父で初恋の人である高之を探す中、出会う様々な人。 みんな、いろんなものを抱えていて、やりきれないものがありながら、香澄との出会いが化学反応を起こしてお互いが変わっていく。 そうやって、少しずつでも前に進む姿にほっとする。 近藤センセイ、素敵だ~。
第一弾より、ぐっと厚くなった文庫本 登場人物が近くに感じ、先が気になり 震災の話し、叔父の行く末に胸を痛めながら あっという間に読み終わりました 確かに、旅に出たくなります 自分を大切にしなくちゃなと思う本
1作目でも書いたが、鉄道旅のお供に選んだ作品で、もっと気軽に読めると思った。 しかし、読み終えてみると、香澄の初恋の人・高之の行方や2011年3月11日に起きた東日本大震災の話が想像以上に心苦しく、時折涙が流れることも… 多分、震災がなければ、もっと純粋に鉄道旅の楽しさを描けたのだと思うけど、どうし...続きを読むても避けては通れない。 2012、3年の頃の復興状況を描いているので、あれから15年経った今はもう少し復興は進んでると思われる。 小海線や南阿蘇鉄道高森線ぐらいまでは、路線図を見ながら、楽しめたが、作者が伝えたかったのは、後半の東北の話だろう。 今でも震災のことを思うと心が痛い。 それでも負けずに前を向いてる人たちがいる。 少しだけ出て来た吉里吉里地区の方々も冬の山林火災では大変な想いをしたはず。 私も香澄と同じで、何も出来るようなことはなく、心を馳せることしかないけど、私も香澄と同じくゆっくりだけど、前を向いて進んでいく。 悲しい話も多かったけど、結局旅の途中でなく、家でじっくり読めてよかった話だった。
ずっと昔に読んだ小説の続き。 あれで完結していたかと思っていたけれど そういえば最後まで 行方不明の叔父さんの件は解決してなかったな。 でも、この本の最初の2章は 香澄は狂言回し的な役ですね。 「歌う電車」をどこで聴いたのか 思い出したいという老婦人の手助けをしたり 青い蝶を見たいという先輩と旅を...続きを読むしたり。 そういう出会いを経て 本格的に叔父さん探しに移っていく。 大学生活を続ける中で 香澄の気持ちにも変化が起きてきていて 新しい恋に向けて一歩踏み出そうとしてるけど やはり区切りをつけたいのよね。 今回もメインは東日本でしたが 足跡を追って乗りつぐ旅に鉄分補給。 歌う電車と大船軒のサンドイッチについては 思わず検索かけてしまった。 重い旅の荷物をひとつ下ろして これからも香澄の鉄旅は続くのでしょう。
読み終えて鉄道の旅がしたくなった。独身だった頃に何度か鉄道の旅は経験があるけれどその後は旅といえば車だから駅弁やら車窓やら懐かしい。雑学ネタも盛り込まれてたし初恋の人の消息を追うというミステリー要素もありで楽しめた。後半は東北の震災の爪痕の現実もあり多くの人の運命を変えた津波の怖さも伝わってきた。
乗り鉄物語の端々に震災の影響を覗かせている。 従兄弟が失踪した理由が徐々に明らかになるが、この物語にその要素が必要だったのかは疑問が残ります。
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