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小料理屋『おばんざい』の続編。
今回はスピンオフ的な、お店の常連さん達のお話。
自分の過去を閉ざしていた女将さんに、3.4ヶ月に一度 幸せな時間が訪れているのは本当に嬉しかったなぁ。多くの言葉を交わさずとも美味しい料理を通して心を通わせているんだね。
季節感を大切にした美味しそうな料理が今回も多数登場。どれも物凄く愛情を込めて創られているから、美味しい以上の温かさが心に染みわたるんだろうなぁ。
会社やライバル、果てには自分自身に対して苛立っている時には、優しい女将さんと美味しいお酒、温かい料理が並ぶがおばんざい屋で心の平穏を取り戻したいものです。
移転先は我が家の近くでお願いします。
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ばんざい屋シリーズの2冊目です。
おかみさんは、立ち退きをきっかけに新しいスタートを切り、常連客の女性達も自分の道へ巣立っていく。
再生の話に感じました。
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丸の内で“おばんざい”を出す小料理屋「ばんざい屋」を舞台とした連作短編集『ふたたびの虹』の続編。(『ふたたびの虹』は相田翔子主演・『七色のおばんざい』というタイトルで、NHKでドラマ化された)
柴田よしきの作品でもっとも好きな『ふたたびの虹』の続編なので、大きな期待を持って読んだ。ハートウォーミングなヒューマンドラマ。前作同様、とても良かった。
もし読んでみようという方がいたら、ぜひ前作『ふたたびの虹』から読むことをお薦めする。
何より魅力的なのが、「ばんざい屋」で女将が作る料理の描写。こんな料理屋があったら常連客が通いつめるのも道理。女将の細やかな心配りと、客との適度な距離感がさぞ居心地が良いのだろうと、小説の中の客がうらやましくなる。
この雰囲気は北森鴻のビアバー・香菜里屋(『花の下にて春死なむ』など4作の連作短編集の舞台)に似ている。
「ばんざい屋」と「香菜里屋」が実在したら、交互に通いつめるのだが。
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女将の優しさに癒されながら読みました。
出勤時のJRの中で読んでいて思わず涙ぐんだり・・・
心にしみます。
この本の中で一番共感したのは
篠田真由美さんの解説にある
「どこかにないのか、私のばんざい屋は!」
私もそう思いながら読んでた!!!と思い、うれしかったです。
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丸の内のばんざい屋に通ってくるお客さんたちの話。どちらかというと、このお客さんたちが話の主流。女性が仕事を続けるのは大変で、ばんざい屋がそんな彼女たちを癒している。優しい女将、美味しい料理。こんなお店が見つかるといいだろうな。
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女将さんが素敵なばんざい屋シリーズ第二弾。
前作に比べると女将さん自身のことより、やって来るお客さんが中心だったけど、今回もお腹にも心にも染みわたる連作短編集でした。
女将さんのお客さんへの心遣いがとてもいいな。
疲れた気持ちにそっと出されるおばんざい。
肩肘張らずに行けるこんなお店、何処かにないかな。
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ふたたびの虹の続編で魅力的な女将のその後が気になってたから楽しめたましたが、女将自身のストーリーはあまりなくちょっと残念。女将の作る料理や料理に対する思いが伝わって美味しそうで…またまたその後が読めることを期待してます。
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ばんざい屋シリーズの第二弾。
今回はおかみさんではなく、常連女性達の人生模様が描かれています。
ウェット感が強すぎて、爽快さに欠けるかな。単純だけど、もう少し暖かいハッピーさが欲しかったです。
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都会の片隅でひっそりとある『ばんざい屋』。訪れる客の心を癒す・・・
前作を読んでないのですが、これだけでも十分面白かったです。
おかみさんが出す料理がどれもおいしそう!私もそこで癒されたいなぁ・・・
続きも読みたいです!解説にもありましたが、ばんざい屋さんが帰ってきますように・・・私もそう願います!
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都会の片隅で、ひっそりと営まれるばんざい屋。素朴だけれど女将の心のこもったお料理が、今夜も訪れる人たちの心を癒してくれます…
あ~こんなお店があったら、常連になりたいなあ~
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待ちに待ったばんざい屋シリーズ第二弾。期待に違わず楽しく読めた。単なるグルメ本ではなく、働く女性に向ける著者の温かい眼差しが嬉しい。こんなお店、私も行きたいよう!と、普段の食生活を省み思うのであった…。三作目も、待ってます!
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舞台は東京丸の内の片隅の 小料理屋。
そこに集まる人たちの人間模様が
美味しそうな料理の描写と共に描かれていました。
グルメな人には お勧めの一冊でした~
たまには こういう ほっこり系も良いですね。
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前作『ふたたびの虹』よりも、こちらのほうが面白かった。女将さんの事よりも常連客の話が中心だったのも良かったのかもしれない。
黒豆のごはん、黒豆入りのチーズケーキ、大根のステーキ、今回の料理は食べてみたい、作ってみたいものが多かった。
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美味しそうな料理が沢山出てくるお話。それだけじゃないけど(笑)
「転機」を迎えた女が出てくる。
それぞれ事情が異なり、それぞれを違った目線で見ている。人の事情って人それぞれ違うのは、まあそうなんだけど。なんだろう、ライバル視しても見守ってても、そうじゃなくて、もっと先を見据えていても、そう、事情が異なるからね。自分を語ると他人からのと印象が異なるのが不思議。
でもだからと言って、他人から見られてる印象が違うかと言えばそういうわけでもなく、読み手からすると凄くしっくりくるのはこっち。
だからこそ、大袈裟に言えば「事実は奇なり」。
人は自分と、他人という鏡に写した自分と、両方で成ってるのかも。
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前作「ふたたびの虹」の続編。
ばんざい屋にくるお客さんのお話を中心に・・・
アラサーの働く女の人に共感を呼びそうな内容で。
人間って大変で、ひねくれていて、あたたかい。
美味しそうな料理と一緒に
何度も味わえる、そういう小説。
今回はハードワークな女性が登場。
仕事と結婚のなんといっても出産。
仕事も結婚もタイムリミットはゆるい
或いは、人によってはないけれど、
出産はリミットがある。
30代を間近に迎えるときに感じて
その後は多分3年ごとぐらいに
いろいろ思うんだろう。
いや、「思うんですよー」と
職場の子は言っていた。
女将の経験を含んだやさしい振る舞いは
彼女達の癒しだろう。
人を癒す人はそれだけ
深い思いと経験を持ってるってこと。
数じゃなくて深さね。
立ち退きになってしまうのは残念だけど、
前向きな決断だな。
新装開店、楽しみにしています。
できれば、私の心の近くで開店してほしい。
これは、日本酒飲みたくなるね。
まぁ、飲みながら読みましたけどね。