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Posted by ブクログ
前編で解決しなかった謎があったので、続きで読んでみた。
主人公が、本来持ってはいけなかった恋愛感情を持っていた行方不明の叔父を探しつつ、新たな自分の人生を歩んでいく話。
登場人物がみんなピュア過ぎる。そんなにまっすぐ生きていけるものだろうか?打算や駆け引きなどしてしまうのが人間だと思うが。
鉄道に関する内容が詳しくて、いや詳し過ぎてさらっと飛ばして読んだ。
叔父がなぜ行方不明になったかが解明されるのだけど、それがあまりに切なくて、すごくいい人で、こんなに思ってくれている人がいるのに行方不明のままだなんて。看取られて逝くっていくのは幸せなことなんだなと思った。
廃線になって、もう乗ることができない岩泉線とも相まって、とても切ない結末だった。
Posted by ブクログ
1作目でも書いたが、鉄道旅のお供に選んだ作品で、もっと気軽に読めると思った。
しかし、読み終えてみると、香澄の初恋の人・高之の行方や2011年3月11日に起きた東日本大震災の話が想像以上に心苦しく、時折涙が流れることも…
多分、震災がなければ、もっと純粋に鉄道旅の楽しさを描けたのだと思うけど、どうしても避けては通れない。
2012、3年の頃の復興状況を描いているので、あれから15年経った今はもう少し復興は進んでると思われる。
小海線や南阿蘇鉄道高森線ぐらいまでは、路線図を見ながら、楽しめたが、作者が伝えたかったのは、後半の東北の話だろう。
今でも震災のことを思うと心が痛い。
それでも負けずに前を向いてる人たちがいる。
少しだけ出て来た吉里吉里地区の方々も冬の山林火災では大変な想いをしたはず。
私も香澄と同じで、何も出来るようなことはなく、心を馳せることしかないけど、私も香澄と同じくゆっくりだけど、前を向いて進んでいく。
悲しい話も多かったけど、結局旅の途中でなく、家でじっくり読めてよかった話だった。
Posted by ブクログ
ずっと昔に読んだ小説の続き。
あれで完結していたかと思っていたけれど
そういえば最後まで
行方不明の叔父さんの件は解決してなかったな。
でも、この本の最初の2章は
香澄は狂言回し的な役ですね。
「歌う電車」をどこで聴いたのか
思い出したいという老婦人の手助けをしたり
青い蝶を見たいという先輩と旅をしたり。
そういう出会いを経て
本格的に叔父さん探しに移っていく。
大学生活を続ける中で
香澄の気持ちにも変化が起きてきていて
新しい恋に向けて一歩踏み出そうとしてるけど
やはり区切りをつけたいのよね。
今回もメインは東日本でしたが
足跡を追って乗りつぐ旅に鉄分補給。
歌う電車と大船軒のサンドイッチについては
思わず検索かけてしまった。
重い旅の荷物をひとつ下ろして
これからも香澄の鉄旅は続くのでしょう。
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